昌平橋通りから神田明神に参拝しようとすると、、
目の前にデーンと迫るのが、男坂の階段です。
段数は68段。高低差は12m。
傾斜は29度なのだそうです。
適度な運動には、丁度イイかもしれませんね。
男坂の場所は、こんな感じです。(↓の写真)
中央付近の「明神男坂」とあるのがソレですね。
ふと目をやると、、、
おおっ! 女坂もあるぢゃないですか!
男があるなら女もあってフシギではないものの、、
神田明神の女坂の存在は、知りませんでした。
さっそく出向いてみると、、、、、
ココが女坂。(↓の写真)
コチラは75段。
男坂よりも狭く、階段は急に思えます。
フツーなら、キツいのが男坂、楽なのが女坂ですよね。
虎ノ門の愛宕山の階段もそうでしたし、
丹沢の大山の女坂だって同様でした。
女性のほうがキツいとは、、、我が家みたいですな。。
上から見下ろす女坂は、こんな感じです。(↓の写真)
やっぱりコッチのほうがキツいですよ。
同様に、男坂をテッペンから見下ろしてみましょう。(↓の写真)
ね、ね、ね、コッチのほうがラクチンそうでしょ?
しかし、フシギな事に、、、
現地に、女坂の名を示すモノが全く無いんです。
Googleの地図や千代田区の観光協会のサイトには
キチンとその名が明記されているのに、なぜでしょうか。
神田明神の境内案内図を見ると、、、、(↓の写真)
明記されているのは男坂だけで、女坂の事は書かれていないんです。
そもそも女坂は、、、神田明神の境内ではないのですな。
ややややや!
その案内板の説明書きに「旧女坂」の文字が!(↓の写真)
裏参道の階段が、ソレに該当するみたいです。
ううむ、これは、、、どういう事でしょうか。
コレが裏参道。(↓の写真)
神田明神の北端に当たります。
確かに、男坂よりも勾配がユルいです。
途中に踊り場もありまして、これはラクチン。(↓の写真)
まさに女坂ですよ。うんうん。
でも、、、、「旧」がつく身。。。
元カノなのか、元妻なのか、、
今はそのような立場の坂なのです。
では、今の女坂が「本妻」なのかと言いますと、、、、
案内板に無い、、、要は籍に入っていない訳ですから、
言わば「内縁の妻」といったところでしょう。
少し調べてみると、、、
今の女坂の場所には、もともと女坂と呼ばれる坂があったんですって。
やがて、それは廃道になったのですが、、
後に同じ場所に階段が再建され、それが現在の女坂。
なるほど、、本妻の後に入り込んだ愛人なのですか。
しかし、この男坂も節操が無いですな。
同じ敷地内に元妻(裏参道)がいて、亡き妻(最初の女坂)が居た場所に愛人(現・女坂)を囲い、、
入籍はしていないけれど、世間さま(区のサイトなど)からは妻とみなされている。。
そんなところでしょう。
なかなかフクザツな存在ですよ、この女坂は。
女坂の中腹、、、、と言うよりも上に近いですが、、、
ソコにホテルがありました。
「坂のホテル トレティオお茶の水」です。(↑の写真)
看板のデザインにも、女坂を取り入れているのですね。
女坂側の入り口は寂しげで、まるでラブホみたいですが、、
そうではありませんので、お間違いなく。
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