奥尻島2015夏【10】神威脇温泉、湯ノ浜温泉、幌内温泉跡(北海道奥尻町)

奥尻島にも温泉がありました。

キチンとした温泉でして、源泉掛け流しですよ。

場所は島の西側の神威脇地区。

温泉名も、ズバリ神威脇温泉です。

さっそく、入ってみようぢゃないですか。

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我が家が上陸2日目に入浴したのがコチラ。

「神威脇温泉保養所」という、町営の日帰り温泉です。(↑の写真)

ややコナレぎみの施設ながら、、、

まあ、風情がアリアリとヨロコべる範疇です。

浴場は、男女とも1階と2階に分かれていまして、、、

脱衣場も別々ですから、双方の行き来は出来ません。

係りのオヂサンから

「2階のフロのほうがイイよぉ。1階のは熱いから」

などとアドバイスがありました。

1階の風呂がコチラ。(↓の写真)

茶濁したお湯が、何気にカラダに良さげですね。

泉質は、含塩化土類-食塩泉(ナトリウム・カルシウム-塩化物泉)との事です。

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2階の風呂がコチラ。(↓の写真)

浴槽側は全面ガラス張りで、すぐ目の前は漁港です。

眺めが良いのは具合イイですけれど、、

反対側(漁港側)からも丸見えっぽいですね。。

それはそれとして、、、

日没の時間に合わせれば、湯船の中からサンセットを拝めるかもしれません。

大人(中学生以上)420円、小人160円、幼児は無料です。

冬季(11~3月まで)は閉館されますので、お気をつけくださいませ。

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次なる温泉はコチラ。

「奥尻湯ノ浜温泉 ホテル緑館」というリゾートホテルです。(↓の写真)

日帰り入浴が可能で、我が家は上陸3日目に利用しました。

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「湯ノ浜温泉」と名乗っていますが、、、(↓の写真)

お湯は神威脇温泉から引いているんですって。

表示されていた源泉名も「神威脇温泉」になっていました。

湯ノ浜というのは、このホテルのある周辺の地名です。

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フットパスDコースにチャレンジ中に立ち寄った足湯、、、、(↓の写真)

ソレもコチラの敷地内で、このホテルの所有物みたいです。

足湯は「ご自由にどうぞ」状態で、、、無料なのが嬉しいぢゃないですか。

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さっそく入館してみると、、、、

内湯は、3つの岩風呂で構成されていました。

なかなかゴッツくてステキです。

一つ目の浴槽は、、、ご注意ください。冷水です。(↓の写真)

サウナで茹った後の水風呂も、岩風呂気分が楽しめる仕組みなのでしょう。

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2つ目と3つ目が、キチンとしたお湯ですね。

1つは茶濁したお湯、もう1つは完全に透明なお湯。。(↓の写真)

透明なお湯は、おそらく水道水を沸かしたのでしょう。

せっかくですので、濁ったほうに浸かりました。

ソチラのほうが少々熱めでキモチ良かったですし。

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露天風呂は温泉らしくて茶濁湯です。アリガタや。(↓の写真)

コチラも西側のオーシャンビューですから、、、

温泉に漬かりながらのサンセットが期待できるかもしれません。

神威脇温泉保養所よりも高台にある為、コチラのほうが眺めは勝ります。

その代わり、、入浴量は高いですけどね。。

大人800円、子供500円で、保養所の倍近くですよ。

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おっと、プールもあるぢゃないですか!(↓の写真)

さすがリゾートホテル!

でも、、、水が張ってありません。。ダメぢゃん。

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ロビーは、こんな感じです。(↓の写真)

果たしてココに泊まったら、お幾ら万円を支払う事になりましょうか。

「るるぶ」によれば、2食付8,700~14,580円とありました。

ふむふむ、思ったよりはお手頃なんですね。

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島の温泉入浴施設は、上記の2箇所が全てです。

しかし、、、勇気を出せば、もう一箇所ありますけれど、いかがでしょう。

それは、幌内温泉の跡地です。(↓の写真)

すでに建屋は無いものの、、いまでも温泉は湧き出していましたよ。

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もともとコレは「国民宿舎 幌内荘」の温泉設備で、、、

1993年の津波のアオリで旅館は閉館。。

源泉の井戸だけが残っている状態です。

「建物自体が津波で崩壊」

「建物は残るも、経営者が亡くなって閉館」

2つの説があり、正解は判りません。


なぜか、家庭用の湯船が置かれていましたから、、、

コレにお湯を張れば、入浴が可能なハズですよ。(↓の写真)

もちろん、あたりからは丸見えですけどね。

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何気にアートなテッペン部分から、お湯が湧き出ていました。(↓の写真)

湯加減は、、、、熱いです。

十分に入浴可能です。

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お湯は、この壁に沿って流れ落ちていますので、、(↓の写真)

それを上手に集めてエンビ管に導けば、浴槽にお湯を持っていけそうです。

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それにしても、、なんともアートなお姿。。。

源泉の中に含有している何かしらの成分が、歳月と共にパイプに付着したのでしょうね。

この角度から見ると、、、

何者かに後ろから抱きつかれている女性に見えませんか?(↓の写真)

とにかく、やたらめったらシュールなんですよ。

いずれ、温泉として復活する可能性は、、、、

たぶん低いでしょうね。

津波によって幌内の集落自体が消滅し、無人の地になっちゃってますから。。


幌内温泉の場所は、神威脇港から5kmほど北上したあたりです。

2つ続く海沿いのトンネルを出て、、、、

道が海から離れたら、すぐ先の左側を注視してみてくださいませ。

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この記事へのコメント

  • かねごん

    ホテル緑館の方の温泉に入っていないので気になってたんです。3つの浴槽とはいいですね。神威脇温泉より眺望は良かったですか?
    2015年08月22日 19:38
  • おぎひま

    かねごんさん、コメントありがとうございます。

    緑館の眺望は良かったですよ!
    ただ、神威脇温泉のほうが離島っぽさを満喫できました。
    お値段も、、、、、
    2015年08月23日 11:55

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