気仙沼大島の最高峰は亀山。
標高は235m。
港(浦の浜港)の裏山ってなオモモチの山ですね。
ソコに登る手段はマイカー、マイバイク、タクシー、あるいは徒歩、、、
そんなところです。
ガイドブックやwikiを見るとリフトが存在してる?
そ、それわ、、、、天に召されてしまったんです。。
我が家はクルマで登りました。
頂上直下の亀山レストハウスまで舗装路が通じているんです。
ただしソコは駐車スペースに乏しく、、駐車禁止の文字も。。
でも200mほど戻れば、駐車スペースがあります。
レストハウスから、さらに200mほど歩けば山頂の展望台。(↑の写真)
目の前にデーンと横たわる唐桑半島と、その奥には海、、
ココでも、陸と海とのサンドイッチを堪能できますよ。(↓の写真)
レストハウスに戻る途中に発見した道標、、(↓の写真)
市営リフト、、、、おおっ! やっぱりリフトがあったんぢゃん!
完全に忘れていましたが、、うぅんと昔に、ケメ子(仮称)と乗りましたもの。
ソイツは誰だ? ですって?
ケメ子、、かつて結婚を誓い合った、、、
いえいえ、結婚を誓い合う事を誓い合った、いわゆるモトカノですよ。
もう、完全にミイラ化しちゃってますけどね。
当時、仙台から気仙沼への直通の快速列車「南三陸」ってのがありまして、、
ソレで仙台を朝の9時頃に出発、、、気仙沼着は11時くらい。
そして午後4時頃の登り「南三陸」で仙台に戻りました。
フェリーの時間を差し引けば、4時間ばかり大島に滞在したんですよ。
上陸後、真っ先に乗ったのが亀山リフトです。
それをケロっと忘れてしまい、、、
後に、この時の訪問先は金華山だったと勘違いしてました。
最近になって、何か乗り物に乗った事実を思い出したら、、
金華山にはソレは無く、、他に該当する島もなく、、
訳が判らなくなっていたんです。
亀山レストハウスのすぐ脇にあった、リフトの山頂側の駅は、、、
キレイさっぱり消滅していました。ハイキョです。(↓の写真)
ああ、(当時は)ラブラブに降り立ったリフト駅が。。
プラットホームから下を覗いてみると、、、(↓の写真)
鉄塔の基礎の跡、、そして意味ありげな急坂、、、
確かに、この斜面に何かがあった事は判ります。
だから、あったんだってばぁ!
ラブラブに降り立ったの!
プラットホームのスミッコには、、
首なしの仏像風のモノ、、、(↓の写真)
ブキミです。ブキミすぎます。
なぜ、わざわざこのようなモノを置いとくのでしょうか。。。
これは、レストハウスに展示されていた、在りし日の亀山リフトの写真。。
気仙沼のご当地キャラ、、「ホヤぼーや」も乗ってます。(↓の写真)
記憶がアイマイでしたが、シングルリフトだったのですね。
ならば、ラブラブに乗ったってのは疑似記憶だったみたいです。
いえいえ、前後に連なるラブラブだってアリでしょう。
この亀山リフト、、かなり昔にオカクレアソバシたのかと思ったら、、、
6年前まで営業していたんですって。
運行休止に追い込んだのは、あの震災。。
リフト乗り場など、港側の設備は津波で流されてしまったそうです。
また、、テレビでもずいぶん放映された光景ですが、、、、
気仙沼では石油コンビナートが津波で崩壊し、、
流出した油が燃え上がり、気仙沼湾は火の海に。。
その火は大島にも延焼、、、アチコチで山火事が発生し、、
亀山リフトは、山頂側の設備が焼失してしまったんです。。(↓の写真)
しばらくケーブルだけが残されていたそうですが、
ついにソレも撤去され、今に至っているんです。
(写真は、レストハウスに展示されていたもの)
リフトを失った結果、亀山を訪れる観光客も激減したんですって。
レストハウスも営業出来るような状態では無く、今は写真の展示場となっています。
浦ノ浜港から見上げた亀山は、こんな感じです。(↓の写真)
中央の電柱、、奥の短く見えるほうの右当り、、
その辺が、リフト乗り場だったハズなんです。
正確な位置は、全く思い出せません。
登りに1回乗っただけですもの。
下りはリフトを使わず、ケメ子と二人で歩いて降りましたっけ。
亀山の山頂から、小亀山を経由して港に至る道を辿ったんです。
その道も、いくつか階段を降りた程度の記憶しかないのですが、
キケンな道ではありません。
ケメ子も、難なく歩いていますから。
その下山中、、、ケメ子から
「アタシたち、いったんオトモダチに戻ったほうが良くない?」
なんて言われましたっけね。
その後のハナシはコチラです。。
亀山の山頂から少々下ったあたりに、大島神社がありました。(↓の写真)
創建1000年だそうでして、金華山より北では最古の神社と言われているんですって。
小亀山とは反対側の斜面になりますので、
ケメ子とはココに立ち寄っていません。
よく判らないのですが、、、
本殿の中に、、ナゾの大岩が転がってるんです。(↓の写真)
まさか、コレがご神体なのでしょうか?
