奥尻島2015夏【7】宮津弁天宮、球島山、賽の河原(北海道奥尻町)

奥尻は、それなりにデカい島ですので、、、

2日半の滞在日程では、けっこう忙しいです。

ホントは、もっとノンビリできるハズだったのですが。。

今回は、島の北東部の観光スポットをお届けします。

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まずは、宮津弁天宮。

小さな岬の先端に、スルドく盛り上がった山がありまして、、

ソコのテッペンにある、赤い屋根の神社がソレなんです。(↓の写真)

なかなか険しそうですが、、、、

通りがかりにコレを見つけたカミさんが、なぜか一目惚れ。。

ぢゃあ、イッてみましょう。

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神社側から見て、V字に切れ込んだ鞍部の対面あたりに、参拝用の駐車場がありました。

ソコにクルマを停めると、、、イッキに鞍部に下り、そしてイッキに登って神社に辿り着く仕組みです。

もちろん、帰りもイッキ下りとイッキ登りが待っています。

我が家は海沿いの地べた、漁港の脇から攻め、直接鞍部に登る作戦に出てみました。(↓の写真)

だって、、、

そのほうが登る階段が少なくて済むからですよ。

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ココが鞍部の部分。(↓の写真)

右(駐車場側)に行くも、左(神社側)に行くも、、

激しく急な階段です。

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覚悟を決めて、神社への階段を登るカミさん。(↓の写真)

アナタが惚れちゃったんだからガンバリたまい。

背中越しに見える白い部分が鞍部、、、、

ソコから登っているのが、駐車場に向かう階段です。

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見た目の割には手応えは無く、、、

5分ほどで宮津弁天宮に到着!(↓の写真)

もともとココは番所が置かれ、アレやコレやを監視する場所だったんですって。

それだけに、なかなか眺めが良いですよ。

後に、大漁祈願の弁天様が祀られ、、

ソレが、この宮津弁天宮なのだそうです。

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漁港に戻ってクルマで移動し、、、

駐車場側から見ると、こんな感じです。(↓の写真)

なんだか、階段が急すぎて恐いですね。。。

やっぱり漁港側から登って正解でしたよ。

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宮津弁天宮を後にし、、、、

次に目指したのは球島山(たましまやま。標高369m)です。

奥尻島最高峰の神威山(標高584m)には立ち入れませんでしたから、

3番目に高い山である、コチラでガマンしようぢゃないですか。

直下までクルマで立ち入る事が出来、、山頂は展望台になっています。(↓の写真)

ちなみに、2番目に高いのは勝澗山(標高428m)。

真珠岩の砕石場である為、やはり無断では立入禁止なんですって。。

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球島山の山頂はコチラです。(↓の写真)

駐車場からは、僅か3分の登りでして、、

宮津弁天宮の階段よりもラクチンでした。

この日、奥尻付近の湿度が90%を越えていたからでしょうか。

低山であるにも関わらず、クルマで登ってる途中からガスってきたんですよ。

なんだか、高山チックでイイですね。

その代わり、、、霧に遮られて展望はありません。。ぐすん。

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山頂から駐車場方向を見下ろすと、こんな感じ。(↓の写真)

まさに雲海ですね。。

東京タワーより、少しばかり高いだけの山なのに。。

仕方ありません。次に行きましょう。

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一部ダート区間を走り、、

島の北端、稲穂地区に着きました。

象徴とも言うべき稲穂岬灯台が、丘の上にデーンと構えていました。(↓の写真)

ソコに向かう道もありましたので、クルマで登ってみようとすると、、、

やややや! 

