房総のマッターホルン・伊予ヶ岳【2】登頂編(千葉県南房総市)

房総のマッターホルン、伊予ヶ岳。

東京タワー程度の標高の山ながら、それなりに迫力はありますよ。

頂上直下に連続する鎖場の数々、、

ソレを登攀すべく、真夏にチャレンジした我が家。。

暑い、そして熱いヒトトキでした。

画像

伊予ヶ岳の山頂部は、こんな感じです。(↑の写真)

ね、ね、ね、マッターホルン、、、ではないにしろ、

優しいキモチで見れば、雰囲気ぐらいは感じられましょうよ。

バックに見える双耳峰は、里見八犬伝の舞台・富山です。

で、伊予ヶ岳のおさらいですが、、

六地蔵登山口にあった看板で説明しますと、(↓の写真)

「休憩所」とある展望台までは登山道を歩くハイキング。

そこから山頂へは急峻なロープ場の連続です。

実は伊予ヶ岳も双耳峰でして、、、

マッターホルンの南峰、そして三角点のある北峰と続きます。

画像

ロープ場に挑むマナムスメ。(↓の写真)

展望台まで「あつい」だの何だのモンクばかり言ってたカノジョですが、

大好きなこういう場所では元気一杯なんですよ。

いつもの事ですね。。

画像

難易度は決して高く無いですよ。

我が家もチャレンジした乾徳山の鎖場と比べたら、イメージ的には幼児向けですね。

(ホントの幼児にはムツカシいですが)

ロッククライミング気分の満喫が目的ならば、

来ないほうが良いと思います。

画像

それでも、そこそこの登り応えはありまして、、

連続するロープ場・ガレ場だけで高低差70mはあると思われます。

ソレをイッキにコナす訳ですから、相応の体力は必要ですぞよ。

画像

登りきったところが、南峰の山頂です。(↓の写真)

標高336.6mのカンバンがあるものの、、

それは三角点のある北峰の数字です。

コチラ南峰は、六地蔵登山口にあった看板によれば330.4m。

マナムスメ一人分くらい、北峰よりも低い事になります。

北峰>東京タワー>南峰

という並び順ですな。

【時刻は11:35 展望台より0:15】

画像

断崖絶壁の山頂ですから、、真下を見るとメマイがしそうですよ。(↓の写真)

同じ房総の鋸山の地獄のぞきよりも高低差はありますもの。

感覚的には、、、

スカイツリーの展望台から下界を眺めるのと同じくらいぢゃないですか?

画像

山頂には人が1人しか立てないと言われる伊予ヶ岳です。

でも、すぐ下にはテーブルもある空間がありまして、、

ユッタリ過ごせるのがイイですね。(↓の写真)

お弁当を食べるにもバッチリです。

画像

我が家はメシは下山後の予定なので、、

とりあえずは休憩だけです。

激しくかいた汗を拭いているうちに、、、

ナゾの伊予星人に化身する2人たち。。(↓の写真)

しみじみとアフォです。。

画像

そんな事をしているのならば、、、

早く北峰に行きましょう。(↓の写真)

三角点があるのは、ソチラなんですから。

画像

北峰の山頂への道は、1つ2つの無名ピークを越え、、

最後には、ロープ場が1つありました。(↓の写真)

画像

で、ココが北峰山頂。(↓の写真)

三角点の上に立つマナムスメ。

ココこそ、標高336.6mの地点です。

【時刻は12:00 南峰より0:10】

画像

南峰程ではありませんが、、

北峰の山頂から地上を見ても、絶壁感はアリアリです。(↓の写真)

コチラの場合は真っ逆さまには落ちませんでしょうけれど、

麓までイッキに転がり落ちるのはマチガイなさそうです。

画像

北峰から眺めた南峰は、こんな感じです。(↓の写真)

房総のマッターホルンの姿を、十分ご鑑賞くださいませ。

画像

逆に、南峰かた眺めた北峰は、こうなります。(↓の写真)

登山口の平群天神社あたりからですと、

完全に南峰の陰に入ってしまい、その姿は見えません。

画像

帰路はピストンになりますので、

今度はロープ場地帯をひたすら下る事になります。(↓の写真)

登る時よりも注意が必要ですぞよ。

画像

富山分岐では富山への道を選び、六地蔵登山口に降りてみました。

深い意味はありません。

手持ちの地図がソレを薦めていただけです。

往路と特に変わる事無く、、、無事に県道に出ました。(↓の写真)

【時刻は13:10 北峰より0:50】

画像

六地蔵登山口から県道を20分ほど歩き、、、

出発点、そしてゴールの平群天神社へ。

途中、伊予ヶ岳がよぉぉぉく見えました。(↓の写真)

ちったぁカッコいい山容ではあるものの、、、

やっぱりマッターホルンは言いすぎでしょうか。。

まあ、楽しかったのでヨシとしましょうよ。

くれぐれも、、、、

本格的な鎖場を踏破するのが目的であるならば、来ちゃダメですよ。

画像

【我が家のコースタイムまとめ】

平群天神社→0:20→富山分岐→0:10→展望台→0:15→南峰→0:10→北峰

北峰→0:10→南峰→0:20→展望台→0:20→六地蔵登山口→0:20→平群天神社

画像



この記事へのコメント


この記事へのトラックバック

「ばんやの湯」で海鮮丼。海鮮茶漬に変身!(千葉県鋸南町)
Excerpt: 房総のマッターホルン・伊予ヶ岳登山の後、、、 ソコでかいた大汗を流しに、保田港の「ばんやの湯」にやって来ました。 漁協直営の食事処「番屋」の中の日帰り温泉で、 入浴後にヒルメシも食おうという作戦なんで..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-08-02 05:21

鷲ヶ頭山(わしがとうさん)、決死のクサリ場【2018GWその2】(大三島・愛媛県今治市)
Excerpt: 広島空港に降り立った我が家は、、 レンタカーに乗り換えて「しまなみ海道」へ。 それは、広島県と愛媛県を島伝いに結ぶ自動車道です。 広島側の尾道からスタートし、4つ目の島が大三島。 愛媛県の入り口の島に..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2018-05-09 07:20

  • ↓をクリックしていただけると、勘違いしてハリキってしまうかもしれません。。。
    にほんブログ村 旅行ブログへ
    にほんブログ村