震災後の浦戸諸島【番外編】誰の為の復興なのか。。。

シルバーウィークに我が家が訪れたのは、、

松島湾の入り口、浦戸諸島です。

東日本大震災の津波の際、これらの島が津波の勢いを緩和させ、、

松島湾内の地域は、他の被災地よりも多少は被害が抑えられたとも言われています。

島々を巡り、アレコレと楽しませて頂きまして、、

それだけに、1日も早い復興を祈るばかりです。

でも、、復興事業に関して、、、

目を覆いたくなる光景も少なからず目にしました。

なぜ、こういう事になったのでしょうか。

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とにかく一番ギモンなのは、防波堤の建設ラッシュ。。

守る民家も無い入り江に、次々とソレが作られているんですよ。

寒風沢島では観光名所だった海水浴場が消滅。。(元屋敷浜。↑の写真)

前浜も、まさに消滅させられようとしています。(↓の写真)

観光パンフを見ると、「海水浴・潮干狩り」の文字がマジックで消されていました。。

島の関係者は、どういうキモチで一枚一枚のスミヌリ作業を強いられたのでしょうか。

民宿のオバチャンは、防波堤工事が終われば砂浜に直すと(当局から)聞かされたようですが、、

ホントにそんな事が可能なのでしょうか。

その場しのぎのデマカセだったら、それは許されない事ですぞよ。

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堤防は、島の田畑を守る為?

それも一理ありましょう。

しかし、、、無人島にも防波堤がせっせと作られているんですよ。

すでに耕作が放棄された農地を守るべく、津波でヤラレた防波堤を再建するんですって。。

行政の計画図を見ると、、、アゼンとするくらいに建設予定地が書き込まれています。

以下は、桂島で聞いた話です

「50年前に作られた防波堤が壊れ、そこから海水が浸入。

地盤沈下もあり、防波堤の陸側に海水が溜まっている。

そこは全く利用できない土地になるだけだ。」

朴島や寒風沢島で見かけた光景は、まさにソレですね。(↓の写真・寒風沢島)

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「コンクリートも鉄筋も、いずれは劣化して壊れるんだ。

桂島でも、津波で壊れた堤防が排水の妨げになっている。

新しい防波堤を作ったって、50年後には同じように壊れ、、

そして同じ事になるだろう?」

確かに、コンクリは壊れましょう。。(↓の写真。朴島と寒風沢島)

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それでも、ビーチを潰しながら、ひたすら新しい防波堤が作られています。(↓の写真・野々島)

これは、島民が望んでいる事でしょうか。

「堤防の高さは、一方的に行政が決めている。

海が見えなきゃ、津波が来たって判らないだろうに。

島民は老齢化しているから、海でシゴトをする人は、いちいちソレを乗り越えるのもタイヘンだ」

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「順番だっておかしいよ。

沖にある防潮堤を真っ先に直し始めた。

もちろんそれも必要なんだけど。

桟橋のあたりは地盤沈下の影響で、高潮の時は波に洗われる状態だ。

島に来たお客さんが船から降りた後、一人一人オンブして渡したりもした。

あまりにもハラがたったから、沖の防波堤の建設業者に、

その資材で、先にコッチを直してくれって頼んだんだけど、、、

管轄が違うと言うだけだった」

まさに、お役所チックな縦割りなんですよね。

予算がつかなきゃ動けない。予算がつくには日数がかかる。

不勉強な、そしてノホホンと暮らしているワタクシは、、、、

いまだに仮設住宅が現役な事実にオドロキましたもの。(↓の写真。寒風沢島)

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割と最近、NHKのニュースで、南三陸町の防波堤の再建の話を見ました。

震災直後で、まだゴタゴタしている時期、お国から

「壊れた防波堤を再建してやるから、必要な防波堤の計画を提出せよ」

なる指示が来たそうです。

市役所は手一杯で、そのような計画を練っているような状況ではありません。

仕方なく、もともとあった防波堤を全て書き出して提出したんですって。

住宅などは高台に移転する計画だし、、、

新たに作られた防波堤に守られる土地を、何に使うか今から考える。。。

現在、そんな事になっているそうです。

空気が読めず、あまりモノを考えない国政、、そんな結果ぢゃないですか?

いえいえ、キッチリと考えはあるのかもしれませんよ。

いかに土建屋にシゴトを回すかと言う考えが。。

復興予算を沖縄の国道整備に使ったなんて、その典型ですよ。


ワタクシのような無知な1市民がホザくのもナマイキですが、、、

とにかく何が必要で、何を優先すべきかを考えて実践しましょうよ。

上記の内容は、桂島のペンションのオーナーから

「ぜひ、この実態を世間に知らしめて欲しい」

などと依頼された事でもあるんです。

このような零細ブログながら、、、それの一助になればと綴った次第です。



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