呼子港の目の前に、壁のごとくデーンと構える島、、、
ソレが加部島です。
天然の巨大防波堤として、呼子港を波から守っているんです。
かつては、そのまんま「壁島」とも呼ばれたんですって。
平成元年に呼子大橋が完成し、九州本土と繋がりました。
せっかくですから、その島にも足跡を残していきましょう。
これが、加部島から見た呼子大橋。(↓の写真)
長さ727mの斜張橋というタイプの吊り橋で、通行料は無料です。
なかなかダイナミックな橋なので、コレ自体も観光スポットに名を連ねてますよ。
観光船「イカ丸」からも、よく見えました。
島の最高峰・天童岳(標高112m)と尾根続きに
「風の見える丘公園」なるビューポイントがありました。(↓の写真)
玄界灘が一望できて、なかなか絶景ですよ。
数年前まではココには、ヨーロッパ風の古風な風車があったそうですが、、、
今は、気象庁御用達の風速計のようなヤツに代わってしまいました。
その風車による風力発電で、レストハウスの電力を賄っているのだとか。
続いて、島の北端にある「杉の原牧場」へ。(↓の写真)
崖の上に広がる草原、、、、何気に隠岐や五島列島を偲ばせますね。
この日は、残念ながらウシの姿は見当たりません。
かつては、放牧地帯を散策する事が出来た模様です。
立ち入りの際の注意などが書かれた案内板は残っているものの、、、
固定のフェンスで入り口が封鎖され、もうムリみたいです。。無念。。
加部島を後にして向かったのは、、、名護屋城址。
名古屋城とは別物ですよ。ソレは愛知県ですし。
名護屋城は、唐入り(中国・朝鮮への侵攻)を試みた豊臣秀吉が、
その拠点にするべく築いた城なんです。
当時の城としては、大阪城に続いて日本第2位の大きさだったんですって。
↓の写真は、城址の中にある名護屋城博物館に展示されているジオラマ。
確かにデカそうです。
名護屋城博物館の展示物がコチラ。(↓の写真)
写真撮影は、フラッシュを焚かなければOKとの事でした。
大砲なども揃っていまして、、、
攻守は逆ながら、元寇と比べると年代の差を感じます。
秀吉の「唐入り」は、300年余りも後ですもんね。
朝鮮半島に攻め入った際の、軍船のレプリカがコチラ。(↓の写真)
やはり、元寇の頃のソレとは大いに規模が違いますよ。
よく判りませんが、船の上にお城みたいなのが建っちゃってますもの。
推進力が風と人力ってのは同じでしょうけれど。
コレが秀吉さんの木造。(↓の写真)
2回の侵攻(文禄の役:1593年・慶長の役:1597年)はムリヤリなモノで、、
特に2回目の慶長の役は、秀吉さん以外は殆ど乗り気では無かったのでしょう。
なので、秀吉さんが亡くなった途端に終戦で、一同退却。。
存在意義を失った名護屋城も、そのまま廃城となったそうです。
従って、城の建物は何も残っていません。。
石垣を見て、当時の規模を思い偲ぶしかないですね。(↓の写真)
でも、、、いまさらゴリッパなレプリカを作るよりも、
このままのほうが良いですよ。
天守閣があったのは、このあたり。(↓の写真。二人たちの指の先)
廃城後は、唐津城の天守閣に流用されたそうです。
ただし、今の唐津城の天守閣は史実とは違う再建築モノだそうでして、
従って名護屋城のソレは、今では影も形もありません。
次に我が家が訪問したのは、虹ノ松原です。(↓の写真)
4.5キロに渡って続く松原、、、、これまた壮観ぢゃないですか。
唐津藩主・寺沢広高が植樹をさせたのが、コレの起源だそうです。
その中を延々と走り抜ける県道がありまして、、
走っても走っても続く松原、、、なんだか怖くなる程ですよ。(↓の写真)
で、、ここに何をしに来たのかですって?
それわ・・・・・
正解はコチラ。(↓の写真)
「からつハンバーガー」という店で、からつバーガーを食べる為でした。
店と言っても建造物ではなく、2台のバスを連ねて営業しているんですよ。
このバスが営業する場所は、、、、
ひたすら松原を抜ける県道の、虹ノ松原駅の近くを探してみてくださいな。
「からつバーガー」と言いましても、けっして辛くはありません。
地名の唐津から命名している訳ですから。
ご当地名物、、例えばイカとかが使われている訳でななく、、
昔ながらのハンバーガーをアピールしています。
メニューは、こんな感じ。(↓の写真)
基本の「ハンバーガー」は310円。
「チーズバーガー」や「エッグバーガー」、
そして「ハムエッグバーガー」なんてラインナプがありました。
でも、せっかくだから全部入りの「スペシャルバーガー」にしてみましょう。
いわゆる全部乗せ、、、いえいえ全部挟みというべきでしょうか。
コレが「スペシャルバーガー」490円。(↓の写真)
いかにも食べにくそうなタクマシさがイイですね。
ブ厚いチーズにハム、、、圧巻ですよ。
メインのハズのハンバーグが小ぶりながら、、、、
モンクは言いますまい。
トータル的にはリッパなサイズですもの。
これが、この日の我が家のヒルメシとなりました。
リッパなバーガーとは言え、ヒルメシとしては物足りないように思えつつ、、、
でもダイジョーブなんです。
ほんの2~3時間前まで、呼子の朝市でイカを喰いまくっていた訳ですから。
長男坊に至っては、、、、
呼子のイカバーガーに続き、この日2つ目のハンバーガーですもの。
タイトルの「いたちょこ」とは、、、、
佐賀の言葉で「行きましょう」という意味です。
【その4】天然記念物「七ツ釜」から呼子朝市へに戻る
【その6】離島の神社に宝くじの神?(宝当神社・高島)に続く
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