さらば天売島! シメは座礁船と海鮮塩ラーメン【2017北海道・9】(北海道羽幌町)

天売島の最終日、、、と言っても上陸2日目ですが。

島を一周する観光船(漁船)が天気の様子見となり、

宿で口をあけて待っているのもナニですから、

小雨の中、観光に出る事にしました。

行先は、前日に見残していた天売島灯台です。

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まずは港側から灯台に至る道を探したのですが、

それらしき階段はあるものの、、、

地元の人に聞いても、アプローチが見当たりません。

なので、南側の林道からの道を選びました。

エゾスカシユリが群生し、なかなか心地よい道ですね。

ちなみに階段ルートは、、ヤブに道が隠されていた模様で、

激しいヤブコギが必要だったみたいです。

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灯台から、少しヤブコギをして先に進み、海側を見下ろすと、、、

ややややや!

海岸に打ち上げられた船を発見!(↓の写真)

思いのほか、デカい船ですよ。

ま、まさか、発生したばかりの海難事故でしょうか。

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海上保安庁が発行した資料によりますと、、

これは「第一七宝丸」という30トンクラスの漁船です。

「ロシアに売却され、曳舟されてロシアに移動中、荒天の為に漂流し、座礁」

とありました。

平成16年、10月24日の出来事ですから、もう13年も前ですよ。

所有者に船の撤去を要求してるそうですが、、、

ココに転がっていると言う事は、応じてもらえないみたいですね。

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灯台を後にし、海岸側から七宝丸に迫ってみました。(↓の写真)

島の北東端、ゴメ岬のすぐ近くです。

全長24mの船ですから、間近で見ると迫力満点ですって。

左舷側が激しく損傷しているのは、

並に打ち上げられてくる物体によって破壊されたのでしょうね。

なんともウスラ寒い光景です。

このまま朽ち果てていくのを待つしかないのでしょうか。

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ゴメ岬の灯台は、陸から離れたところにありました。(↓の写真)

我らがクルーズ漁船・栄丸が岬の沖を大きく迂回したのは、

このあたりは座礁のキケン地帯だからなのかもしれません。

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天候も回復し、どうにか漁船クルーズも決行されました。

船から降りたら、ヒルメシを食べねばなりません。

我が家にとって、ソレが天売島での最終アクティビティーになります。

出向いたのは、「めし処 漁師の店 海友丸」。

場所は天売郷土資料館の隣り。

我が家にとっては、島で営業する3軒のヒルメシ処のうち、

パブハウスB-PORTに続く2軒目になります。

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メニューは、、、

ラーメン、カレー、ドンブリ、、そんな感じながら、、

場所が場所ですから、ひととおり海鮮系がありました。(↓の写真)

海鮮ラーメン、海鮮カレー、、

値段は、観光地価格です。

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本格的な海鮮モノとしては、、

海鮮丼、赤ガレイ天丼、たらこ丼、、(↓の写真)

たらこ丼ってのは

「真ダラの卵を醤油漬けにした丼」

とありました。

ごくり。。

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まだまだあります。

コチラは高級海鮮系。(↓の写真)

うに三昧、メジマグロ丼、うに丼、三食丼、生ちらし、、

もはや、千円札2枚でも足りないモノばかりですよ。

メニューを眺めるだけで、目の保養にさせて頂きます。。

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マナムスメは「醤油ラーメン」800円。(↓の写真)

全く想像通りの注文ですね。

ご当地もヘッタクレもありません。

カノジョのポリシーは、、食べたいモノを食べるのみ。

空気は吸うものであって、読むものではないんですって。

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カミさんと長男坊は、、「海鮮塩ラーメン」1000円。(↓の写真)

ご当地的なモノと経済的なモノで歩み寄りましたね。

エビ、ホタテ、ワカメ、、、間違いなく海鮮ですよ。

天売のウリであるウニの姿は無いものの、、、

そういう事を言い出せば、千円札の枚数が増えるばかりですもんね。。

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ワタクシは、「赤ガレイ天丼」1100円。(↓の写真)

1人でゼイタク?

違いますよ、ソレは。

コレは海鮮系の中では第2グループに所属してまして、

海鮮塩ラーメンとは、わずか100円違いぢゃないですか。

タ、タコだってついているんですよ。

物量的には少しばかりナニながら、、、

どうせ、バンメシでタラフク食わされることになりましょうから、

イブクロに余力を残しといたほうがイイんです。

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我らがおろろん2が入港してきました。(↓の写真)

これで天売島とはお別れ。

およそ30分足らずの航海を経て、

そのまま焼尻島に向かいます。

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下船したクルマは1台だけで、、

あとは、フォークリフトが荷卸しをしていました。(↓の写真)

まるでLOLO船みたいですね。

このフォークリフト自体もフェリーが積載して来ましたので、

ちょっとソレとは違いましょう。

とにかく、乗船しましょうか。

乗船時、運転手以外は徒歩で乗船する仕組みでした。

カミさんと二人たちは先に乗船し、、

トォチャンは一人で、ココでもバックでの乗船となりました。

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車輌甲板は、我が家の軽自動車とフォークリフトだけ。

他のクルマはいませんでした。

とにかく、、、

天売島、さようなら。

次なる島、焼尻では、、果たして何が待っていましょうか。

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めし処 漁師の店 海友丸 店舗情報:




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洋上のアルムの森、、、焼尻島【2017北海道・10】(北海道羽幌町)
Excerpt: 天売島から焼尻島へ。 距離にして4km、、フェリーで25分。 パッと見は、双子のようにソックリな両島でありますが、 思った以上に、それぞれ個性があるんですね。 それでは、焼尻島を満喫しましょうか。
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-08-29 05:19

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