天売島の最終日、、、と言っても上陸2日目ですが。
島を一周する観光船(漁船)が天気の様子見となり、
宿で口をあけて待っているのもナニですから、
小雨の中、観光に出る事にしました。
行先は、前日に見残していた天売島灯台です。
まずは港側から灯台に至る道を探したのですが、
それらしき階段はあるものの、、、
地元の人に聞いても、アプローチが見当たりません。
なので、南側の林道からの道を選びました。
エゾスカシユリが群生し、なかなか心地よい道ですね。
ちなみに階段ルートは、、ヤブに道が隠されていた模様で、
激しいヤブコギが必要だったみたいです。
灯台から、少しヤブコギをして先に進み、海側を見下ろすと、、、
ややややや!
海岸に打ち上げられた船を発見!(↓の写真)
思いのほか、デカい船ですよ。
ま、まさか、発生したばかりの海難事故でしょうか。
海上保安庁が発行した資料によりますと、、
これは「第一七宝丸」という30トンクラスの漁船です。
「ロシアに売却され、曳舟されてロシアに移動中、荒天の為に漂流し、座礁」
とありました。
平成16年、10月24日の出来事ですから、もう13年も前ですよ。
所有者に船の撤去を要求してるそうですが、、、
ココに転がっていると言う事は、応じてもらえないみたいですね。
灯台を後にし、海岸側から七宝丸に迫ってみました。(↓の写真)
島の北東端、ゴメ岬のすぐ近くです。
全長24mの船ですから、間近で見ると迫力満点ですって。
左舷側が激しく損傷しているのは、
並に打ち上げられてくる物体によって破壊されたのでしょうね。
なんともウスラ寒い光景です。
このまま朽ち果てていくのを待つしかないのでしょうか。
ゴメ岬の灯台は、陸から離れたところにありました。(↓の写真)
我らがクルーズ漁船・栄丸が岬の沖を大きく迂回したのは、
このあたりは座礁のキケン地帯だからなのかもしれません。
天候も回復し、どうにか漁船クルーズも決行されました。
船から降りたら、ヒルメシを食べねばなりません。
我が家にとって、ソレが天売島での最終アクティビティーになります。
出向いたのは、「めし処 漁師の店 海友丸」。
場所は天売郷土資料館の隣り。
我が家にとっては、島で営業する3軒のヒルメシ処のうち、
パブハウスB-PORTに続く2軒目になります。
メニューは、、、
ラーメン、カレー、ドンブリ、、そんな感じながら、、
場所が場所ですから、ひととおり海鮮系がありました。(↓の写真)
海鮮ラーメン、海鮮カレー、、
値段は、観光地価格です。
本格的な海鮮モノとしては、、
海鮮丼、赤ガレイ天丼、たらこ丼、、(↓の写真)
たらこ丼ってのは
「真ダラの卵を醤油漬けにした丼」
とありました。
ごくり。。
まだまだあります。
コチラは高級海鮮系。(↓の写真)
うに三昧、メジマグロ丼、うに丼、三食丼、生ちらし、、
もはや、千円札2枚でも足りないモノばかりですよ。
メニューを眺めるだけで、目の保養にさせて頂きます。。
マナムスメは「醤油ラーメン」800円。(↓の写真)
全く想像通りの注文ですね。
ご当地もヘッタクレもありません。
カノジョのポリシーは、、食べたいモノを食べるのみ。
空気は吸うものであって、読むものではないんですって。
カミさんと長男坊は、、「海鮮塩ラーメン」1000円。(↓の写真)
ご当地的なモノと経済的なモノで歩み寄りましたね。
エビ、ホタテ、ワカメ、、、間違いなく海鮮ですよ。
天売のウリであるウニの姿は無いものの、、、
そういう事を言い出せば、千円札の枚数が増えるばかりですもんね。。
ワタクシは、「赤ガレイ天丼」1100円。(↓の写真)
1人でゼイタク?
違いますよ、ソレは。
コレは海鮮系の中では第2グループに所属してまして、
海鮮塩ラーメンとは、わずか100円違いぢゃないですか。
タ、タコだってついているんですよ。
物量的には少しばかりナニながら、、、
どうせ、バンメシでタラフク食わされることになりましょうから、
イブクロに余力を残しといたほうがイイんです。
我らがおろろん2が入港してきました。(↓の写真)
これで天売島とはお別れ。
およそ30分足らずの航海を経て、
そのまま焼尻島に向かいます。
下船したクルマは1台だけで、、
あとは、フォークリフトが荷卸しをしていました。(↓の写真)
まるでLOLO船みたいですね。
このフォークリフト自体もフェリーが積載して来ましたので、
ちょっとソレとは違いましょう。
とにかく、乗船しましょうか。
乗船時、運転手以外は徒歩で乗船する仕組みでした。
カミさんと二人たちは先に乗船し、、
トォチャンは一人で、ココでもバックでの乗船となりました。
車輌甲板は、我が家の軽自動車とフォークリフトだけ。
他のクルマはいませんでした。
とにかく、、、
天売島、さようなら。
次なる島、焼尻では、、果たして何が待っていましょうか。
めし処 漁師の店 海友丸 店舗情報:
https://ramendb.supleks.jp/s/102749.html
【その8】漁船クルーズ、、、栄丸で天売島1周!に戻る
【その10】洋上のアルムの森、、、焼尻島に続く
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洋上のアルムの森、、、焼尻島【2017北海道・10】(北海道羽幌町)
Excerpt: 天売島から焼尻島へ。 距離にして4km、、フェリーで25分。 パッと見は、双子のようにソックリな両島でありますが、 思った以上に、それぞれ個性があるんですね。 それでは、焼尻島を満喫しましょうか。
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-08-29 05:19
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