カップラーメン紀行【5】江戸川区船堀「大島」編

やややや!
我が江戸川区の人気店、「大島」がカップ麺に!
これはオドロきました。
すみれ出身の店主による、札幌王道の濃厚味噌ラーメンがウリの店。。。
コレは、ぜひとも試さねばなりません。
ちなみに、、、、
このブログのカップ麺シリーズでは初めての、「まるちゃん」の製品になります。
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容器は縦長のカップヌードル型。(↓の写真)
かやく類やスープの素は別袋ではなく、最初から麺などと同居している仕組み。
そのあたりも、会社は違いますがカップヌードル式ですね。
最後に入れる調理油だけが別袋。
コレは、カップのフタに糊付けされていました。
熱湯を入れたら4分、、、わくわく。
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完成したのがコチラ。(↓の写真)
やっぱり、何気にカップルードルチックですな。。
挽肉を意識した感じの肉なのでしょうけれど、、、
ホンモノの大島のソレは、リッパなチャーシューですよ。。
もちろん、札幌の本家すみれも同様です。
カップ麺のすみれは肉ナシだったので、ソレよりはマシなのかしらん。。
でも、カップ麺すみれのスープは、相応に濃ゆさが再現されていたのに対し、、、
カップ麺大島は、、、、、すみれっ気がありません。
最初の一口だけ、僅かに「おおっ!」っとは思いましたけどね。
あとは、、、、麺も含めて、フツーのカップ味噌ラーメンとの違いが判らないんです。。
ただただ「大島」と名乗っているだけのシロモノ、、、であると言えましょう。

我が地元の店のラーメンをカップ麺にしてくれた、、、
それには感謝いたしましょう。
でも、、、
ヒトサマの看板を借りるからには、もう少し工夫をしたら如何でしょうか。。
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さて。
江戸川区で「紀行」ネタはムリです。。。
なので、、、すみれにアヤカって、また札幌ネタでも。
ただし、少々オゾマシい内容ですよ。。
ずいぶん前に、社員旅行で北海道を訪れた時のハナシです。

11月の北海道、、、見ものが激しく乏しい時期ですね。
だからこそ、超格安の予算が組めたんでしょうね。
2泊の宿代を含めて、通常の飛行機代よりも安かったみたいです。
1泊目は洞爺湖温泉で宴会、、、道中の支笏湖あたりは吹雪いてました。
2泊目は札幌、、、ビジホ泊り。
コチラでは宴会無しで、各自(ススキノなど)札幌の夜を満喫する計画でした。
さしずめ、会社の出費を抑える為の作戦だったのでしょう。

夜に札幌に到着すると、同室のミヤザワくん(仮名。某離島出身)が
「ラーメン横丁に行きましょう!」
などとハリキり、目を輝かせていました。
そのイキオイに負けて、一緒にススキノに向かうと、、、
ある店で、ハトリベ先輩(仮名)+1名が、すでにラーメンを食べていて、、
なんとなく、我々もソコに合流したんです。
先に食べ終えて店を出たハトリベ先輩+1名は、見知らぬオッチャンと立ち話。
そのオッチャンの正体は、後に我々が店を出た時に判明しました。
「よお、呑み放題の店だよぉ! キミタチの先輩も先に案内したよ!」
なるほど、(当時の)ススキノ名物の客引きだったのですね。
聞かされた金額は高くなく、、ミヤザワくんもその気になった事もあり、、
オッチャンに連れられて、その店に向かう事になったんです。
どうせなら、4人で呑んだほうが楽しいでしょうし。

徐々に繁華街のハズレという雰囲気になってきました。
そしてオッチャンが指示したのは、、、いかにもマンション風の扉ぢゃないですか。
「2名様、ご来店ぇぇぇん!」
ドアが開かれると、、、店内は激しく暗く、、、
薄明かりの中に浮かび上がったハトリベ先輩は、、、
眉をひそめながら小刻みに首を横に振っていたんですよ。
店のオネェサンの頭は、センパイの股間に。。。
こ、これわ! そういう店ですか!

