ワタクシのニセモノからカネを要求する電話があったとの事。
いわゆるオレオレ詐欺ですね。
以前、ソレを撃退した事がある母親でしたが、、、
なんと今回は、ワタクシと兄貴の実名を名乗り、、、
数日間隔で複数回もかけてきたそうです。
ううむ、、次々と手口が進化していますね。。
最初に掛かってきたのは、兄貴の実名を名乗るデンワ。
これは父親が出たそうです。
偽兄「○×だけど・・・・」（実名）
父親「どうした？」
偽兄「今、入院してる。上司が付き添ってくれているんだけれど、オカネが・・・・」
ブブブブブブゥゥゥゥ！！
兄貴家族は実家で両親と同居中。
従って、入院してたとしたら、ソレを両親が知らない訳がありません。
しかも、兄貴は自営業。上司なるヒトは存在しないんです。
これぢゃダメです。騙せません。
バレバレながら、父親がキメジメに（面白がって？）入院先の病院名を聞くと、、、
デンワは相手から切られたんですって。
多分、その上司（と名乗る人物）がオカネを受け取りに来る手はずだったのでしょう。。
引き続き、今度はワタクシの実名でデンワが。。。。
コレに出たのは母親です。
偽私「△■だけど・・・」（実名）
母親「アラッ、どうしたの？」
偽私「シゴトでゴサン（誤算？）しちゃって、、、、オカネが・・・・」
母親「ゴサンって何よ！」
偽私「借金取りがソッチに行くと思う」
母親「アンタ、声がヘンぢゃない？」
偽私「カ、カゼをひいて・・・・・」
母親「オカネなんか無いわよ」
怪しまれているのを察知してか、ココでデンワは切られたそうです。
さらに、ワタクシの実名でデンワが続いたそうです。
これも母親が出ました。
偽私「ゲホン ゲホン ゲホン ゲホン」
母親「声が思いっきりヘンだけど？」
偽私「カゼひいちゃって。。。。」
母親「イントネーションもヘンぢゃない。関西人？」
偽私「息子がカゼだって言ってるのにチャカすのか！ 今からブッ殺しに行く！」
ガチャ。。
あ～あ。やっちゃいましたね、ニセモノのワタクシ。。
うまく騙せずに逆切れしちゃったんでしょうけれど、、、
この瞬間、詐欺未遂に加えて脅迫罪も確定しちゃいましたよ。
騙されたフリして犯人を誘き出し、現れたところを警察に逮捕させる、、、、
そんな方法もあるんだと母親に教えましたが、
「犯人と関わるのはイヤ！」
との事でした。。
父親が警察に相談したところ、、、
「逆探知＆録音できる機械をつけに行く」
などと言ってくれたそうですが、、、、いつまで待っても来てくれず、、、
たぶん、件数が多すぎて順番が回ってこないんでしょうね。。
結局、自腹で録音機能つきの電話機に買い換えたのだとか。
それにしても、、、
どちらも実名で掛かってきた事に、母親は怯えています。
まあ、卒業名簿とか、そういうモノを入手しての手口なのでしょうけれど、、、、
騙されやすいヒトは、それでコロっとイッちゃわないか心配ですよ。
慌てずに詳しく状況を聞く、、、するとボロも出てきましょう。
もし、マチガって我が家にオレオレ詐欺のデンワが掛かってきたら、、、、
「オレオレオレ！」
「ああ、エチゼンノカミ タダスケかい？」
などと聞いてみようと思っていたんです。
「そうそう、タダスケ！」
なんて答えが返ってきたら、オモシロいぢゃないですか。
我が家のコドモ達も、それに備えてヘンな名前を考えています。
もっとも、コドモが出たらソッコーで切られちゃうでしょうけどね。
でも、、、
実名でかかってくるのが主流になってしまったら、そんなオアソビは出来ません。。
参考：
オレオレ詐欺
・10年以下の懲役。
・犯罪によって得たものは没収または追徴。
・組織的に行った場合は、組織的犯罪処罰法により懲役は1年以上となる。
・未遂も処罰される。
脅迫罪
・2年以下の懲役又は30万円以下の罰金。
（文頭の写真は、ダルビッシュ化したマナムスメ。本文とは何ら関係ありません）
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