岩を運び込んだ訳では無く、、
岩が張り出した場所に本殿を建てたのでしょうか。
なかなかダイナミックですよ。
とにかく、、、
ココでお祈りし、ケメ子のミイラにはキッチリと成仏して貰いましょうか。
キミがフッてくれたお蔭で、今はシヤワセに暮らしているよ、、などと唱えつつ。
実際には、、もうとっくに成仏しているのですが。。。
亀山リフトは成仏などせず、いつの日か蘇って頂きたいものです。
【その12】休暇村気仙沼大島キャンプ場、、、大島1に戻る
【その14】十八鳴浜と龍舞崎、、、大島3に続く
この記事へのトラックバック
南三陸・島巡り【14】十八鳴浜と龍舞崎、、、大島3(宮城県気仙沼市)
Excerpt: 十八鳴浜と書いて、読みは「くぐなりはま」。 気仙沼大島では、イチオシの観光地のひとつです。 踏むと音が鳴る,、いわゆる鳴き砂の砂浜で、、 国の特別天然記念物にも指定されているんです。 名前の由来は、、..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-05-27 07:18
南三陸・島巡り【15】「島おとめ」と「浜料理 桜田」、、大島4(宮城県気仙沼市)
Excerpt: 気仙沼大島には、商店や食堂、宿が存在するんです。 アタリマエだと怒られそうですが、、、 離島の旅は、そういうモノが全く無いケースも多いです。 今回の場合は江島、出島がソレですし、、 同じ宮城の浦戸諸島..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-05-28 08:42
南三陸・島巡り【最終回】恐怖・みちびき地蔵に気をつけろ!、、、大島5(宮城県気仙沼市)
Excerpt: 離島の浜は、ゴツゴツの石だらけ仕様の浜が多いように思えます。 やはり砂を供給してくれる川が無いと、砂浜が出来辛いからでしょうか。 しかし、気仙沼大島には、どちらも揃っているんです。 石だらけなのは、気..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-05-29 05:44
猊鼻渓(げいびけい)、、船に乗らなきゃ何も無し。。(岩手県一関市)
Excerpt: 気仙沼大島から東京への帰路、、、 東北道・一ノ関ICを目指し、R284を西に進んでいた我が家。 道路標識に「猊鼻渓 〇〇Km」なんてのが見えてきました。 猊鼻渓(げいびけい)は、断崖絶壁を船から眺める..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-06-01 06:21
秋の気仙沼【2】気仙沼港の主役たち(宮城県気仙沼市)
Excerpt: 気仙沼港は、東北一の漁港です。 カツオの水揚げ量は日本一を誇り、、 マグロ船の基地でもあるんです。 もちろんサンマも揚がりますよ。 まだまだ復興工事の最中ではありますが、、、 とにかく活気に満ちていま..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-10-04 05:36
あれから8年、、、我が家が見た3・11(東日本大震災)
Excerpt: 今年も3・11がやって来ました。 あの日は、インフルエンザで学校を休んだマナムスメの看病の為にカイシャを休み、 マナムスメと共に自宅で14時46分を迎えました。 その時の様子はこんな感じでしたが、 幸..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2019-03-12 07:23
-
↓をクリックしていただけると、勘違いしてハリキってしまうかもしれません。。。
にほんブログ村
この記事へのコメント