日本のマッタホルンと言えば、、、
北アルプスの槍ヶ岳を筆頭に、いくつかの山が挙げられますね。
新潟の大源太山、屋久島のモッチョム岳などなど。
しかし、房総にもソレ系の山があるんです。
房総のマッターホンルン、、、その名も伊予ヶ岳。
標高は東京タワークラスではあるものの、、、
とにかく、マッターホルンなんですよ!
これが伊予ヶ岳です。(↑の写真)
山頂付近の尖った岩、、、そのあたりがマッターホルンと名乗る根拠で、、、
接近してみると、こんな感じです。(↓の写真)
まあ、「日本の〇〇」なんてタグイのモノは、大半がマユツバですよ。
「日本のグランドキャニオン」を謳う青森の日本キャニオンなんて、笑いが出ましたし。
で、でも、、伊予ヶ岳は、、、あくまでも「房総の」ですから。。
その伊予ヶ岳に登ってみる事にしました。
山頂部に、手頃な鎖場があるとの事でしたので。
そういう箇所が大好きなマナムスメの訓練にもなりましょう。
標高が低い為、アプローチの苦労が少ないってのもマナムスメ向きですよ。
登りが続くと、肉体的疲労よりも飽きからくる疲れでブー垂れますもので。。
登り口はコチラです。駐車場も完備です。(↓の写真)
駐車場は、平群天神社(へぐりてんじんしゃ)の境内にあります。
目の前のバス停は「天神郷」とありました。(↓の写真)
JR内房線岩井駅から1日数本の運行みたいですから、実際に活用できるかは判りません。
写真のド真ん中が伊予ヶ岳になります。
伊予ヶ岳の云われはコチラ。(↓の写真)
四国最高峰の石鎚山、別名「伊予の大岳」にあやかっての「伊予」なのだとか。
この平群天神社と共に、天狗伝説が語り継がれているんですって。
平群天神社の境内と本殿は、こんな感じです。(↓の写真)
登山者でニギワっているように見えますが、、、
映っている人物4人のうち、3人が我が家です。。
駐車場のクルマも全部で3台ぐらい。
山も神社も静寂に包まれています。
登り始める前に、本殿で登山安全祈願をするのがルールなのですね。
さっそくソレを行いましたですとも。(↓の写真)
キケンがアブナいと思われる箇所も登る予定ですから。
ココは菅原道真公が祀られていまして、
従って学問の神様でもあるんです。
そういう関係の絵馬も奉納されていました。
コース図は、こんな感じです。(↓の写真)
ココから展望台までが45分、さらに伊予ヶ岳まで20分、、
その20分が、鎖場ゾーンに当たる訳ですな。
まずは、展望台までの登りを頑張りましょう。
【出発時刻:10:40】
最初に登場した伊予ヶ岳への道標ですが、、、、
先端の矢印部分にセミの抜け殻が。。(↓の写真)
ノドカです。
意味不明にノドカです。
登山道はキッチリと整備されています。(↓の写真)
淡々と登りましょう。
標高が低いので気温が高く、、運動量の割にはやたら汗が出まくりやがるのがキツいところ。。
先日の霧ヶ峰(車山)とは大違いですよ。
ソコよりも、標高が1500m以上も低いんですからアタリマエですね。
伊予ヶ岳と富山との分岐点に着きました。(↓の写真)
富山は、やたら美形な双耳峰でして、、
我が家も3年前、南北峰の双方に登頂しています。
暑さにウダって不機嫌顔のマナムスメ。。
ホントのキツさはココからだと言うのに。。
【時刻は11:00 平群天神社より0:20】
富山分岐からは、つづら折れの急な階段が続きまして、、、
完全に茹であがったマナムスメ。。
暑い暑いと激怒しまくりです。。
ソレが頂点に達して犠牲者が発生する直前、、、
展望台に到着しました。(↓の写真)
ああ良かった良かった。
後方に見える双耳峰が富山です。
【時刻は11:10 富山分岐より0:10】
ココから先は、いよいよ鎖場地帯。
キケンと言えばキケンな箇所でありますから、
警告表示が設置されていました。(↓の写真)
原文ママでお伝えしますと、、、
『ハイキングコースは ここまでです。
この先、大変危険ですので
注意してください。
南房総市』
な、ならば、ここから先は何なのでしょう。
さらに、別の看板も。(↓の写真)
コチラも原文ママで。
『【登山を楽しむ皆様へ】
この先頂上まで、非常に険しい道のりとなります。
体力に自信のない方は、ご遠慮ください。
愛好者により設けられたロープもありますが、
安全性を確かめたものではありません。
使用する場合は、十分注意してください』
要は、自己責任で進みなさいと言う事ですね。
承知の上でココまで来た訳ですから、
当然ながら、我が家は前進あるのみです。
さっそく登場したロープ場、、、、
オテヤワラカにお願いしますよ。
【コースタイムまとめ】
平群天神社→0:20→富山分岐→0:10→展望台
伊予ヶ岳【その2】登頂編に続く
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