リフトという名の魔法の杖を使い、
ラクチンに車山(1925m)を極めた我が家。。
高速の渋滞で時間が押しちゃった結果です。
ああ困った。ホントに困った。ホントに?
と、とにかく、、
正面が蝶々深山(ちょうちょうみやま。1836m)でヒルメシ食って、
次に行きましょう!次に!
蝶々深山からは、八島湿原を目指す下り道。
オソロシく見通しの良い高原地帯を横切るように歩き、、
物見石というポイントに到着しました。(↓の写真)
コレが物見石。
漢字は「いし」ですが、読みは「いわ」が正しい模様です。
赤ペンキで書かれた名前が、ちょと無粋ですね。。
【時刻は12:38 蝶々深山から0:24】
ここからは、イッキに下りになりまして、、
次なる目標の八島湿原が見えてきました。(↓の写真)
標高が1632mもある地に広がった湿原でして、
国の天然記念物にも指定されています。
見るモノによって「八島」だったり「八島ヶ原」するのですが、
果たしてどちらが正解なのでしょうか。
下りに下り、、、と言っても、急坂ではありません。
湿原の手前で、ナゾの小屋とトイレに到着。(↓の写真)
山小屋ではなく何かの作業用みたいですが、
やたらデカくて用途は判りません。
道路と繋がってる場所じゃないんですけどね。。
出すモノを出して前進!
ほどなくゲートに行き当たりました。(↓の写真)
ニッコウキスゲなどの高山植物を、シカに食わせまいとして設けられたモノでして、
湿原のアチコチに、デーンと構えられていました。
ニンゲンさまなら、ちょこっとノーミソを使えば手で開けられます。
湿原のフチに、何やらゴーストタウンのようなモノが!(↓の写真)
「奥霧キャンプ場」という名前だそうで、
現在は休止中との看板が出ていました。
たぶん再開は無いでしょうね。
クルマは入って来られない場所ですし。。
【時刻は13:21 物見石より0:43】
湿原見物は翌日に、、、と言う事にしまして、
その脇をショートカットして前進しました。
湿原の出口付近にある「ヒュッテ御射山」で一休み。(↓の写真)
宿泊が出来まして、ヒルメシにはカレーやトーストが食べられます。
ここはクルマで乗り付けられます。
【時刻は13:41 奥霧キャンプ場跡から0:20】
ヒュッテを出発したあたりで、マナムスメがヘバりはじめました。
肉体的にヘバった訳では無く、キモチのモンダイですね。
まあ、いつもの事です。
クルマを停めた車山高原までは、徒歩2時間半、、、
リフトに乗るとしても、その駅まで1時間半は歩かねばならないのですぞよ。
しかも、1815mの車山乗越を越えねばならないんです。
湿原との高低差は200mちかくありますよ。
打開策としては、、、
ココから2km、標準コースタイムにして45分、、
車山肩まで行って、ソコからバスで車山高原に向かうんです。
1日に何本も走っていないバスなので、まったく当てにしてなかったのですが、、
なんと、車山肩を14:50に出る便が使えそうですよ。
ならばソレを目指しましょう。
100m程度は登りますが、頑張ればギリで何とか。。。
フシギなイキモノのようなウメき声をあげながら登るマナムスメ。。
考えてみれば、、全員で間に合う必要はありませんよね。
トォチャン一人でバスに乗って車山高原に向かい、
ソコからクルマで車山肩に戻ってくればイイんです。
そうすれば、バス代だって一人分で済みましょう。
全員のリフト代と比べたら、メチャクチャ安くつきますって。
ダッシュで登り始めるトォチャン。
ホントは長男坊のほうが体力アリアリで速いのですが、
ヤツはクルマの運転が出来ませんので意味がありません。
喘ぎながら登り続けると、、、
もっと喘ぎながら、すぐ後ろにマナムスメがついてくるんです!!
や、やれば出来るぢゃないか、マナムスメェ!
実は、トォチャンがトロいだけなのかもしれません。。
結局、、、バスの出発10分前に、車山肩に到着。(↑の写真)
結局、、マナムスメは、、3分程度しか引き離す事が出来ませんでした。
【時刻は14:40 ヒュッテ御射山から0:59】
結果的に全員がバスに間に合ったものの、、
前記の通り、みんなで乗ってもバス代がもったいないですよ。
トォチャン一人がバスにのり、、、
バスで駆け抜けるビーナスラインも、相応に絶景ですね。(↑の写真)
乗ったのは、たったの一区間ながら、、440円。。
それでもリフト代の半分以下ですよ。
(中腹駅からなら500円)
所要時間は10分程度でした。
で、、、、、
出だしっからリフトで大楽しまくり、、、
最後はバスでショートカット。。。。
なんちゅう情けない登山なのでしょう。
トホホのホ。
それでも汗はかきましたから、、、風呂は必須です。
向かったのは霧ヶ峰温泉、、(↓の写真)
ヒュッテ霧ヶ峰という宿のお風呂でして、日帰り入浴も可能です。
場所は霧ヶ峰キャンプ場の向かいで、ソコから徒歩5分ほどでしょうか。
もちろん天然の温泉です。(↓の写真)
アルカリ性単純泉とありまして、、
湯温は29.3℃ですから低いですね。
もちろん、加熱されていますからアツアツですよ。
洗い場が6箇所、湯船は見ての通りりのサイズ。。(↓の写真)
コジンマリとした設備ではありますが、キモチはイイです。
湯上りのコーヒー牛乳が置かれていないのは無念です。
フルーツ牛乳もありません。
いまどき、あまり見かけませんですよね。
でも、ケロリン桶が置かれていて感激しました。
宿泊者優先ですので、混雑時の入浴の可否はお問い合わせくださいませ。
【ここまでのコースタイムまとめ】
車山高原駅→0:26(リフト乗車含む)→車山山頂→0:13→車山乗越→0:18→蝶々深山
→0:24→物見石→0:43→奥霧キャンプ場跡→0:20→ヒュッテ御射山→0:59→車山肩
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霧ヶ峰キャンプ場、、、涼しさエアコン級!【霧ヶ峰3】に続く
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霧ヶ峰キャンプ場、、、涼しさエアコン級!【霧ヶ峰3】(長野県諏訪市)
Excerpt: ベタなタイトルですが、、ホントに涼しいんですよ。 なにしろ、標高が1600mありますもの。 気温は、標高100mで0.6℃下がると言いますから、 下界より、10℃近くも低い事になります。 さすが霧ヶ峰..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-07-21 07:29
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