マナムスメが通う小学校の教室で、、、
なんとカイコが飼われていたんですよ。
絹糸の原材料となるマユを作るイモムシ、、、あのカイコをです。
ワタクシも、かつては慣れ親しんだ時期があるイキモノなものですから、、
なんとも懐かしくソレを見ました。
ところが、、マナムスメったら、
ワタクシも全く未知な段階、、、羽化したヤツを持ち帰ってきたのです。
コレが、羽化したオカイコ様、、、カイコ蛾の成虫です。(↓の写真)
妙にデップリしてますでしょ?
そのデカさ重さが災いしてか、、、、飛ぶ事は出来ません。
5000年も前から家畜化された生物のサダメなのでしょうね。
もはや、自然界では生きていく事が出来ないんですって。
でも、、
成虫になれただけでもシヤワセなのかもしれません。
通常の養蚕農家では、マユの段階で煮込んでしまい、、
中身のサナギは魚のエサや家畜の飼料になるそうですから。
このカイコ蛾、、、、
希望する児童にセンセイが配り、マナムスメが貰い受けてきた次第です。
でも、、、どうしましょう。
前記の通り、飛ぶ事も出来ませんので、、
逃がしてやったところでどうにもなりません。。
エサでも与えて飼えばいい?
残念ながら、、ソレもムリです。
口は退化してしまって、何も食べられないのだそうですから。
もはや、残り1週間の寿命を全うさせてやる事しか出来ませんよ。
それにしても、、、
ずいぶんと卵を産んでくれました。
↑の写真の、黄色いツブツブがソレなんです。
同時に持ち帰ってきたヌケガラのマユは、
マナムスメの手によって用途不明なアクセサリーになりました。(↑の写真)
そして、、、、、
ほどなく、カイコ蛾は全く動かなくなり、、、、
「蚕(カイコ)」という字のごとく、天に召されたのでしょうね。
あとは、マナムスメにでもお墓を作らせるしかありません。
でも、、、卵はどうしましょう。。
春先に孵化してカイコになるのでしょうけれど、、、飼えませんよ。
カイコのエサとなる桑の葉っぱなんぞ、どこで入手できるのかも判りませんですし。
カミさんは、カイコ蛾と一緒に埋めてやれと言ってます。
だ、だれか要りませんか??
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