フェリー「おろろん2」で、天売・焼尻へ!【2017北海道・3】(北海道羽幌町)

雨の羽幌フェリーターミナル。。
我が家を天売焼尻に運んでくれるタノモシきフェリーの姿がありました。
その名も「おろろん2」。
前日に走り抜けたオロロンラインと同様、オロロン鳥からのネーミングですね。
その容姿から、空飛ぶペンギンとも言われる鳥でして、、、
羽幌町のゆるキャラ「オロ坊」のモデルでもあります。
まずは天売島まで、オロ坊に会いに行きましょうか。
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おろろん2は、500トン足らずの小さなフェリーです。
トン数で言いますと、北海道・大洗航路「さんふらわー」の1/30程度。。
我が家と馴染みがある船では、ゆり丸と同じくらいです。
クルマは10台乗せたらいっぱいいっぱいでしょうね。
車輌甲板の出入り口は1箇所しかなく、
クルマはバックで乗船する事になります。(↓の写真)
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2等船室は、こんな感じです。(↓の写真)
いわゆる雑魚寝部屋で、車両甲板がある階と、その一つ上の階にありました。
なかなか混雑していまして、我が家は場所取り負け。。
家族4人で寝転ぶ席を確保できませんでした。
どうしましょ。。
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やややや!
3つ目の2等室がある模様です。
「2等室下客室」、、、
なんだか、下(げ)の客室とも読めますが、、(↓の写真)
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こ、これわ!
車両甲板よりも下の階に、その部屋はありました。
船底ですから窓の一つも無く、まさにドレイ船室ですね。
これぞ「下(げ)の船室」納得しちゃいましたですとも。
揺れたら船酔いマチガイ無しでしょう。
そのかわり、、他に誰もいません。(↓の写真)
我が家で独占させていただきましょう。
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1等室は操舵室と同じ階にありまして、イス席です。(↓の写真)
夏場の運賃で天売までの場合、2等1700円に対して1等は3000円。
おおよそ8割増しの豪華さですよ。
ちなみに、誰も利用していませんでした。。
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各部屋の場所を整理しますと、、
テッペンの甲板に、操舵室と1等室。
外は、オープンデッキになっています。(↓の写真)

次の甲板のメインは2等室。
正式名称は「船楼甲板客室」と言うのですね。
船尾側の大半は、階下の車両甲板の吹き抜けになっています。
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その下が車両甲板です。(↓の写真)
コチラの2等室は「上甲板客室」。
とりあえず窓がある部屋です。
「食堂」とありますが、どうやらこれは船員用でしょうか。
営業の実態はありません。
船内には売店もありませんので、ご注意を。

最下層が、モンダイのドレイ部屋。
「上甲板下客室」とありました。
実際には下(げ)の客室ではなく、下(した)の客室なのでしょうけれど、
この階の大半は機関室になります。
徳川機関長がオワシマシますでしょうか。
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そうこうしているうちに、出航です。
さらば!羽幌フェリーターミナル。(↓の写真)
4年前にコチラに移転&新築されたばかりですのでコギレイですね。
旅立つ船は、、、おろろん2。
焼尻島までは、およそ1時間。
ソコから天売島まで、更に25分の航海となります。
高速船「さんらいなぁ2」ならば、それぞれ35分、15分で着きます。
運賃はどちらも同じですので、、、
クルマやバイク無しならば、高速船のほうが得だと思います。
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天気が良ければ、羽幌を出た途端に焼尻と天売が重なって見えるのですが、、
この日は、とりあえず焼尻島だけが見えてきました。(↓の写真)
面積は5.21km2で、千代田区の半分足らず。
ライバルの天売島よりも、ビミョーに小さいです。
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焼尻島に接近しました。(↓の写真)
この航路は、季節によって便数が大きく変わります。
冬場(10月~GW直前まで)はフェリーが1日1往復するのみ。
GWなどの多客期は、フェリーと高速船が2往復ずつ。
夏のハイシーズンは高速船が1便増えて3往復となり、
お盆の時には、フェリーも増えて3往復ずつになります。
お出かけの際は、ご確認くださいませ。
羽幌沿岸フェリー 公式サイト:
http://www.haboro-enkai.com/
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焼尻島を後にし、ぼんやりと天売島が見えてきました。(↓の写真)
ホントはクッキリと見えるハズながら、、、天気が悪いので仕方ありません。
雨にも負けず、もちろん我が家は2島とも上陸するツモリですが、
先に上陸する島として天売島を選んだのは、、テキトーです。
深い意味はありません。
結果的には、それが幸いな結果、、、いや、マシな結果となりました。
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見た目はソックリな、双子のような天売島と焼尻島。
実は、、、それぞれに個性がある事は、上陸後に思い知らされました。
この2島、〇〇諸島とか△△諸島とか××群島とか、、
そういう括りの名前は存在せず、、、
そのまんま「天売焼尻」と称されるのが一般的ですね。
バドミントンのダブルス風に呼べば「天焼」、もしくは「天尻」になりましょう。
一歩マチガエると「焼売(しゅうまい)」になってしまうのはご愛嬌です。
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【その2】羽幌「吉里吉里」ライダー名鑑と、沿岸萌えっ子に戻る
【その4】雨の天売島、、、爆笑!郷土資料館に続く

この記事へのコメント

  • bo

    数年前に天売に渡りましたが悪天候と時化で船が揺れに揺れ、
    同行者は二度と行かんといわれました。
    イイトコロなのですが。。。
    フェリーターミナル移転してたんですね。
    2017年08月20日 11:02
  • おぎひま

    小さな船なので、たぶんスタビラーザーがついていないのでしょう。
    今回は、行きも帰りもベタナギで助かりました。
    2017年08月20日 18:29

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