雨の横浜、食ったもん勝ち【3】往年の豪華客船・氷川丸

中華街でタラフク食った後、、、山下公園でハラゴナシ。。
やっぱり、ココのエースは氷川丸ですね。
横浜とシアトルを行き来したイニシヘの豪華客船、、、
ぜひとも、我が家の二人たちに見せておきましょう。
ワタクシも、コドモの頃に父親に連れて来られた時以来の乗船です。

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入場料として大人300円、中学生以下100円の大枚をハタいての乗船です。
現役当時、この船に乗るにははケタ違いにカネが掛かったでしょうから、、、、
ソレを考えると安いものです。
ちなみに、、昭和12年時点でのシアトルまでの運賃は、、、
1等で250ドル、2等で130ドル、3等の一番安いコースで60ドル。
現在の貨幣価値に換算すると、、、、いくらですかね。

順路に従って船内を進むと、、、
一等児童室なるモノがありました。(↓の写真)
今で言うところのキッズルームですね、コレは。
古めかしい木馬で遊んだオカネモチのボクちゃんジョウちゃん、、
今や良いヂヂババとなっているハズです。

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次は、一等食堂。(↓の写真)
イマドキのフェリーと比べると手狭ではあるものの、、、
調度品はレベルが違います。カネがかかっています。
テーブルに、サンプルで置かれていた料理(食べられません)の豪華な事。。。
シアトルまでの航海日数は12日程との事で、、到着時には肥えちゃいそうですね。

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そして、一等社交室。(↓の写真)
グランドピアノが設えてありまして、、、、
ココでオカネモチの紳士・淑女がクツロいだのでしょうね。
思わず、歌い踊る二人たち。
このようなバカ騒ぎをする客は、、、ソッコーで3等室か甲板に追い出されていた事でしょう。

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このユッタリとした部屋は、、、
なんと、一等喫煙室なのだそうです。(↓の写真)
イマドキ、喫煙者は家畜小屋のような喫煙所に押し込められますが、、、
なんて優雅なスペースなんでしょう!
古き良き時代ですね。トホホホホ。。

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ココが一番豪華な客室、、、、
一等特別室でございます。(↓の写真)
ベッドルームと居間とに分かれていまして、、、
オカネモチの中のオカネモチが豪華に過ごしたに違いありません。
やや手狭なものの、、、安ビジホよりは遥かにゴージャスですって。

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で、、、二人たちが楽しみにしていた操舵室。(↓の写真)
それぞれが如何なる役目のモノなのかは関係無しに、、、
手当たり次第にアレコレと操作する二人たち。
とにかくイヂクれる箇所はイヂクってしまおうという作戦に違いまりません。
ま、まあ、コドモってヤツは一般的にそうなのでしょうけれど、、、
中学生の長男坊まで必死です。アフォです。

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操舵室の奥にモールス信号の電鍵がありまして、、、(↓の写真)
コレは、信号に合わせて音が出たりランブがついたりする仕組みになっていました。
そのような音モノ、光モノには、、、マナムスメがヘバリつくのは必至。。。
デタラメに鳴らすわ光らせるわ。。ああヤカマシい。
どれどれ、オトォチャンにも貸しなさい。イチオウは電信級(今の3級)アマチュア無線技師なのだよ。
いいかい? トォチャンのコールサインは
トツーツーツー  トトト トツーツーツーツーツー、、、
「トォチャン、うるさい!」
さいですか。。

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これは、加速減速を操作するレバーでしょうか。(↓の写真)
親のカタキのような形相でソレをイヂクリ倒すマナムスメ。。
目の前の伝声管が船長室と繋がってまして、、、
実際に会話が出来る仕組みになっていました。
そうとなったら、、、
もちろん二人たちは、ソレを使って叫びあい。。。
あのぉ、、どうせなら、他客に聞かれてもハズカしくない内容でお願いします。。。

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その相手方の、船長室がコチラ。(↓の写真)
操舵室の真下にあり、専用階段を使ってソッコーでソコに向かえる構造なのですね。
やっぱり、船の中では一番エラい人、、、、
デカいテーブルセットや、専用の風呂まで設えてありました。
その分、責任も重いのです。
客を差し置いて逃げる船長、、、許されませんですぞよ。

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機関室は、とにかく巨大です。(↓の写真)
2フロアを占める空間に、ズラっと並ぶディーゼルエンジン。。
窓も無い船底ですから、、、航海中は、さぞや暑くてタイヘンだった事でしょう。
なんとなく、徳川機関長が働いている光景を思い出してしまいます。
誰だですって?
もちろん、宇宙戦艦ヤマトの、あの人ですよ。

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↓の写真が、3等船室。
ある意味、ワタクシが最も興味があったのがコチラです。
身分相応、、、までも届かないでしょうが、、、
何かが間違って、我が家が豪華客船に乗るとしたら、、、最下層クラスにキマリですもの。
で、、部屋の中身は、、、、
なるほど、、2段ベットの8人部屋ですか。
確かに、上級クラスに比べたら質素極まりないですが、、、
それでも、さすが豪華客船。キッチリと窓もありますし。
そうですねぇ、東海汽船の大型客船と比べれた、特2等と1等の中間ぐらいでしょうか。
おがさわら丸と比べても、同じようなモノです。
ただし、、、、
ベッド以外の3等客の居住空間は公開されておらす、、
長い船旅を、どこでどのように過ごしたのかは判りませんでした。
ちなみに、2等船室も未公開です。

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マリンタワーをバックに、デッキでハシャぐ二人たち。(↓の写真)
オトォチャンが何かのマチガイでオカネモチになったら、、
ホントの豪華客船で旅に連れてってあげようぢゃないですか。
それまでは、せいぜいフェリーか何かで楽しむのだよ。
ところで、、、
コドモのワタクシがこの船に連れてこられた時、、、
船内に、ビックリハウスみたいなモノが設けられていた記憶があるのです。
遊園地などにある、アレがですよ。
もちろん、もともとの氷川丸にはそのようなモノは無かったでしょうから、
面白おかしくしようとして、後に作られたのでしょうけれど、、、
そういうモノって、なんだかナニですよね。。
あくまでも、キッチリとした姿で保存して頂きたく。
ソレについては、ワタクシの思い違いかもしれません。。

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