我が家の離島巡り、、、、
今回の4島目、、次に目指す島は、金華山です。
〇〇島というような名前は持っていなく、、
金華山という山の名前イコール島名なんです。
地形的にも、、金華山がそのまんま島ってな感じですね。
金華山に渡る船は、女川港と鮎川港から出港しています。
女川発は不定期便ですので、鮎川港から渡るのが便利でしょう。
ソチラも、他客期以外は1日1往復で、、、あまり便利ではありません。
あとは乗合の海上タクシーでしょうね。
人数が揃わなければ(5人未満)貸し切り便になってしまいますが。。
我が家の訪問時は、GWダイヤで1日8往復、、さらに臨時便が出ていました。
ターミナルビルは仮設のトレーラーハウス。。(↓の写真)
南三陸地域に来て以来、仮設の光景は見慣れました。
この航路は、基本的に予約が必須との事でした。
我が家は予約なしの飛び込みだったのですが、、
ファミレスの順番待ちのような紙に名前を書かされ、、、
要は、キャンセル待ちと一緒です。
出航5分前になって初めて、乗れる無予約客が名前を呼ばれる仕組みなんですよ。
我が家はアウト。。。
でも、アウト客が大勢いたので、臨時便が出航した次第です。
ありがとう! ホエール号!
乗れてしまえばコッチのものです。
あとは、20分の船旅を楽しむばかりですよ。
オヤクソクのように、かっぱえびせんを求めて集うカモメたち。(↓の写真)
三陸のカモメは、奥尻のカモメよりもチャレンジャー精神旺盛で、、、
直接、手からえびせんを食べてくれます。
ヘタなヤツは、指に噛みつきやがりますけどね。
アチラはアチラで、揺れる船に合わせたホバリングはムツカシいのでしょうけれど。
かっぱえびせんは、船内で無人販売していました。150円です。
金華山に上陸!
2009年に訪れた田代島と網地島、、、今回上陸した江島と出島、、、
そして金華山を合わせ、牡鹿列島の有人島は全制覇した事になりました。
別に、何かを貰える訳では無いんですけどね。。
金華山もご多分に漏れず、、、
港付近に、震災以前の建造物はありません。
真新しくて大きな待合室が設けられていましたが、、
なぜか、コギレイで立派なトイレに手洗い場が無いんです。。
これは、どういうマチガエなのかしらん。。
金華山は、島全体が黄金山神社の境内なんです。
なので、上陸後に向かえる先は神社だけ。
琵琶湖の竹生島も同じパターンですが、コチラは島の規模が違いますね。
アチラと違って黄金山神社は入場料を取りませんから、
せっかくですので参拝しましょうよ。
ソレがイヤなら、手を洗えないトイレで帰りの船を待ちましょう。
神社のお社までは、徒歩15分ほどの登り坂が続きます。
ソレがキツいとか、ムリな方でもダイジョーブ!
ワンボックスカーがピストン輸送してくれますから。(↓の写真)
無料です。
神社側には送迎車の案内や乗り場も示されていますが、
港側には、それらしき説明が見当たりませんでした。
なので、このクルマを発見したら、、、
大きく手を振ってアピールしつつ、ニジリ寄りましょう。
我が家は歩きましたよ。元気ですもの。
ホントは、、、神社に着くまで、送迎車の存在を知らなかったんです。
金華山と言えばシカ!
ってなイメージどおり、確かにシカが居ました。(↓の写真)
でも、、ウジャウジャって程では無いですね。
まあ、放し飼いの野生鹿ですから、生存可能な数しか居ないのでしょう。
若木が金網でガードされているところをみると、、
フツーの自然界よりは数が多いのかしらん。。
実は、夜になったらウジャウジャと湧き出てくるのかもしれません。
そして、灯りの周りをブンブンと飛び回り、、、
そりゃ蛾ですって。
黄金山神社の山門、、リッパです。(↓の写真)
震災では、神社も建造物が崩壊したりタイヘンだった模様です。
神社の公式サイトにある、震災のドキュメントを見ると、、、
まるで本土と繋がりそうな強烈な引き波、、、
島に取り残された観光客や関係者41名の奮闘、、
救助に駆けつけてくれた観光船、、、
神様を守る為、インフラの途絶えた島に残った宮司3名、、
さっそうと到着した、自衛隊のホバークラフト、、、
そのような証言と写真が、生々しく紹介されています。
ぜひぜひ、ご覧くださいませ。
http://kinkasan.jp/document01
神社の横が、金華山への登山口です。(↓の写真)
川に沿って、ひたすら登り道が続いています。
ピラミッド型の山&島ですから、そういう事になりましょう。
我が家も、、、もちろんチャレンジですよ!
【登山開始時刻 9:54】
容赦ない登り坂が続く中、、、
清水石という看板がありました。(↓の写真)
どうやら水場の模様です。
金華山はそこそこ大きな島ですから、
山あり川あり、ありがたい限りです。
備え付けのひしゃくで、水を飲むマナムスメ。(↓の写真)
登り始めて、まだ30分ですぞよ。
神社付近にいたガイドさんからは、頂上まで1時間と聞きました。
ならばココで半分。
気合を入れて頑張りましょう。
【時刻は10:18 登山口より24分】
川を離れて稜線に出ました。
イッキに展望が開け、キモチいいですね。(↓の写真)
山頂の大海祗神社までは0.28kmとあります。
もう一息!
【時刻は10:32 登山口より38分 】
ココが山頂です。(↓の写真)
標高は445m。
洋上ピラミッドのごとき容姿なのに、見た目ほどの高さは無いのですね。
それでも海抜0mから登ってきてますので、エラいものですよ。
高尾山599mの場合、高尾山口駅の標高が200mありますので、
ケーブルカーやリフト無しで登った場合、、
コチラのほうが少しばかり余計に頑張った事になりましょう。
【時刻は10:41 登山口より47分】
さっそく、大海祗神社に参拝しました。(↓の写真)
海の神様なのだそうです。
神社の周りは全方角が海ですから、ソレに相応しいですね。
震災で半壊したそうですが、キチンと復旧しています。
この神社、、、最も震源地に近かった建物かもしれません。
山頂からは、天柱石を経由して下山する周遊ルートがオススメだそうですが、、
震災の影響で、一部キケンな箇所も残っているそうです。
我が家は、神社のガイドさんのアドバイスに従って、
山頂からは来た道を戻りました。
下山途中で
「アンタタチ、コッチぢゃないでしょ!」
などと、登山者オバチャンから指摘されましたが、、
やはり、安全第一ですよ。
あまり時間もありませんでしたし。。
もう一つ、上陸すべき島が残ってますので。
【その8】ホテル・エルファロ、、、トレーラーハウスに戻る
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