天売島・海鳥の楽園は断崖絶壁【2017北海道・6】(北海道羽幌町)

いよいよ、本格的な天売島観光に出発しました。
上陸以来、天気は雨、、、、
徒歩やレンタサイクルの人々にはキツすぎですね。
我が家はクルマなので、かなぁりマシですが。
それでも、外に出ねばなりません。
車窓見学だけでは、15分で観光が終わってしまいますもの。
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島の観光地図は、こんな感じです。(↓の写真)
周遊する道路は、1周12Km。
島の西側の道は急坂の連続ですので、
チャリの場合は相当な覚悟が必要ですよ。
電動アシスト付きのレンタチャリもある模様です。
西端の赤岩展望台から観音崎展望台あたりまで、夏場は東行きの一方通行になります。
なので、我が家も時計回りでいきましょう。
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ここが赤岩展望台。
赤岩埼灯台の前の駐車場(一番↑の写真)から金属階段を歩けば、
すぐに展望台に到着します。(↓の写真)
高い崖の上にムリヤリ作られた感がアリアリで、迫力満点ですよ。
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ココから見下ろす断崖絶壁が、海鳥達の繁殖地になるそうです。
繁殖期は6~7月頃だそうで、すでにソレは終っていました。
ウッフゥンな光景も、怒涛の子育ての姿も無く、、、
静かなものです。
眼下で尖がっているのが、展望台の名前にもなっている赤岩です。
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通路脇には穴の大群、、、
コレがウトウの巣穴なんですって。(↓の写真)
ウトウは30万ツガイが生息しているそうですから、
この穴も、それだけある事になりましょう。
一つ一つにウトウのヒナがいると思うと、、、
繁殖期に来れば、すんごい光景が見られるかもしれません。
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千鳥ヶ浦園地というところにクルマを停め、、、
海鳥観察舎に向かいました。(↓の写真)
絶壁の上に小屋が設けられ、ソコから鳥を観察する仕組みですね。
このあたりが島の最高峰になる模様で、
標高は184.5mだそうです。
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ココが海鳥観察舎。アリガタい事に屋根があります。(↓の写真)
我が家が赤岩展望台に向かう道を走っている時、、、
徒歩で展望台に向かう、5人ほどの若者グループを追い抜いたんです。
傘はさしていたものの、靴も足もズブ濡れだったに違いありません。
彼ら彼女らは弁当が入っているらしいコンビニ袋を手にしていましたが、
この天候ですから、ソレを食べる場所も無いでしょうに。
なんともフビンでたまらなかったんです。
屋根のあるココまでくれば、キモチよく乾いた場所で食べられる、、、
などと、他人事ながらも安心したのですが、、
結局、彼ら彼女らはココに立ち寄らず、まっすぐ街に戻る事を選択したんですね。
帰り道で追いついたので、ソレが判った次第です。
ナイスな選択ですよ、ソレは。
ズブ濡れで冷えまくれば、ヨロシくない事に繋がりましょう。
観光も、ムリは禁物です。
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小屋の中には望遠鏡が設置されていまして、、、(↓の写真)
アリガタい事に、無料です!
そのお気持ちに応えるべく、
これはイヤってほど鳥を観ねばなりませんね。
よぉしっ ゲップが出るほど見ましょうぞ!
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ガスってますぅぅぅぅ。。(↓の写真)
それに、繁殖期も終わってますから、
カモメくらいしか見当たりませぇぇぇぇん。
で、でも、、、、
断崖絶壁や珍岩・奇岩のタグイは、キッチリと堪能させて頂きました。
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もっと気合を入れましょう。
目を凝らして、望遠鏡のレンズで断崖をなぞると、、、
ややややや、ペンギンチックな鳥の姿!(↓の写真)
あれはオロロン鳥にマチガイありません。
しかも、10羽ぐらいいるぢゃないですか。
全部で十数羽しかいないハズなのに、その大半が集まっちゃったんですか?
たぶん、、、
コレはデコイ(作り物)でしょう。
安全な繁殖場所である事を鳥にアピールする為、デコイを置くのはよくある事だそうで、
コチラにもソレが行われているそうですから。
それでも、フンイキを味わえただけでも良かったです。
ありがとう! ピクリとも動かないオロロン鳥!
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クルマと徒歩で移動しまして、、、
ココは観音崎展望台です。(↓の写真)
正面奥に霞んで見えるのが、海鳥観察舎の下の崖あたり。
女郎子岩、カブト岩といった奇岩がバッチリと見えているハズです。
カブト岩は、かつてオロロン鳥の繁殖地だったそうですが、
今では彼らはソコから追いやられてしまったそうです。
少数派の悲しさですね。。
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観音崎から駐車場に戻る途中、、、
目の前に、焼尻島が見えました。(↓の写真)
おおっ! 居てくれたか!
明日はソッチに行くからねぇ!
などとカンゲキしてみたものの、、
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天気さえ悪く無ければ、いつだってアタリマエのように顔を合わせられる、、、
そういう関係である事は、翌日に思い知りました。
二つの島の間隔は、わずか4Kmばかりです。
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【その5】パブハウスB-PORTで海鮮イタリアンに戻る
【その7】漁師の宿・栄丸、海鮮網焼きで食い倒れに続く

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