房総のマッターホルン、伊予ヶ岳。
東京タワー程度の標高の山ながら、それなりに迫力はありますよ。
頂上直下に連続する鎖場の数々、、
ソレを登攀すべく、真夏にチャレンジした我が家。。
暑い、そして熱いヒトトキでした。
伊予ヶ岳の山頂部は、こんな感じです。(↑の写真)
ね、ね、ね、マッターホルン、、、ではないにしろ、
優しいキモチで見れば、雰囲気ぐらいは感じられましょうよ。
バックに見える双耳峰は、里見八犬伝の舞台・富山です。
で、伊予ヶ岳のおさらいですが、、
六地蔵登山口にあった看板で説明しますと、(↓の写真)
「休憩所」とある展望台までは登山道を歩くハイキング。
そこから山頂へは急峻なロープ場の連続です。
実は伊予ヶ岳も双耳峰でして、、、
マッターホルンの南峰、そして三角点のある北峰と続きます。
ロープ場に挑むマナムスメ。(↓の写真)
展望台まで「あつい」だの何だのモンクばかり言ってたカノジョですが、
大好きなこういう場所では元気一杯なんですよ。
いつもの事ですね。。
難易度は決して高く無いですよ。
我が家もチャレンジした乾徳山の鎖場と比べたら、イメージ的には幼児向けですね。
(ホントの幼児にはムツカシいですが)
ロッククライミング気分の満喫が目的ならば、
来ないほうが良いと思います。
それでも、そこそこの登り応えはありまして、、
連続するロープ場・ガレ場だけで高低差70mはあると思われます。
ソレをイッキにコナす訳ですから、相応の体力は必要ですぞよ。
登りきったところが、南峰の山頂です。(↓の写真)
標高336.6mのカンバンがあるものの、、
それは三角点のある北峰の数字です。
コチラ南峰は、六地蔵登山口にあった看板によれば330.4m。
マナムスメ一人分くらい、北峰よりも低い事になります。
北峰>東京タワー>南峰
という並び順ですな。
【時刻は11:35 展望台より0:15】
断崖絶壁の山頂ですから、、真下を見るとメマイがしそうですよ。(↓の写真)
同じ房総の鋸山の地獄のぞきよりも高低差はありますもの。
感覚的には、、、
スカイツリーの展望台から下界を眺めるのと同じくらいぢゃないですか?
山頂には人が1人しか立てないと言われる伊予ヶ岳です。
でも、すぐ下にはテーブルもある空間がありまして、、
ユッタリ過ごせるのがイイですね。(↓の写真)
お弁当を食べるにもバッチリです。
我が家はメシは下山後の予定なので、、
とりあえずは休憩だけです。
激しくかいた汗を拭いているうちに、、、
ナゾの伊予星人に化身する2人たち。。(↓の写真)
しみじみとアフォです。。
そんな事をしているのならば、、、
早く北峰に行きましょう。(↓の写真)
三角点があるのは、ソチラなんですから。
北峰の山頂への道は、1つ2つの無名ピークを越え、、
最後には、ロープ場が1つありました。(↓の写真)
で、ココが北峰山頂。(↓の写真)
三角点の上に立つマナムスメ。
ココこそ、標高336.6mの地点です。
【時刻は12:00 南峰より0:10】
南峰程ではありませんが、、
北峰の山頂から地上を見ても、絶壁感はアリアリです。(↓の写真)
コチラの場合は真っ逆さまには落ちませんでしょうけれど、
麓までイッキに転がり落ちるのはマチガイなさそうです。
北峰から眺めた南峰は、こんな感じです。(↓の写真)
房総のマッターホルンの姿を、十分ご鑑賞くださいませ。
逆に、南峰かた眺めた北峰は、こうなります。(↓の写真)
登山口の平群天神社あたりからですと、
完全に南峰の陰に入ってしまい、その姿は見えません。
帰路はピストンになりますので、
今度はロープ場地帯をひたすら下る事になります。(↓の写真)
登る時よりも注意が必要ですぞよ。
富山分岐では富山への道を選び、六地蔵登山口に降りてみました。
深い意味はありません。
手持ちの地図がソレを薦めていただけです。
往路と特に変わる事無く、、、無事に県道に出ました。(↓の写真)
【時刻は13:10 北峰より0:50】
六地蔵登山口から県道を20分ほど歩き、、、
出発点、そしてゴールの平群天神社へ。
途中、伊予ヶ岳がよぉぉぉく見えました。(↓の写真)
ちったぁカッコいい山容ではあるものの、、、
やっぱりマッターホルンは言いすぎでしょうか。。
まあ、楽しかったのでヨシとしましょうよ。
くれぐれも、、、、
本格的な鎖場を踏破するのが目的であるならば、来ちゃダメですよ。
【我が家のコースタイムまとめ】
平群天神社→0:20→富山分岐→0:10→展望台→0:15→南峰→0:10→北峰
北峰→0:10→南峰→0:20→展望台→0:20→六地蔵登山口→0:20→平群天神社
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