ソコに浮かぶ島に次々と上陸すべく、琵琶湖までやって来た我が家。
竹生島に続いて目指した2つ目の島は、多景島です。
定期船は、彦根からの1日1往復だけ。(冬場は運休の模様)
島全体が見塔寺の境内で、夜を明かす事は許されず、、、、
僅か30分の滞在で島を去らねばならないサダメなんです。。。
それでもイイんです。とにかく上陸を!!
↑の写真は、船着場にやってきたオーミマリンの高速船。
思いのほかリッパな船なのは、彦根と竹生島を結ぶ航路の船と共用だからでしょうね。
彦根発は15:10分。この1便だけが多景島を往復してくる仕組みです。
コレを逃すと、もう上陸は出来ません。
多景島までの乗船時間は僅か20分ですから、なんとも近くて遠い島ですよ。
アッと言う間に接近してきた多景島。(↑の写真)
ううむ、なんだか軍艦のような様相ですよ。
右側が船首で、左側の船尾方向に艦橋と大きなマストが立っているフンイキですね。
船首の少し後方にある四角い巨岩は、パトリオットミサイルの発射管みたいです。
発射管のような岩(↑の写真)には、なにやら黄色い文字が書かれています。
正式には「お題目岩」と言うそうで、「南無妙法蓮華経」と読めました。
船着き場も見えてきて、そのまま上陸かと思ったら、、、、
アレ? 我らが観光船は大きく左に舵を切り、、、、
なるほど、島を時計回りに一周してから上陸するサービスの模様です。
多景島を軍艦に見立てたら、その右舷後方から眺めた姿が↑の写真。
このアングルからだと軍艦には見えませんね。。
船着き場にボートが係留されているのが見えます。
おそらく、見塔寺の自家用船だと思われます。
1日1往復の定期船だけでは極めて不便でしょうから。
そのまま島をグルっと回り、左舷後方からの眺めが↑の写真。
またまた、島の形が大きく変化しましたね。
この島は見る方向によって大きく姿を変える事から、「多景島」なる字が宛がわれたのだとか。
島の中央に目立つマストみたいなヤツは、「誓いの御柱」というお寺の建造物です。
さらに回って、、、軍艦・多景島の左舷前方からの眺めが↓の写真。
おおっ!! まさにコチラに向かって迫りくる軍艦ですよ!
進行方向右側から迫ってくる状態ですから、この場合はコチラ観光船側に回避義務がある事になり、、、
この場合、大きく右に舵を切らねばなりません。
しかし実際の相手は動かない島なので、、、、
我らが船は、構わずに目の前を横切りました。アタリマエですね。
そして、ついに上陸です。
船着き場から階段をイッキに登ると、ソコにはお寺があるのみです。
売店などは一切なく、、、この島で使えるお金はお賽銭くらいですね。
もっとも、多景島に渡る船賃には760円もの入島料が含まれている為、、、
見えない形で島にお金を落とす仕組みにはなっています。。。
帰りの船の出航までは、わずか30分。急いで島を探索しましょうか。
寺ばかり見ていても仕方りませんから、お題目岩を目指す事にしました。
ソコに至るには、↑のような遊歩道が設けられています。
ちょこっとした崖登りもあるものの、、、(↑の写真)
階段や登り坂が大嫌いなマナムスメ、こういう登りなら大好きなんです。
アスレチック感覚なんでしょうね、きっと。
ほどなく、お題目岩に到着しました。
なんたって島の周囲は600メートルしかない小島ですから、アッという間です。
黄色い「南無妙法蓮華経」の文字は書かれているだけでなく、深々と岩に掘られていました。
350年も前に、3年がかりで掘ったんですって。ああアリガタい事です。
しかし、すいぶん湖側にオーバーハングしているんですね。今にも倒れそう。。。
さて、時間も無いし、お寺まで戻りましょうかと思ったら、、、
やややや、さらに舳先に向かって踏み跡があるぢゃないですか。
い、行ってみようぢゃないですか、せっかくですから。
出航時刻? どうにかなりましょう。
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Tracked: 2018-09-05 06:15
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