九州じゃんがらは、東京発祥のトンコツラーメン。
ただし、九州チックな体裁は整ってます。
かつて、日本橋店で味噌ラーメンを食べた事がありました。
我が職場から近い秋葉原店が本店と聞けば、、、
さっそく出向いて、味噌ラーメンを頂こうぢゃないですか。
前に食べたヤツと、違うほうの味噌を。。
日本橋店で食べた味噌ラーメンは「むぎちゃん」というヤツでした。
麦味噌を使った味噌ラーメンで、、、たまらなく甘かったですよ。。
他にもユニークな名前のメニューが数々ありまして、、
ぼんしゃん(濃厚とんこつ)、こぼんしゃん(マー油)、まぜちゃん(まぜそば)、つけちゃん(つけ麺)などなど。。
いずれもオモシロそうではあるものの、、
いざ注文する時に、少々コッパズカシいのが難点ですね。
イイおぢさん(ワタクシの事です)が、「むぎちゃん!」などと口に出さねばならないんですから。。
日本橋店では、ワタクシはソレを避けるべく、、、
ブッキラボーに「味噌!」とだけ告げたんです。
そしたら、、
「どちらの味噌にいたしますか?」
「エッ?」
むぎちゃんの他にも、じゃんがら味噌ってのがあったのですよ。
「じゃんがら味噌で宜しいですか?」
このワタクシに、どうしても「むぎちゃん」と言わせたいのですか。。
「あ、う、ソ・ソッチぢゃないほうを・・・」
「じゃあ、むぎちゃんですね」
ってな感じで、、どうにか口に出さずに済んだんです。
今回は最初っからじゃんがら味噌狙いなので、ココロは穏やかですよ。
登場した「じゃんがら味噌」680円。(↑の写真)
追加トッピングは無しです。スッキリしています。
ヘタにアレもコレもと乗せちゃうと1000円を越えちゃいますからガマンガマン。。
とにかくスープをススると、、、、
豚骨ラーメンとしては、なかなかライトですね。
その分、味噌がパワフルさを発揮、、、、という事もなく、、、
ちょっとオシトヤカすぎですよ。
ほのかなピリピリ感が、どうにか踏み留めてくれている感じでしょうか。
麺は、いかにも博多っぽい細麺で、、、要はフツーの豚骨ラーメンと使い回しですね。
物量もソレと同様、、、替え玉前提ですな、コレは。
えっと、替え玉は、、、150円ですか。
世の中には替玉サービスなんて店もあるものの、、ココは違います。。
でも、、、キッチリと頼みましたですよ。
あまりにも物足りないんですもの。
結局、、、こうして高くなっちゃうんですよね。博多系のラーメンは。。
替玉は、平ザルから直接ドンブリにブチ込まれる方式でした。
ワタクシが案内された席は、調理場に面したカウンター席に背を向け、
1人だけポツーンと壁を向いて座る孤独な席。。。(↑の写真)
ニンニクなどの卓上グッズを1人で独占できるのはアリガタく、、、
でも、、、なんだか妙に目立ってコッパズカシいんです。
替え玉は、カウンター越しにって訳にはいきませんから、
スタッフが
「センターさぁん! 替玉でぇぇす」
などと叫びつつ、、通路に茹で湯をシタタラせながら持ってきてくれました。
なるほど、この席は「センターさん」なのですね。
見て、アタシを見て、アタシがセンターなのよ!
決して総選挙で勝ち上がった訳ではありません。
会計時、、、ワタクシが味噌ラーメンを食べた事に気づいたスタッフは
「違った味噌もあるんですよ!」
などと目をギラつかせながら、小さなビラを手渡してきました。
むぎちゃんの事ですな。知ってますとも。
などと思いつつソレに目をやると、、、
おおっ、東京らあめんタワーのビラぢゃないですか!(↑の写真)
ソコの秋葉原電気街店は、ココから歩いてすぐなんです。
コチラとはラーメンの方向性が違いつつも、実は九州じゃんがらがの系列なんですよ。
ノレンは違っても、共存共栄を狙っている訳ですね。
それに対し、、、、
茨城を発祥とする「元祖じゃんがららぁめん」ってのは、全く無関係なのだとか。
ソチラも一時期はアチコチに展開し、商標権争いもしたんですって。
後に運営会社が倒産し、、、今は残党が数店舗ほど残っているだけだそうです。
ご訪問時は、お間違えの無いように。
果たして、どっちがウマいのかは判りませんが。。
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