北海道、函館と長万部の間にある八雲町は、、、
日本中の市町村では唯一ココだけというウリがあるんです。
それは、、、、
太平洋と日本海、両方に面しているという事。
双方の海の幸を素材として開発された新しいご当地グルメ、、、
ソレが「二海(ふたみ)カレー」なのだそうです。
2005年、、太平洋側の旧「八雲町」と日本海側の「熊石町」が合併して新「八雲町」となった結果、、、
太平洋にも日本海にも面している町が誕生しました。
ちょっとヤヤコシいのは、、、
旧「八雲町」は、渡島支庁・山越郡、、「熊石町」は檜山支庁・爾志郡、、
支庁も郡も越えての合併だったのですね。
結果、、、新「八雲町」は渡島支庁に新しく設けられた「二海郡」に組み入れられ、、
その二海郡に所属する自治体は八雲町だけ。。
八雲町が抜けた山越郡の自治体は長万部町だけ。。
熊石町が抜けた爾志郡の自治体は乙部町だけ。。
この界隈、、1郡1町ばかりで寂しいですね。。
そういえば奥尻郡も奥尻町だけで、、、ソチラは1島1郡1町ですよ。
また、、熊石町が抜けた檜山支庁は、南北に分断されてしまいました。
(2010年に道内の支庁は、全て「支庁」から「振興局」という言い方に変わってます)
八雲町に、新しいご当地グルメを!
言いだしっぺは、八雲駅前の蕎麦屋「まるみ食堂」のオーナー。
それに、和食の「食事処 伊勢屋」、イタリアンの「フランドル」が同調し、、、
誕生させたのが「二海カレー」。
八雲観光物産協会もバックアップしているんですって。
で、、二海カレーの基本レシピ・コンセプトは、以下の3点。(↓の写真)
・ ホワイトカレー。
・ 「二海」をイメージさせる食材(八雲のホタテ、熊石のタコなど)の使用。
・ 季節の野菜を取り入れる。
ホワイトカレーにしたのは、酪農発祥の地である八雲の牛乳を使う為だそうです。
それぢゃ、(辛いモノが食べられないマナムスメを除いて)みんなで二海カレーを!!
のハズが、、、長男坊は空気を読まず、、、
「二海焼き定食がイイ!!」
などとノタマいやがりました。(↓の写真)
なになに? 八雲ポーク? 新メニュー?
ううむ、、、なかなかウマそうですね。。
二海カレーとは違い、コチラ独自のメニューだと思われます。
コレが「二海焼き定食」1100円です。(↓の写真)
・ 地元産「八雲ポーク」を使い、軟白葱でアクセント。
・ 熊石海洋深層水から出来た塩をベースにした塩ダレ
とありまして、、、
フツーの生姜焼きセット風に見えつつ、、、
ちょっとだけ味見をすると、確かに塩ダレ路線です。
八雲ポーク、、、GJ!
最初っから、カレーを避けるツモリのマナムスメ。
メニューのラーメンのコーナーを眺めていたら、、、
「お子様セット 800円」の文字を発見!(↓の写真)
マナムスメったらこういうのが大好きで、迷う事無くソレを注文です。
記載場所からして、、ラーメンなのかカレーなのか、内容がサッパリ判らないものの、、
そんな事は、どうでも良いんですって。
で、、コレが「お子様セット」800円。(↓の写真)
その内容は、、、、
オムライスにエビフライ、、、
好きなモノばかりぢゃないですか! マナムスメの!
ウサギさんリンゴとウサギさんのナシまであり、、、
大コーフンですよ。
まあ、勝手にヨロコんでなさい。
本命の「二海カレー」850円は、やはり圧巻ですね。(一番↑の写真)
ホタテのフライ、、、タコの揚げたヤツ、、、
さらに、野菜の天麩羅なども添えられていました。
ゴハンとホワイトカレーを海に見立て、トッピングが陸地、、、
そんな盛り付けも楽しいですよ。
牛乳ベースのカレーはキチンとスパイシーな辛さで、、、
オカザリ無しでも堂々たる味わいだと思われます。
この「二海カレー」はカミさんの注文でして、、、、、
ワタクシが選んだのは、、、、、
ジャジャァァン!!
「二海カレースペシャル」というヤツです。(↓の写真)
ココの店限定とありました。
これが、その「二海カレースペシャル」1500円。(↓の写真)
ホワイトカレーだけでなく、フツー色のカレーとのハーフ&ハーフなのですね。
ホタテは姿を消し、、、
その代わりに、八雲ポークのカツがデーンと鎮座しているんです。
タコは居ますよ。フツーのヤツよりも増量されて。
とにかく圧巻です。圧巻すぎます。。
ところで、2食のカレーは、、、
どっちが太平洋で、どっちが日本海なのでしょう。
配置されたポークとタコとの位置関係からすると、、、
フツー色のカレーが太平洋、、、ホワイトカレーが日本海と言う事になりましょうか。
でも、、、牛乳の立場で判断すると、ホワイトカレーが太平洋になりますが、、、
正解は如何に?
店のマスターは、、ソコまで考えて無いと思います。。
このような盛り付けは、コチラ「まるみ食堂」だけで、、、
「伊勢屋」はカレー別皿式、、、
「フランドル」はイタリアンチックな1皿盛り、、、
それぞれを楽しめたらステキなのでしょうけれど、、、
それだと、ハラが、、、、ゼニが。。。
ちなみに、我が家が最初に目指したのはフランドルでしたが、、、
その日は貸し切りで、、コチラに流れてきた次第です。。
JRでお越しの際は、駅前の「まるみ食堂」か、駅近の「伊勢屋」が便利でしょうね。
八雲駅は、すっかり新幹線歓迎ムードに満ち溢れていましたよ。(↓の写真)
とにかく、、、、
この二海カレーが、ご当地グルメとしてキッチリと定着してくれる事を願う次第です。
だって、、大いにウマかったですし。
店舗情報
まるみ食堂:
食事処 伊勢屋
フランドル
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