琵琶湖の島と言いますと、、、一番有名なのが竹生島(ちくぶじま)でしょうね。
それが唯一の島であると思われがちですけれど、、、
なんと、5つもの島があるんですって。
竹生島、多景島、沖島、沖の白石、そして矢橋帰帆島。
沖の白石は船も着けない岩礁、、矢橋帰帆島は下水処理施設の人工島。。
この2つは「いずれ、ご縁がありましたら、、、」と言う事にし、
とにかく、3つの島を巡ってみる事にしました。
まずは、スタンダードに竹生島。無難なチョイスでしょうね。
この島への船便は、琵琶湖汽船とオーミマリンの2社が複数の航路を運行しています。
琵琶湖汽船は今津と長浜から。オーミマリンは彦根、マキノ、海津大崎から。
アチコチ選べて便利なように思えますが、それぞれの便数は少なく、、、
また、最終便が妙に早い(一番遅いヤツでも彦根発の14時)ので注意を。
我が家が選んだのは、青柳浜キャンプ場から一番近い、今津からの琵琶湖汽船の航路です。
竹生島が迫ってきました。
周囲2kmの小さな島ですから、アッと言う間に巨大化してきたように感じられます。
ちなみに、今津からは30分足らずの航海です。
おっと、湖の場合は「航海」なる表記は正しいのかしらん。。
接近してみると、、、、
周囲が岸壁に囲まれています。小粋なビーチなどありません。
この島のあるあたりが、琵琶湖の最深部なんですって。
島のテッペンの標高は197m。案外とあります。
ただし、そんなに高く見えないのは、琵琶湖の湖面自体が標高84mもありますから。。
このあたり、ちょっとヤヤコシいですね。。
遂に上陸!
思いつきで琵琶湖を訪問した2年前、すでに竹生島への最終便は出た後で断念。。
前記の通り、とにかく最終便が早いんです。
なので、「遂に辿り着けたぞぉぉぉ!」なる感覚ですよ。
今回の旅に琵琶湖を選んだのはカミさんの希望で、、、
その時の怨念を晴らしたかったのだそうです。。
船着き場には、オーミマリンの船も来ていました。
どちらの船会社も竹生島までの片道切符は設定が無く、、、両社をまたいで乗り換える事は出来ません。
(ゼニを捨てるツモリならば可能かもしれません。ご確認ください)
島での滞在時間は選んだ便によってマチマチで、、我が家が乗った便の場合は75分。
短いヤツだと僅か30分で、ちょっと忙しそうです。
同じ会社どおしならば、帰りを後の便にズラす事は可能な模様ですから、それならばユックリできましょう。
船着き場に迫る山、、、その斜面に転々と建物がヘバリついています。
島は竹生神社と宝厳寺の境内となっていて、拝観料400円を徴収される仕組みです。
船着き場と土産物店のあたりをフラつくだけならタダで済むものの、、
ソコまでケチっても仕方なさ過ぎるので、ニコヤカに払いましたですとも。
なお、神社・寺の関係者も土産物屋関係者も夜には島を離れてしまうそうで、、、
当然ながら、観光客も夜はこの島に滞在する事は出来ません。
ドエラくにぎわっていても、竹生島はリッパな無人島なのです。
拝観料の徴収ゲートをくぐると、、、、
いきなり、急な階段がお出迎え。
島全体が山みたいなものですからね。
階段や登り坂が嫌いなマナムスメ、、、、さっそくブーブー言いはじめましたが、、
ソレを受け入れなければ400円を払った意味が無く、、、、
土産物屋の前あたりをフラついてるのと同じ事になってしまいます。
バリアフリーも何もありません。ムリでしょう。
さて、、階段の上には、何が待っていましょうか。
琵琶湖の島巡り【2】竹生島・その2 に続く
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