ゆり丸、おがさわら丸、フェリーとしまに続くき、、
もう1つ、船旅シリーズを。。。
今年の3月、、北海道新幹線が函館まで開業ですね。
飛行機に負けっぱなしのJRも、少しは客を取り戻せましょうか。
青函トンネルの本格的な活躍は、これからだ!
ってな感じでしょうけれど、、、
トンネル完成前は大動脈だった青函連絡船、、、その存在を忘れてはイケません。
北海道に船で渡る、、、、そのナツカシき思い出をタグリよせるべく、、
2009年、家族で青函航路に乗船してみたんです。
青森界隈の旅行を計画した際、、、
青函航路を活用し、函館にも行こう!
ってなハナシになりました。
JRの青函連絡船は既に存在していませんが、、
「津軽海峡フェリー」「青函フェリー」、、民間の2社が頑張っているんです。
前者は1日16往復、、後者は8往復、、案外と便数が多いんですよ。
トラックは青函トンネルをくぐれませんから、それらを運ばねばなりませんもんね。
青森を走ったレンタカーを青森港で乗り捨て、、、
ソコからは徒歩客としての乗船になりました。
レンタカーの車両運送費が勿体ないですもの。また函館で借りればイイんですし。
マナムスメ(当時1歳10か月)のベビーカー、、、コレは車両扱いではありません。(↓の写真)
ところが、ベビーカーが車両とみなされ、、、というのはウソですが、、
車両の搬入口からの乗船となりました。。(↓の写真)
かつて、青函連絡船経由で札幌などを目指す際、、
「青森走り」「函館走り」ってのがあったんです。
青森駅で列車を降りたら、通路をダッシュして連絡船に乗り込み、居場所をゲット!
これが青森走りです。
函館港に着いたら、やはり通路をダッシュして列車の席をゲット!
函館走りがソレですね。
懐かしい儀式でしたが、、、もう経験はできません。
だって、青森駅と青森港は離れていますから、、走っちゃいられませんですもの。
青森港のターミナルから船に乗るのも、空港のようなランプバスで移動する有様でしたから。
実際、、、クルマ無しの乗船客は、我が家を含めてチョボチョボですよ。
もはや、列車と船とが一体化した、青函連絡船の面影は感じられません。
乗船したフェリーは「えさん」。(↓の写真)
正式には、「えさん2000」という船名の模様です。
2,367トンの船ですから、前出の「ゆり丸」や「フェリーとしま」よりはデカいですね。
それでも、2等オンリーで70人余りの定員ですので、、、
往年の青函連絡船羊蹄丸8,000トンあたりと比べると、ずいぶんチンチクリンなガタイです。
このあたりも、連絡船当時の面影不足は否めません。
もっとも、津軽海峡フェリーの全ての船がミニサイズでは無いですよ。
7~8000トンクラスのフェリー「ブルーマーメイド」「ブルードルフィン」「びなす」も就航していまして、、、
我が家は、一番小さな船に当たってしまっただけなんです。
2等は、1フロアのみの座敷オンリーでした。
が、、、なぜか我が家はスタッフに引率され、、、
「係員以外立入禁止」と書かれた個室へ通されました。(↓の写真)
2段ベッドにソファー、、、なんともステキな部屋ぢゃないですか。
扉には「乗務員予備室」とも書かれていて、、、
要は、スタッフルームなのですね。
幼児を連れたイタイケな我が家に対する優しい心遣いなのでしょう。
ああウレシい。ありがとうございます。
もっとも、、、
休息が必要なドライバー客を、ウザい家族連れから守る為の隔離、、、
そんな理由だったのかもしれません。
いずれの理由でも、、、、恩恵を断る理由はありません。
調度品などに飾りっけは無くても、機能的には1等クラス。(↓の写真)
思いっきり、この環境を活用させていただきました。
「えさん」には食堂は無く、、、事前に買い込んだコンビニ弁当、、
ソレだって、キモチ良く個室で食べられましたですもの。
青森港を出航する、フェリー「えさん」。
スーパー高速フェリー「ナッチャンRera」の姿が見えました。(↓の写真)
青森・函館間を従来の半分以下、1時間45分で結ぶスグレモノだったのに、、
高コストや船室の狭さ、波への弱さなどなどのモンダイを抱え、、、
ワタクシどもが見かけた2009年の時点で、すでに運行休止されています。
後に、、、台湾に売却されたそうですよ。
函館山が見えてくれば、まもなく函館港。(↓の写真)
このあたりは、往年の青函連絡船と何ら変わらないカンゲキが得られますね。
長男坊、マナムスメ共に、この時が始めての北海道上陸となりました。
ワタクシも、初めての北海道への上陸は青函連絡船、、、
バイクでの初上陸は津軽海峡フェリー(当時は東日本フェリー)の青函航路でした。
函館側にも、ナッチャンの姿が。。
姉妹船の「ナッチャンWorld」です。(↓の写真)
ナッチャンReraと同様に働き場を失い、、、、
コチラは防衛省にレンタル移籍中なのだとか。
到着した函館港は、連絡船当時の桟橋からは程遠く、、、
青森側と同様、、とても走ってれ列車に乗れる環境ではありません。
30分に1本のバスを待ち、、、それも五稜郭行き。。
函館駅まで直通するバスは、1日5本しかありませんでした。
やはり、乗船客はクルマがメインですもんね。。
我が家はバスとチンチン電車を乗り継いで函館駅に向かい、、、、
乗り物酔いした長男坊が、線路っぱたでリバースする騒ぎに陥りました。
やっぱり、徒歩客は青函トンネルのほうがラクチンです。
ソレを思い知りましたよ。トホホホホホ。。
このブログ内の元記事:
津軽海峡、船の旅
この記事へのトラックバック
-
↓をクリックしていただけると、勘違いしてハリキってしまうかもしれません。。。
にほんブログ村
この記事へのコメント