山形県内陸部の名物(らしい)、ひっぱりうどん。
みんなで鍋を囲み、湯で茹でた麺を引っ張り出し、、、
ソレをタレなどに漬けて食べる仕組みなのだそうです。
前回はカミさんのアレンジでカレー仕立てにしましたが、、、
今回は、清く正しく伝統的(と言われる)食べ方を試してみました。
麺は前回同様、、、と言うか前回の余りですが、、、
松田製粉というカイシャの乾麺タイプのソレです。(↓の写真)
コレは前回の写真でして、、、、
今回はタレのモト(別売)は使っていません。
なんたって、今回は本流を目指すんですから。
コレが今回の材料です。
ネギ、納豆、サバの缶詰、、、、、(↓の写真)
これらを和えて、めんツユで頂く訳ですね。
言わば、イマドキの「和えそば」みたいなイメージですよ。
本来はサバの水煮が正解みたいながら、、、
今回はソレが手に入らず、味噌煮のヤツで試しました。
そのあたり、ビミョーに本流からハズレました。。。
ぢゃ、食べてみましょうか。
それぞれのオワンに納豆とネギ、そしてサバを取り分け、、、
ソコにめんつゆをチョコっと垂らして、鍋から麺を引っ張ってきて食べる仕組みです。
どれどれ、、、
コ、コレはウマい!!
サバの味噌と納豆の相性が不安だったものの、、、
なんのなんの、バッチリマッチのラブラブ級ぢゃないですか!
めんつゆだけでなく、サバ缶の残りづゆ(味噌)もブチかけちゃいましたですよ。
納豆が好きではないマナムスメも、
「なっとうも、こうやってたべるとおいしい!」
なぁんてカンゲキしていました。
長男坊に至っては、目を剥いて食べていやがります。
ビミョーに恐いです。(↓の写真)
な、なかなかヤリますよ、コレは。
カレーつけめん風の前回もイケていましたが、、、
やっぱり、本流のほうがウマいです。うんうん。
コレを考えた、山形(内陸部)のヒトはエラい!
尊敬に値しますともB
しかし、、、
先日、その地域出身の御仁に話を聞いてみますと、、、
なんと、ひっぱりうどんなど知らないと言うのです。
こ、これは、どういう訳でしょうか。
推察するに、、、もしかしたら、、
ひっぱりうどんは古式ゆかしいご当地名物ではなく、、、、
案外と新しいタベモノだったりするのではないでしょうか。
だって、サバの缶詰を使うあたり、イニシエっぽくないですもの。。。
ま、まあ、イイんです。ウマければ。
その時代はともかく、コレを考えた人々に感謝するには違いはありませんですから。
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この記事へのコメント
ayashi
自分も仙台出身で山形にも仕事でしょっちゅうお邪魔してましたが、ひっぱりうどんってのは食べたことなかったです。山形はうどんって言うより蕎麦かラーメンのイメージだな~
おぎひま
そうですか、やはり未食でしたか。
ひっぱりうどん、宮城県の白石が元祖との説もあり、、
機会があれば、ぜひぜひお試しを!
こたつ
親しい間柄ならお相伴に預かることもあるかもしれませんが
生卵を入れるのも定番でおすすめです
おぎひま
なるほど、人知れず定着している食べ物なのですね。
地元でも、食堂ではお目にかかれないモノだと解釈しても宜しいでしょうか。
生卵、次回はキッチリと活用させていただきます。