やがてワタクシとミヤザワくんは、別々のテーブルに案内されたんです。 
そして、それぞれにケバいオネェサンが。。。
いかなる展開になるのかとヒヤヒヤしていると、、、
客引きのオッチャンと言う通り、呑み放題は事実なんです。
ただし、、、
「別料金で、ナニをナニしてあ・げ・る」
みたいなオプションのお誘いが次々とありまして、、、
全てを拒否ったワタクシは、早々に「時間でぇす」と追い出されました。。
お会計もオッチャンの言う通りだったのが、不幸中の幸いでした。
こんな雰囲気ですからあまり飲めませんでしたけどね。
要は、飲む事がメインの店ではありませんから。

ワタクシは、店の外でミヤザワくんを待ちましたが、、出てきません。。
さては、オプションやら何やらを楽しんでいやがるのですな。
あまり雰囲気の良い場所ではありませんから、、
ホテルに戻り、ソコでミヤザワくんを待つ事にしたんです。
しかし、、、戻って来ないんですよ。
ハトリベ先輩らの姿も無く、、どうしましょ。

ホテルのロビーで、他部署のアイカワくんと出くわしました。
カレは、ココで札幌勤務(別の会社)の先輩と待ち合わせ、ウマいモノを喰いに行くそうです。
ついつい、ソレに合流させてもらったワタクシ。
このまま一人でミヤザワくんを待って過ごすのも馬鹿らしくなりましたし、、
地元の人と一緒なら、ヤバい店に連れて行かれる事も無いですもんね。
おかげさまで、楽しく美味しい時を過ごしてホテルに戻ってみると、、
ミヤワザくんは部屋に戻っていて、自分のベッドで寝ていました。

翌朝、ミヤザワくんに話を聞いてみると、、
オネェチャンと話が盛り上がった事、、、
イロイロとしてもらってキモチ良かった事、、、
などなどを、嬉しそうに語ってくれました。
ああ、無事で、しかも楽しめたなら良かった良かった。
ところが、、、実際にはヒトスジナワでは無かったみたいなんです。

目撃者および被害者(?)からの報告によれば、、
泥酔状態で、店員の肩を借りてホテルまで戻ってきたミヤザワくんったら、、
いきなり、ロビーでリバース。。オエッ。。
居合わせた課長らが、仕方なくソレの片づけを始めると、
なぜかミヤザワくんはキレはじめ、暴言吐きまくりの大暴れ。。
何か、よっぽど気に入らない目に遭ったのでしょうか。
今となっては、もう判りません。

あの店で、ハトリベ先輩が首を振っていたのは、
やはり「来るな」という意味だったと、後で聞きました。
先輩も、単なる呑み放題の店だと聞かされたとの事で。
でも、、、軽く有料オプションは受けてたクセに。。
ああ、ススキノの夜はオソロシい。。

【その4】横浜「六角家」編
【その6】板橋区「蒙古タンメン中本」編

この記事へのコメント

  • まー

    このカップラーメン、私も食べました!
    正直、味噌のカップラーメンという感想以外に何もなかったです(苦笑)
    大島、これでいいのか?と正直思ってしまいました。。。


    別件ですが、めんやももの看板が外されておりました。。。
    移転か廃業か休業か張り紙も無いので分かりませんが、残念です。。。
    2016年04月15日 14:43
  • おぎひま

    まーさん、コメントありがとうございます。

    同じ感想でしたか!
    ホントに、、大島! どうする?
    ってなものですよ。。
    もも、、ついに閉店ですか。
    すでにオーナーも変わり、当初とは違う店でしたもんね。
    屋号だけを引き継いでも、あのロケでは厳しいかと思ってました。
    2016年04月15日 18:23

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