2006年のGW、、五島列島を訪れた我が家。
さらに高速船を乗り継ぎ、、、
いよいよ、五島列島最大の島、福江島に到着したのです。
この時、長男坊は5歳、、マナムスメは存在していませんでした。
高速船「ニューたいよう」(↑の写真・撮影場所は奈留島)で上陸し、
福江市(現・五島市)の市街地へ。
デーンと構えますのは、その名も五島氏の居城・石田城(福江城)の天守閣、、、
と言いたいところですが、実はコレ、図書館なんです。(↓の写真)
天守閣にしては、訪問者に対してオープンすぎですもの。
ホンモノの石田城はすぐ裏手ですが、天守閣は実在しなかったそうです。
コチラは、やはり市街地にある「六角井戸」。(↓の写真)
日本ではあまり見られない形状である事から、
通商の為に来た明国の人々が掘ったという説があるそうです。
だとすると、メイドイン・チャイナですな。
目立たない街中に佇んでますので、頑張って探してくださいませ。
上陸初日は良かったのですが、、、
丸々島内観光するツモリだった2日目は、嵐のような雨。。
殆ど、レンタカーでのドライブ、、、車窓からの見物だけになってしまいました。
島の西端にある名勝・大瀬崎にも行ったのですが、、、
風雨と霧に晒されまくっただけでしたっけ。
渡航予定だった嵯峨ノ島に渡るのも断念し、、、
その代わりとしては、思いっきり格下ですが、、、
クルマで渡れるというだけの理由で、島山島に渡ってみました。
橋の向こう側は福江島です。(↓の写真)
クルマで向かったドン詰りのようなところが公園になっていまして、、
どうやらソコは鹿の楽園みたいです。(↓の写真)
この島は、島民50人足らずに対して野生の鹿が400頭。
ただし、、天候の影響からなのか、、、
フンだらけなクセに鹿の姿は見えませんでした。
福江島に戻り、ヒルメシはウツボ!!(↓の写真)
「ニューパンドラ」という食堂の壁に、その文字を発見したのです。
そしたら、、、残念ながらウツボは売切れでした。
小骨が多くて裁き辛く、とても珍しい食材なんですって。
無念。。。
でも、、貝類を中心とした定食もイケてましたよ。
長男坊はクルマ酔いしやすいタチでして、、
特に、視界のヨロシくない雨の日はデンジャラスなんです。
なので、なるべく前方の景色を見させる事にしました。
それは酔い防止に有効ですからね。
そこで一工夫。
「オイ、トォチャンのお手伝いを頼む」
「なにをすればいいの?」
「道路標識を確認して、トォチャンに教えてくれ」
「わかった」
当時の長男坊は、なぜか道路標識を覚える事に夢中だったんです。
絵本のソレよりも楽しいらしく、ホンモノの標識を見つけ出しては
「ここから、スピードは40だよ!」
「おいこしきんしだよ!」
「みちが2つにわかれるよ」
などなど、一生懸命に教えてくれるんです。
本人も、役に立ってるツモリなので一生懸命ですよ。
しばらくすると、、、眠くなってきたらしく、
「あんないは、きょうはこれでオシマイです」
「エッ?」
「あとは、じぶんできをつけてうんてんしてください」
などと言い残して、寝てしまいました。
なかなか高性能ですな。
やがて、ますます天候が荒れてきまして、、
遂には、本土向けの船便が全便欠航となってしまったんです。
ターミナルは行き場を失った人々がごった返し、大騒ぎになっていました。
飛行機は1日4便のプロペラ機なので、間違いなく全員は乗れませんでしょうし。
我が家は福江島泊りだったのでノンプロブレム。
福江島の旅は、まだまだ続くのでした。
奈留島へ
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