奥尻島にも温泉がありました。
キチンとした温泉でして、源泉掛け流しですよ。
場所は島の西側の神威脇地区。
温泉名も、ズバリ神威脇温泉です。
さっそく、入ってみようぢゃないですか。
我が家が上陸2日目に入浴したのがコチラ。
「神威脇温泉保養所」という、町営の日帰り温泉です。(↑の写真)
ややコナレぎみの施設ながら、、、
まあ、風情がアリアリとヨロコべる範疇です。
浴場は、男女とも1階と2階に分かれていまして、、、
脱衣場も別々ですから、双方の行き来は出来ません。
係りのオヂサンから
「2階のフロのほうがイイよぉ。1階のは熱いから」
などとアドバイスがありました。
1階の風呂がコチラ。(↓の写真)
茶濁したお湯が、何気にカラダに良さげですね。
泉質は、含塩化土類-食塩泉(ナトリウム・カルシウム-塩化物泉)との事です。
2階の風呂がコチラ。(↓の写真)
浴槽側は全面ガラス張りで、すぐ目の前は漁港です。
眺めが良いのは具合イイですけれど、、
反対側(漁港側)からも丸見えっぽいですね。。
それはそれとして、、、
日没の時間に合わせれば、湯船の中からサンセットを拝めるかもしれません。
大人(中学生以上)420円、小人160円、幼児は無料です。
冬季(11~3月まで)は閉館されますので、お気をつけくださいませ。
次なる温泉はコチラ。
「奥尻湯ノ浜温泉 ホテル緑館」というリゾートホテルです。(↓の写真)
日帰り入浴が可能で、我が家は上陸3日目に利用しました。
「湯ノ浜温泉」と名乗っていますが、、、(↓の写真)
お湯は神威脇温泉から引いているんですって。
表示されていた源泉名も「神威脇温泉」になっていました。
湯ノ浜というのは、このホテルのある周辺の地名です。
フットパスDコースにチャレンジ中に立ち寄った足湯、、、、(↓の写真)
ソレもコチラの敷地内で、このホテルの所有物みたいです。
足湯は「ご自由にどうぞ」状態で、、、無料なのが嬉しいぢゃないですか。
さっそく入館してみると、、、、
内湯は、3つの岩風呂で構成されていました。
なかなかゴッツくてステキです。
一つ目の浴槽は、、、ご注意ください。冷水です。(↓の写真)
サウナで茹った後の水風呂も、岩風呂気分が楽しめる仕組みなのでしょう。
2つ目と3つ目が、キチンとしたお湯ですね。
1つは茶濁したお湯、もう1つは完全に透明なお湯。。(↓の写真)
透明なお湯は、おそらく水道水を沸かしたのでしょう。
せっかくですので、濁ったほうに浸かりました。
ソチラのほうが少々熱めでキモチ良かったですし。
露天風呂は温泉らしくて茶濁湯です。アリガタや。(↓の写真)
コチラも西側のオーシャンビューですから、、、
温泉に漬かりながらのサンセットが期待できるかもしれません。
神威脇温泉保養所よりも高台にある為、コチラのほうが眺めは勝ります。
その代わり、、入浴量は高いですけどね。。
大人800円、子供500円で、保養所の倍近くですよ。
おっと、プールもあるぢゃないですか!(↓の写真)
さすがリゾートホテル!
でも、、、水が張ってありません。。ダメぢゃん。
ロビーは、こんな感じです。(↓の写真)
果たしてココに泊まったら、お幾ら万円を支払う事になりましょうか。
「るるぶ」によれば、2食付8,700~14,580円とありました。
ふむふむ、思ったよりはお手頃なんですね。
島の温泉入浴施設は、上記の2箇所が全てです。
しかし、、、勇気を出せば、もう一箇所ありますけれど、いかがでしょう。
それは、幌内温泉の跡地です。(↓の写真)
すでに建屋は無いものの、、いまでも温泉は湧き出していましたよ。
もともとコレは「国民宿舎 幌内荘」の温泉設備で、、、
1993年の津波のアオリで旅館は閉館。。
源泉の井戸だけが残っている状態です。
「建物自体が津波で崩壊」
「建物は残るも、経営者が亡くなって閉館」
2つの説があり、正解は判りません。
なぜか、家庭用の湯船が置かれていましたから、、、
コレにお湯を張れば、入浴が可能なハズですよ。(↓の写真)
もちろん、あたりからは丸見えですけどね。
何気にアートなテッペン部分から、お湯が湧き出ていました。(↓の写真)
湯加減は、、、、熱いです。
十分に入浴可能です。
お湯は、この壁に沿って流れ落ちていますので、、(↓の写真)
それを上手に集めてエンビ管に導けば、浴槽にお湯を持っていけそうです。
それにしても、、なんともアートなお姿。。。
源泉の中に含有している何かしらの成分が、歳月と共にパイプに付着したのでしょうね。
この角度から見ると、、、
何者かに後ろから抱きつかれている女性に見えませんか?(↓の写真)
とにかく、やたらめったらシュールなんですよ。
いずれ、温泉として復活する可能性は、、、、
たぶん低いでしょうね。
津波によって幌内の集落自体が消滅し、無人の地になっちゃってますから。。
幌内温泉の場所は、神威脇港から5kmほど北上したあたりです。
2つ続く海沿いのトンネルを出て、、、、
道が海から離れたら、すぐ先の左側を注視してみてくださいませ。
















この記事へのコメント
かねごん
おぎひま
緑館の眺望は良かったですよ!
ただ、神威脇温泉のほうが離島っぽさを満喫できました。
お値段も、、、、、