その道に入ってすぐのあたりで、思いっきりジャングル化しているぢゃないですか。

草の下には、確かにアスファルトの道が続いているんです。。

ううむ。灯台は無人で、、、長い事、誰も通っていないのでしょう。

おそらく、草の枯れる冬場には通れると思われます。

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岬の手前は広くて平べったい空間で、、、

野球のグランドや相撲の土俵などが造られていました。(↓の写真)

ずいぶんゼイタクに、海の近くの平地を使ってると思ったら、、、、

なるほど、、、これらは震災後に整備されたのですね。

要は、青苗地区の「徳洋記念緑地公園」と同様、、

住むには適さない低地として、かつての建物類や施設は移転してしまったのでしょう。

稲穂地区も、全滅に近い津波被害を受けたとの事ですから。

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広々としたキャンプ場もありました。(↓の写真)

3方向を海に囲まれたサイトって、なんだかすごいですね。

ココでテントを張る事を考えると、ワクワクしてしまいます。

まだ薪が燻ってる大きな焚き火台も設えられていて、、、

これまた気分がイイですよ。

でも、、、

風が強い日には、ヒトタマリも無いような。。。

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その奥の岬に広がるのが、奥尻島の指折りの名所、賽の河原です。(↓の写真)

海難犠牲者やコドモの慰霊の地で、道南五霊場の一つなのだとか。

積み重ねられた石の山が無数に広がり、、、なんとも霊験アラタカですよ。

500年前から、ココの存在が確認されていたそうです。

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しかし、、、

北海道南西沖地震の津波で、お地蔵さんも石積みも、全て流失してしまったんですって。

ココに積まれている石は、全て津波以降のモノという事になりましょう。(↓の写真)

一部のお地蔵さんは、後に引き上げられたものもあるそうですが。

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恐山あたりの賽の河原とは違い、、、

コチラは海の真ん前ですから、イヤってほど漂流物が散乱していました。

漁具っぽいソレを手に、オフザケする2人たち。。(↓の写真)

イケません! バチが当たりますぞよ。

背景に見えるのは、北海道の本体です。

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今度は、石を積み始める2人たち。(↓の写真)

おいおい、ココは石遊び場ではありませんよ、ボクちゃんジョーちゃん。

仕方ありませんねぇ。

ワタクシには、ワタクシが生まれる前に夭逝した兄がいまして、、、

ならば、その兄上を供養しようぢゃないですか。

2人たちから見れば伯父さんですし。

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一番手前のデカいのが、我が家の石積みです。

それにしても、、、

賽の河原の伝説って、セツないですよね。。

親より先に逝ってしまった子供は、その親不孝の罪滅ぼしの為に、、、

賽の河原で石を積んで石塔を作らされるのだそうです。

「ひとつ積んでは父の為、、ふたつ積んでは母の為、、」

ってのが、その際のセリフですね。

しかし、ある程度の高さになると鬼に崩されてしまい、、、

永遠にソレは完成しないのだそうです。

訪れた人々が石を積むのは、少しでも手助けになればという意味ながら、、、

結局は、鬼にやられてしまうんですもんね。。

2人たち! トォチャンより先に逝っちゃうとタイヘンですぞよ!

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漂流物らしい「なめこ」のぬいぐるみを見つけたマナムスメ。

ゲームのキャラクターなのだそうです。

「なめこちゃん、つれてかえりたい!」

唐突に、そんな宣言をするマナムスメ。

キャラの可愛さにホダされただけではなく、、、

このような場所で打ち捨てられたソレが、フビンでならないみたいです。

「バッチィからダメ!」

カミさんの一刀両断な物言いに、納得しないマナムスメ。。

ううむ。ココはオトォチャンの出番ですな。

「なめこちゃんは、ずぅぅぅぅっと旅をしているんだよ。

今はココで休んでいるだけで、、また波が来たら、次の場所に旅立つんだ。

無理に連れて帰ったら、旅は終わってしまう。

それぢゃ可愛そうぢゃないか」

マナムスメは、そんな臭いセリフを真に受けた訳では無いでしょうけれど、、、

まあ、オトシドコロだと捉えたのでしょうね。

「わかった。。じゃあ、なめこちゃんのベットをつくってあげる」

そう言うと、石を並べて、ソレを作り上げました。(↓の写真)

「これでやすめるかなぁ」

「うんうん、きっと喜んでいるよ」


それでもマナムスメは、なめこの事を忘れられずにいるんです。

この旅の途中に何度も、、、

そして、旅から帰ってきた今でも、、、

思い出したように

「なめこちゃん、もうヨソにいっちゃったかなぁ」

などと呟くのでした。。

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