スキーシーズンも終わりに近いこの時期に、
雪も終わってそうな草津に出向いたのには理由があるんです。
それは、長男坊のSAJ(全日本スキー連盟)2級チャレンジの為です。
草津なら近いですし、、、
噴火の影響で空いていましょうから、
前日講習も、少人数でミッチリと出来ると踏んでの事でした。
長男坊の2級への挑戦は、カミさんからの指令です。
遠くない将来、受験がAO入試になるやもしれず、、
その為には、「活動報告書」をニギニギしくしたほうが有利だとの考えです。
珠算の日商検定初段と共に、SAJ2級も堂々と書くのです。
スキーの級ですから、遊びの資格ではありますが、、、
何かを目指して結果に繋げたと言う意味では、
キチンと評価される要素になるとのことですから。
いざ、草津スキースクールに入校です。(↓の写真)
カミさん曰く、、、
前日講習は必須なんですって。
スキーが早く滑れるとかでは合格に繋がりません。
要は、採点基準どおりの滑りでなければ点を貰えませんですもの。
スキーに限らず、試験ってヤツはみんなそうですね。
その為には、試験が行われる現地で、試験官となるコーチに教わるのが重要!
という訳で、、
前日に開催される、2級を目指すヒト用の講習に。
戦友は、長男坊を含めて2名です。(↓の写真)
とは言え、カミさん曰く、、、
「合格するなんて、これっぽっちも思っていない!」
エッ? ぢゃあ、何の為に?
「ホントの挑戦は来シーズン以降。今は、自分の実力を思い知らせる時」
キビシイですね。。
ちなみに、、、我が家の鬼コーチ(カミさん)は、
SAJ1級取得者です。
(更新手続きをしなかった為、資格停止状態ではありますが)
そして、試験当日になりました。
2級へのチャレンジャーは10名。
60台のオヂサマから、推定10歳の女子まで揃いました。
いきなり試験では無く、、、、
午前中は、事前講習が行われました。(↓の写真)
ウマいヒトは、とてつもなくウマいです。
飛びぬけているのは、大学生のモーグラーくん。
ヘタしたら、コーチ(の下っ端のヒト)よりもウマいですって。
なんでも、SAJ1級が出場条件の大会を目指していて、
その為の資格取得なのだそうです。
1級にチャレンジできるのは2級取得者という条件がありますので、
段取り的な2級受験な訳ですね。
ヒルメシを挟んで、いよいよ試験の開始です。
2級の試験項目は
・シュテムターン
・パラレルターン大回り
・パラレルターン小回り
以上の3つ。
300点満点で、210点以上が合格となります。
平均70点が目安ですね。
試験が始まりました!
ひとりひとり滑り、、、3人の試験官がそれぞれ採点します。
午後になって雪質は更に悪くなり、、
ベッチャンベッチャンしていて足を取られます。
頑張れ、長男坊!(↓の写真)
カミさんは「試験に落ちに来た」などとカラクチですが、
合格しちゃうに越した事はありませんですもの。
パラレル(小回り)に挑む長男坊。(↓の写真)
出来てると言えば出来ているような、、、
出来ちゃいないと言えばソレですし、、、
なかなかビミョーではあります。
カミさんの採点は
「う~ん、、、64点」
ダメぢゃん。。
そして、、、結果発表。(↓の写真)
2級の合格者は、、10人中の2人。。。
長男坊は、その中に入れませんでしたが、、
エッ? あのヒトもダメなの?
ってなくらい、厳しい結果となりました。
モーグラーくんは合格。。別格でしたもの。。
パラレルターン(小回り)なのに、ヒザが胸についちゃう滑り、、
さすがモーグラーですね。
長男坊は、3種目いずれも合格点に届きませんでした。。
イヤになって止めちゃうか?
いえいえ、本人はやる気がバンバン出てきたとの事です。
ならばガンバろうぢゃないですか。
カミさんからキッチリと習いたまい。
トォチャンだって応援だけはできますぞよ。
でも、ホントに合格できるのかしらん。
だって、、、
どシロートのワタクシなりの感想なのですが、、
「おっ! このヒトは(課題が)キチンとできている!」
そのように思えた人はことごとく不合格。
無難にコナした(ように見えた)60台オヂサマも10歳女児も、みぃんなダメでした。
合格できたのは
「エ~? このヒト、シロートぢゃないでしょ?」
レベルの人だけなんですもの。
果たして我が長男坊が、ソコまで辿り着けましょうか。。
【その4】ゲレ食2日目は、天狗山ロッジで洋風プレートに戻る
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草津名物、アメコミ温泉?(ホテルニュー紅葉・群馬県草津町)
Excerpt: 長男坊のバッヂテストの為に草津国際スキー場に出向いた際、、、、 当然ながら温泉も楽しんできました。 天下の名湯・草津温泉ですから、海外からのお客さんも多く、、、、 お風呂の注意書きもインターナショナル..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2018-04-08 06:52
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この記事へのコメント
アジア飯好きBK
母ちゃんが一級所持とのことで素人の私が書き込むのもなんですが、初心者の人は「ターンは連続していないとスムースにいかない、次のターンは今のターンの余力のある間に何らかの動作をしないと曲がれない」ことを理解できていないためにたまたまうまく曲がれても気を抜いて次のターンにつながらなく曲がれません。
一枚の写真だけではわからないのですが小回りパラレルなら上体というか視線は最終的な進行方向を見ているのが当たり前なのにストックを引きずり気味で上体の姿勢が安定していないみたいですね。エッジングとエッジのスムースな切り替え、切り替えるためのテクニックは数をこなすかテストのための練習をしないといけないでしょうね。
私の持論ですが「人が歩いたり走ったり無意識にできるのと同じくらいスキーに乗っていればいいのですが現実にはそれなりに練習しないとスキーはうまく滑れない」です。
あとは上級者の人の後ろを付いて滑るとテクニックやライン取り等学ぶことが多く上達が早くなります。
おぎひま
ご察しのとおり、長男坊は「小回り」になっていません。。
本人はやる気満々みたいですので、
あせらずジックリ上達すればと思いつつ、、
AO入試に使うなら、あまりゆっくり出来ませんね。。