牡鹿諸島・田代島を訪問したのは、2009年の9月。
あの震災の1年半前になります。
ネコの島として有名になり始めた頃でして、、、
ソレが大好きなカミさんが「ぜひぜひ行きたい!」
ってな感じで上陸に至った次第です。
田代島には2つの港がありまして、、、
我が家が上陸したのは仁斗田港。(↑の写真)
石巻から、網地島ラインの高速船で50分ほどの船旅でした。
このあたり、震災で1mほど地盤沈下したそうでして、、、
果たして、港はどうなりましたでしょうか。。
現在、網地島ラインは通常営業していますから、どうにか復旧出来たのだと思いますが。。
さっそくネコがお出迎え。(↑↓の写真)
ココに立ち寄る観光客の多くはネコ目当てでしょうから、、、
ネコの姿が見えるだけで、んもぉ黒山の人だかり。。
地べたに寝転んで接写しているヒトもいます。
ネコ自体は、本土のフツーのネコと変わらないんですけどね。
なので、、、、
正直、ちょっとブキミな光景ではありました。
海を見下ろす高台に「マンガアイランド」なる施設があり、、、
ソコのロッジは、まさにネコ型ですよ。(↓の写真)
ちばてつや先生、里中満智子などがデザインしたんですって。
1泊9000円程だそうですから、5人で使えば一人当たり1800円。
決して高くは無いですね。ただし、メシは自炊です。
島内散策をする二人たち。(↓の写真)
長男坊は小3、マナムスメは2歳。
ネコを探して右往左往しているところです。
行き来する人々が
「アッチにいたよぉ」
などと教えてくれまして、、、、なんだかオリエンテーリング気分ですね。
ココが猫神社。またの名を猫神様。(↓の写真)
人里離れた山中にありました。
江戸時代から存在するそうですから、案外と歴史はあるのですね。
このカンバンは、ネコの島として売り出した後のモノでしょうけれど。。
ネコ神社でタワムれる二人たち。。(↓の写真)
ネコ探しは、もう飽きちゃったみたいです。
震災の際、、、島のネコ達は、人間よりも先にココに避難していたそうです。
高台ですから、さすがにココまで津波は来ず、、、
ネコ達はソレを知っていたのでしょうか。
港に戻り、、、、
灯台風の展望台に登ってみました。(↓の写真)
大した高度はなく、絶景って程の事は無いものの、、、
やはり、こういうモノを見ると登りたくなるのが心情ですよ。
コレは、津波の直撃を受けたでしょうね。
今はどうなっているのは判りません。。。。
漁具の浮き球に書かれた、ネコの絵です。(↓の写真)
思いっきり、ネコの島である事をアピールしていました。
ロープをかける部分が耳、、、、ビシっとハマってますよ。
たいへんよく出来ました。
その裏側は、、、、、
「ネコにエサを与えるな」
なる注意書きになっていました。(↓の写真)
新鮮なオサカナを食べていそうですから、ソレで十分なのでしょう。
浮き球ネコにヂャレつき、スリスリしているマナムスメ。。。
カノジョにはキッチリとエサを与えております。はい。
津波により、海沿いの家や漁業施設が大きな打撃を受けた田代島ですが、、
その復興の為に、島のネコが大活躍したそうですよ。
「田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト」
と称して復旧の為の寄付を募り、お礼にオリジナル猫グッズを作って送ったそうです。
そしたら、、、
最低でも3年かかると予想された目標額まで、わずか3カ月で達してしまったんですって。
おそるべし、ネコの力!
すでに寄付は終了しているそうですが、、、
ヒトとネコ、、、お互いに助け合い、島をシヤワセに導いてくださいませ。
この後、我が家は網地島に渡りました。
この記事へのコメント
さよなら麺類
猫は魚好きなイメージがありますが、元々ねずみを捕まえて食べる動物なんでお魚も食べ過ぎは体に良くないんだそう。
デリケートな生き物なんで軽率に人間の食べ物を与えてしまうのはもってのほかですね。
おぎひま
キツネの油揚げ同様、ニンゲンが考え出した好物ですもんね。
ちなみに、津波にヤラレたネコはいなかったそうで、、、
カシコく生き残ってくれた模様です。