ワタクシは産も育ちも世田谷区でして、、、
江戸川区においては、移住15年余りの新住民なんです。
なので、区内の名所旧跡などにイマイチ疎い部分もありまして、、
今さらながら、
「我が江戸川区において、最も有名な初詣スポットはどこ?」
なんて事を考えたんです。。
お隣、江東区であれば「亀戸天神社」や「富岡八幡宮」、、、
葛飾区には、言わずと知れた「柴又帝釈天」がありますが。。
神社には、かつてはお国が法で定めた「社格」というランクが存在したそうでして、、
(戦後、GHQによって廃止)
その管轄する範囲が広いほど格上で、
「府県社」・「郷社」・「村社」などと分類されたそうです。
前出の亀戸天神、富岡八幡、帝釈天の3社は、いずれも格上の「府県社」になります。
残念ながら、江戸川区には「府県社」は存在せず、、、
一番格上なのが、唯一の「郷社」認定の「篠崎浅間神社」だと言う事が判りました。
確か篠崎公園のすぐ近くで、、、
併設幼稚園の屋上に、スペースシャトルが停まってる神社ですよ!(↓の写真)
さすがに「郷社」。境内は相応に広いです。(↓の写真)
敷地内の中央を参道が一直線に貫き、、
道路を挟んだその先にも、さらに飛び地的な参道が続くのですね。
神社の創建は天慶元年(938年)。
平将門と藤原純友が相次いで反乱を起こした「天慶承平の乱」の時代であり、
それに関連する神社なんです。
本堂は、こんな感じです。(↓の写真)
この界隈の地形に反した丘状になっていまして、
もしかしたら築山なのかもしれません。
いわゆる富士塚の超巨大バージョンだったりするのでしょうか。
実際、境内には富士講の碑もあります。
しかし、、、すんごい人出なんですよ。
本堂の前を起点とした参拝者の列は大渋滞、、、(一番↑の写真)
その行列は参道を埋め尽くし、、境内を真っ二つに分断してますよ。
列は境内には収まりきらず、道路を挟んだ飛び地的な参道をもビッチリと埋め尽くし、
ソコからもはみ出して、一般道にも伸びているアリサマですよ。(↓の写真)
これは、マトモに並んだら1時間以上は掛かりそうですね。。
そんなに並ぶのはシンドイですので、、、
境内の中にあるサブ的なお社、、「霧島神社」でお参りする事にしました。(↓の写真)
天慶承平の乱の際、平将門の降伏を祈願する為に、
平貞盛がこの霧島神社を祀ったのが、この浅間神社の始まりだそうなのだそうですから、
本殿の代役としては十分なカンロクはありましょう。
ホントかしらん。。
境内には、何店もの露店が出ていました。(↓の写真)
焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、焼きイカなどなど。
イマドキは主流になってしまった町内会系の模擬店ではなく、
キチンとしたプロの露天、、、いわゆるテキヤ系(?)の店ですね。
せかっくですから、何か食べようぢゃないですか。
ワタクシが気になったのは、ドネルケバブの店。(↓の写真)
肉をグルグル回しながら削り、パンに挟むヤツですよ。
中東系のオヂサンが営む屋台でした。
メニューは「やみつきケバブ」各種、そして「ケバブアボガド」、
そして「チキンケバブ」などなど。(↓の写真)
甘いの辛いの、ソースはお好みで選べる仕組みでした。
ワタクシは「やみつきケバブ」の激辛ソース。(↓の写真)
言う程には辛くはありませんでしたが、ナイスなシゲキだと言えましょう。
ビールが欲しくなりつつ、、、
本場ではヨーグルト系の飲み物で頂くとの事です。
禁酒の国ですもんね。。
長男坊は「ケバブアボガド」。(↓の写真)。
ソースは辛くないヤツで注文しました。
ちなみに、、、、
かつて、山形県の寒河江で遭遇したケバブ売りのオヂサンは、
ソースの種類を客に確認する際
「あまいの? からくないの? どっち?」
などと言っていましたが、、、どこで間違っちゃったんでしょう。。
焼きそばがイイ!
などと言っていたハズのマナムスメは、なぜか大判焼きを食べていました。(↓の写真)
もちろん、ソレだけで足りる訳もなく、、、
結局、焼きそばも買ってやぁんの。
計画性の無いヤツめ。。
えっ? 狙い通り?
なかなかやりますな。
篠崎浅間神社、、、
思った以上にリッパな神社でした。
キチンとお炊き上げも行われていましたし。(↓の写真)
そして、想像以上の大混雑。。。
もちろんワタクシが存じ上げなかっただけで、
ずぅぅぅぅっと繁栄していた神社なのでしょう。
正月が終わって落ち着いた頃に、人口チックな山頂にある本堂を参拝してみたいと思います。
さすがに、1年中混雑してはいないでしょうから。
篠崎浅間神社 公式サイト:
http://www.shinozaki-sengenjinja.or.jp/syoukai00.html
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菅原神社(世田谷区松原)と神明神社(千葉市花見川区)
Excerpt: お出かけ無しの年末年始とは言え、、、 それぞれの実家には、孫見せ巡業で出向かねばなりません。 二人たちにとっても、貴重なお年玉収集チャンスですし。 ソレについては、コチラも出費を伴いますが。。 まずは..
Weblog: 放浪者の平日
Tracked: 2017-01-04 07:45
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