ニコライ堂と鶴岡カトリック教会天主堂(東京都千代田区・山形県鶴岡市)

去年の暮れは入院先の病院で過ごしたワタクシですが、、、

病室から、毎日眺めていたニコライ堂、、、、

その鐘の音も懐かしいです。

しかし、、、11回の病棟から見下ろしていた眺めと違い、

地上から見ると、ずいぶんデカいですよね。

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このニコライ堂の竣工は1891年。

関東大震災や東京空襲を経て今に残る、国の重要文化財だそうです。

「ニコライ」と言うのは、エラい大主教・ニコライさんに由来するそうですが、

正式名称は「東京復活大聖堂」と言うんですって。

聖堂内の見学も、行事の無い時は可能だそうですが、(有償)

写真撮影は禁止だそうです。(結婚式などの場合はOK)

ココでの結婚式、、、さぞや素晴らしい記念になりそうですね。

ただし、、、正式な信者さんでなければ受け付けてくれないとの事です。

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重要文化財の教会での結婚式、、、

ワタクシは参列した事がありました。

山形県鶴岡市の「鶴岡カトリック教会天主堂」での出来事です。

コチラは1903年ですから、ニコライ堂とは12年違い。

負けず劣らずの古式ゆかしい建物ですよ。

ニコライ堂のドーム型とは異なるトンガリ型で、

いかにも教会! って感じですね。

名前の通りカトリック系の教会に属します。

ちなみにニコライ堂はギリシャ正教。

正教は、カトリックとプロテスタントが分離する16世紀よりも遥か前、

11世紀にソチラ系とは分派した宗教という事になります。

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この天主堂に訪問したのは、結婚式への参列の為ではありません。

東北ツーリングの途中、同行の女子の希望で立ち寄ったんです。

天主堂では、まさに結婚式が始まろうとしていまして、、

なので、邪魔にならないように建物の外をウロウロしていたら、

教会関係者なのか新郎新婦の関係者なのか、

「どうぞどうぞ!」

ってな感じで、天主堂の中に招かれたんです。

式が始まる前に中を見学させてくれるのですね、ありがとう。

そんなツモリで天主堂に入ると、、、

いきなり式が始まってしまったんです。

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教会の結婚式は誰でも参加自由なんて話を聞いた事がありましたが、、

ホントに、そんな展開になるとはオドロキました。

だってワタクシども、礼服どころか、、コキタナいライダー衣装ですのよ。

流儀はわかりませんが、ご祝儀だって持ってきていませんし。

とにかく、出るに出れない状態になりまして、、

最後まで参列しましたですとも。

新郎新婦入場から、誓いの言葉から、アリガタいご説法から、

もちろん誓いのキスも拝見いたしましたですとも。。

ママさんコーラスみたいな讃美歌がガンガン響く中、、、、

同行女子は、激しく感動していた模様です。

そんなシュチュエーションにホダされたカノジョは、ワタクシに寄り添い、、

結果的に、それが今のカミさん、、、、なんて事はありませんでした。


この時の夫婦は、果たしてシヤワセな家庭を築いていましょうか。

名前すら存じ上げませんですが、参列者の一人として、ソレを願って止みません。

ワタクシも、そして同行女子も、それぞれの家庭でシヤワセに暮らしていますよ。


その時の鶴岡での顛末(ワタクシのメインサイトより)



ニコライ堂 公式サイト


鶴岡カトリック教会天主堂 公式サイト

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