民宿「磯乃屋」と、マジメな焼尻郷土館【2017北海道・11】(北海道羽幌町)

我が家が焼尻島に上陸したのは13:50でした。

繁忙期ダイヤの時刻ですから、通常期とはズレがあります。

翌日の同じ便で島を離れますので、滞在時間はまるまる24時間ですね。

「なんだか銀河鉄道999みたいだぁ!」

などと長男坊がコーフンしていますが、

ワタクシには意味が判りません。。

画像

上陸後、島をクルマで1周し、、、

ビミョーに残った時間で郷土資料館を見学!

なんて展開が効率的だったのですが、、、、

まだ雨が止む前の天売島で、クツがズブ濡れ。。

資料館の展示室は座敷らしく、そんな足での入場はメイワクですもんね。

なので見学は翌朝にし、宿に向かった次第です。(↓の写真)

画像

焼尻島の宿泊施設は4軒。

旅館・民宿が3軒で、ドリトミー(格安相部屋)型が1軒です。

我が家は、るるぶで予約した「旅館 磯乃屋」にお世話になりました。(↑の写真)

島内で通年営業しているのは、コチラと小田民宿の2軒だけです。

今回の旅行は徒歩宿や民宿を渡り歩いたものですから、

あまり、お風呂には恵まれませんでした。

温泉にも巡り合えませんでしたし、ユニットバス+α的なサイズの浴槽ばかり。

まあ、ゼイタクは言いません。

離島の旅ですから、湯船があるだけアリガタいですって。

沖縄だと、シャワーだけって宿も多いですもんね。

コチラ磯乃屋だけは例外で、、

唯一、お湯につかって足が伸ばせました。(↓の写真)

ああシヤワセ。

画像

バンメシは、こんな感じです。(↓の写真)

天売島・栄丸の海鮮バーベキューに比べればオトナシ目ながら、、

これまたリッパなゴチソウですよ。

エビ、カニ、イカ、タコ、、それらがアタリマエのように並んでるんです。

ああ、酒が進む、、、、、シヤワセシヤワセ。

なお、1000円追加で、サフォーク羊が出てくるそうです。

焼尻の羊は、大変に貴重なのだそうですよ。

広大な牧場に見えても、小さな島なので羊の総数は500頭。

出荷できる頭数は、年間で200頭ほど。

なので、島民ですら、めったに食べられないんですって。

画像

マナムスメの分は、コチラでも子供仕様です。(↓の写真)

オトナと同量では食べ切れませんから、コレでイイんです。

出されたモノは、とにかく残さないのが我が家のオキテですから。

で、、内容的には、、、

エビカニ類が姿を消し、代りにハンバーグ状のモノがありました。

ううむ。カニが消えたのは寂しいですね。

画像

部屋に戻ってビックリしたのは、、、

なんと、テレビがブラウン管なのです。(↓の写真)

焼尻島は、地デジ化していない?

ま、まさか、そんな事はないですよね。

何かしらの変換機を使っているのだと思われます。

いずれにしても、、、、

天売郷土資料館級のテレビだったんです。

画像

一夜明け、、、、

アサメシは、こんな感じです。(↓の写真)

まあ、清く正しい民宿のラインナップですね。

玉子は目玉焼き仕様、、、、

コレは意見が分かれるところでしょう。

ワタクシですか?

納豆+生玉子かしらん。。

画像

コドモ用の朝ご飯はコチラ。(↓の写真)

オトナ用と殆ど同じですね。

玉子はやっぱり目玉焼き。

カノジョの場合、納豆と生玉子だったら、、、、

玉子だけ食べて、納豆は100%お残しですね。

カラダにイイのに。。

画像

メシを食べたら、、、さっそく焼尻郷土館へ。

宿からは、オサンポ級の距離にありました。

キチンと保存されている、古風な建物、、、(↓の写真)

レンタル屋の2階にあった、天売の郷土資料館とは風格が違いますって。

画像

正式名称は「羽幌町焼尻郷土館(旧小納家)」。

北海道の有形文化財に指定されている模様です。(↓の写真)

小納家とは、北前船で大儲けした後、加賀から移住してきた島の名士で、

この地で網元、商店、郵便局まで営んでいたそうです。

建物は明治33年の建造で、今ではそのまま郷土館として開放されているとの事です。

画像

展示されているのは、当時(明治~昭和初期あたり?)に使われていたモノ。

それがそのまま当時の建物に、いまだに使われているがごとく配置されているんです。

このあたり、方向性がキッチリとしてますね。ポリシーがありますね。

クド゙いですけれど、天売郷土資料館との比較です。

アチラはお笑い系ですもんね。ププププププ。

画像

残念ながら館内撮影禁止とありまして、、、、

その構造、展示物をお伝えする事が出来ません。

なので、、、「館外」から撮った写真、(↑↓の写真)

それで雰囲気をお察しくださいませ。

なお、10月~4月末までは閉館となります。

画像

何度も何度も比べちゃって申し訳ないものの、、、

天売の郷土資料館とは大違い。

本格的でマジメです。

ちなみに、天売は300円、コチラは310円。

10円分が内容の違いでしょうか。ププププ。

しかし、、、、

マナムスメにとっては、意味不明な天売資料館のほうが興味を惹かれ、、、

コチラは、あまり面白く無かった模様です。

コドモってヤツは、そんなイキモノですもんね。

やれやれ。

画像

磯乃屋 公式サイト:


焼尻郷土館(北海道文化財DB)




この記事へのコメント


この記事へのトラックバック

焼尻島・離島の密林、、、奇木めぐり【2017北海道・12】(北海道羽幌町)
Excerpt: 焼尻島は、森の島でもあります。 オンコ、、、、本土ではイチイと呼ばれる山岳地帯に分布する木ですが、 コチラでは、海岸近くにも群生したりしています。 他には、ホオノキ、ナラ、、、 それらが作る密林の中に..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-08-31 06:12

北海道みやげ、、、道北(天売・焼尻) VS 道東(釧路・根室)
Excerpt: 夏休みの天売・焼尻遠征、、、、 9月アタマの道東出張、、、 立て続けに出向いた北海道のオミヤゲ、、 もちろん堪能しましたですよ。 特に、道東は強行な日帰りだっただけに、、、 オウチに帰ってから北海道を..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-09-19 05:33

  • ↓をクリックしていただけると、勘違いしてハリキってしまうかもしれません。。。
    にほんブログ村 旅行ブログへ
    にほんブログ村