楽し懐かし、昭和の団地(松戸市立博物館・千葉県松戸市)

コチラは「21世紀の森と広場」なる公園の中にある博物館です。
せっかく、その公園に遊びに来たのですから、コチラも見学してみる事に。
さすがにココは有料で、、、
オトナ300円、小中生はタダでした。
公園では1円も使わずに済みましたから、この位の出費は仕方ありません。。
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建物の外に、竪穴式住居が展示されていました。(↑の写真)
もちろんレプリカですね。コレだけを見るならタダですよ。
中にも入る事が出来ますが、、、ソレが許されるのは15:30まで。
我が家は3分ほどタイムオーバーで、、、アウトでした。
守衛さんのご厚意で、、、
外から中を覗くのだけは許された次第です。(↓の写真)
ココでキャンプをしたらキモチ良さそうですね。
もちろん、お許しは出ないでしょうけれど。。
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館内に入りまして、、、、
縄文人の服を着てヨロコぶマナムスメ。(↓の写真)
この服、案外と現代的なセンスだと思いませんか?
それもそのハズで、材料は縄文時代の布である「アンギン(編布)」ながら、、、
あえて現代風に作っているみたいです。
けっこうオシャレなモノもありました。
このアンギンの制作体験も出来ます。無料です。飛び込みもOKです。
ただし対象は小学生以上。
見た感じ、それなりにムツカシそうですもの。
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馴れ馴れしくも、虚無僧に寄り添う二人たち。(↓の写真)
造りモノですから、イラついてハリ倒される心配はありません。
「このひと、なんでこんなかっこうしてるの?」
マナムスメにはナゾでしょうね。
長男坊が、妙にナツカシがっていたのは、、、
小さい頃に見ていた「ぜんまいざむらい」に登場する、「天蓋男」を思い出したからでしょう。
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特に、楽し懐かしかったのは、、、、
昭和30年代、松戸市に建設された「常盤平団地」の再現コーナー。
ワタクシ自身は、その団地とは何ら関わりは無いものの、、、
コドモの頃、オトモダチが住んでいた桜上水団地(世田谷区)や、、、
叔父叔母が住んでいた久留米西団地(東久留米市)、、、、
当時のそれらの姿、、そのまんまなんですもの。
団地の建物の入り口(のレプリカ)、、、まさにコレですって!(↓の写真)
ごみシューター、、、ありましたねぇ!
停めてあるバイク、、ホンダのベンリィぢゃないですか!
同名のスクーターが登場する前のヤツですよ。
これも展示品です。
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玄関を開けると、、部屋の中が思いっきり丸見え、、、(↓の写真)
そうでしたそうでした!
長ぁいノレンは必須でしたもんね。
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玄関の内側の頭上には、こんな配電盤がありましたよ!(↓の写真)
ベースは木製だし、、、サブの過電流防止は、ブレーカーではなくてヒューズ。
当時のオトサンは、懐中電灯を片手にタイヘンでした。
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部屋の中は、こんな感じです(↓の写真)
画面の割には妙にデカい白黒テレビ、、、
まさに、チャンネルを「回す」タイプですって。
狭いのに、ギチギチにテーブルセットとかを入れたものですよ。
オリのようなベビーベットも、確かにありましたよねぇ。
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ステレオセットもあるぢゃないですか。(↓の写真)
なかなかオカネモチのオウチなのかもしれません。
どんなレコードを聞くのでしょうか。
橋幸夫・吉永小百合の「いつでも夢を」あたり?
ワタクシは、懐メロというジャンルでしか聞いた事がないですよ。
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キッチンは、、、これまた妙に懐かしい風情ですな。(↓の写真)
炊飯器、、、こんな形でしたよね?
おおっ、家庭用ミキサーがある。やっぱりオカネモチですよ。
シンクなどと一体型では無い、丸いカスコンロ、、
こういうヤツで煮込まれたカレーがゴチソウでしたもの。
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バスルーム、、、、木の桶ですよ!!(↓の写真)
こうなると、「風呂場」と呼んだほうが似合いますね。
ワタクシが小さい頃、実家もコレでしたっけ。
浴槽の他に、エントツ脇に小さな上り湯用の槽がついているタイプです。
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おっと、コレは意外! 
トイレは洋式だったのですね。(↓の写真)
我が実家のトイレがソレ化したのは、ずいぶん後の出来事でした。
とにかく、イマドキのトイレとしても通用しそうですが、、、
手洗い場に、さりげなくイニシエ感が残っていると言えば残っていましょう。
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ワタクシにとっては、「手を伸ばせば届く過去」ってな感じで、、、
まさに「タイムマシーン・近距離用」で訪れた世界ですよ。
でも、、二人たちにはリアル感が乏しかった模様です。
ワタクシどもが、縄文土器や明治の農機具などを見ているのと同じ感覚かもしれません。
まあ、仕方ないでしょうね。
「トォチャンがコドモの頃は、携帯電話やパソコンなんて無かったぞ!」
なんて聞いて、心底タマゲちゃう世代ですから。
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松戸市立博物館 公式サイト:
http://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse/

この記事へのコメント

  • たこ焼き器は一家に一台な国

    こんにちは
    東京23区内から5キロでマムシって
    と思っていたら、21世紀の森とは…
    懐かしい…

    そして松戸市博物館と言えば、常盤平団地の再現住居が…

    実は松戸市博物館が開館された翌年(のはず)に、常盤平団地のレプリカを見るためだけに行ったことあるんです

    まあ(人様よりちょっと期間が長い)学生生活、最期の卒業旅行に行く途中に立ち寄ったのが、ホントなんですが

    関空発の欧州方面便のチケットは高く
    成田発の南回りチケットは、うん万円安い

    大阪から18切符で早朝東京駅に着き…(帰りも18切符でしたが)
    晩の成田発のフライトまでの時間潰しに行った思い出が

    あの頃、僕は若かった…であります

    しかし、あそこの家具とか調度品って、当時としてはかなりのブルジョアですよねえ

    多分、あの緑のソファーはカリモクで、今でも復刻版は人気商品ですし

    先ほどマムシも狸もイタチも住む家の裏山で、今晩のアテにハチクのタケノコ取ってきた、たこ焼き国でした
    2015年06月06日 15:15
  • おぎひま

    たこ焼き器は一家に一台な国さん、コメントありがとうございます。

    おおっ、あの南回り便に乗られましたか!
    アチコチを経由しまくりの鈍行便ですよね。
    ワタクシも、ソレでのアフリカ行きを計画しましたが、、、
    計画自体が挫折しました。。
    この団地のバーチャル住民、確かに小金持ちっぽいですよ。
    成田からでも、北回り便で行くんでしょうね。
    2015年06月07日 10:47

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