ツボミのまま枯れるアサガオと、、銀行のオバちゃん

マナムスメが育てているアサガオ、、
11月も終わろうとしているのに、まだ生きています。
早く鉢を片付けたいのですが、、、
なんと蕾(ツボミ)まで出てきちゃうので、なかなかソレが出来ません。
しかし、、、
明日には咲くか! みたいな状態から、そのまま枯れていくではないですか。
画像

蕾のまま枯れる、、、イロイロと原因があるそうです。
窒素過多、水やり不足、ハダニによる食害、、、などなどがソレだそうです。
もっとも、夏場はビシバシと花が咲き、そしてジャカスカと種もとれましたから、、、、
ただ単に、老齢化しただけなのかもしれません。
十分に楽しませて頂いたから、いまさら花が咲かなくてもイイですよ。
でも、、、、
花を咲かせ、種を実らす事無く枯れていく蕾が、ちょっと可愛そうな気も。。。
画像

フイに、ずいぶん前に亡くなった伯母を思い出しました。
戦前から日本銀行に勤め、、、当時としては相当なキャリアウーマンだったと思います。
なんでも、日銀では初めての女性行員だったそうで、、
同期の女性数名と共に、日銀の中では有名人だったみたいです。
決してエラい地位まで登りつめた訳では無いのに、、、、
葬式の際には日銀総裁から花輪が送られてきました。

時代が時代なので、オカザリ的な業務もコナさねばならず、、、
エレベーターガールなども経験し、大いにイヤだったそうです。
「しょうがないわよ。アタシ、美人だったから」
などとウソブいていた伯母ですが、、、、
生涯独身を貫き、コドモも持たず、、、、
最後は、1人暮らしのマンションにて、孤独死に近い状態で天に召されました。。
独身主義者だった訳ではなく、結果的に縁が無かったんですって。
なまじっかエリート意識を持った為、男を見る目が厳しかったのでしょうか。
戦争で適齢期の男が減った事も影響してるのかもしれません。
とにかく、、、せっかくの自称美人も、ツボミのまま枯れてしまったのです。。

しかし、伯母はアサガオと違います。
直接的では無くても、キッチリとDNAを繋いでくれたんですから。
伯母は、日銀の出入り業者に弟(ワタクシの父です)を紹介し、就職させ、、、
その職場の縁で、弟(ワタクシの父)は結婚し(ワタクシの母とです)、、、
そのDNAはワタクシ、さらには我が家の長男坊、マナムスメに繋がった訳ですね。
今があるのは、全て伯母の功績ですよ。
銀行のオバちゃん!! (ワタクシどもは、そのように伯母を呼んでいました)
我が家の二人たちを、リッパな社会人に育てるからね!!
画像

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック

  • ↓をクリックしていただけると、勘違いしてハリキってしまうかもしれません。。。
    にほんブログ村 旅行ブログへ
    にほんブログ村