長男坊が、小学校の調理実習で習ったモノを振舞ってくれる事になりました。
メニューは「チャーハン」「ワカメスープ」「フルーツポンチ」。
以前、家庭科の教科書を見ながら作ってくれた温野菜やマカロニナポリタンよりビミョーに進化していそうですが、、、
果たして、どんなモノが出来ますやら。。。
そうなってくると、マナムスメが黙っている訳がありません。
有無を言わさずアシスタント（お手伝い）を名乗り出て、、、、、
材料の買い出しにも同行しました。
前回、ナポリタンに入れるソーセージに、間違ってチョリソーを選んでしまった長男坊。。
辛くてソレを食べられなかったマナムスメは、そのあたりからチェックしようとしたのでしょうか。
買い出しが終われば、まずは野菜切り。
マナムスメも、ソレをやりたくて仕方ない様子です。
長男坊の監視の下で、包丁をニギらせてもらえました。
「厚すぎるよぉ」「切れてないよぉ、くっついちゃってるよぉ」
などと指導を受けつつ、、、、
「見ないでよぉ！！」などと逆切れしながら頑張るマナムスメ。。
玉子の扱いは得意技。これは長男坊よりも上手かもしれません。
これで下ごしらえは完了です。すでにワカメスープも出来上がっていますし。
オドロいた事に、、、
このチャーハン、ホットプレートで作るんですって！
学校の調理実習ですから、ムツカしいフライパンさばきを回避しているのでしょうけれど、、、
むむむむ、、、、聞いた事がありません。ダイジョーブでしょうか。。
まずは、玉子をまぶしたゴハンから炒め始めました。
そういう手順も聞いた事がありません。。。
まあ、家庭科のセンセイを信じて見守りましょう。。
続いて投入された具材は焼き豚、レタス、そしてアスパラ。
なるほど、、もし火の通りが足りなかった場合でも、モンダイなさそうなモノを選びましたね。
さすが調理実習ならではのチョイスですよ。
このあたりは、もはや長男坊の独壇場。マナムスメは見守るのみです。
思いっきり手際の悪さを発揮しながら、とにかく頑張る長男坊。
思わず、「アッ！！」とか「そ、そりわ！」などとチョッカイを出したくなるものの、、、、
ワタクシもカミさんも、やっぱり見守るのみです。。
すでによそってしまったワカメスープが、どんどん冷えていくのもご愛嬌。。。
さて、どうにか完成したチャーハン。
正直なところ、、、あまり期待しないで、どの部分をホメようか迷いながら食べてみますと、、、
おおおっ！！ こ・これわ！！！
ゴハンがパランパランなんです。まるで中華屋さんが作るソレのように。
家庭で作るチャーハンの最大の弱点、、、ゴハンのベタつきが全くないんですって！
ハッキリ言ってウマいですよ！ 味付けなど、テキトーに醤油をブチかけただけなのに。
ホントなら、炒める際に（チューブの）おろしニンニクを入れるらしいんです。
今回はマナムスメ対策でソレを入れなかったそうですが、、、
追加で入れてマゼマゼすると、いっそうウマくなりました。
これはすごい！ 大いに参りました。。
ゴハンのウマさのヒミツは、やはりホットプレートを使った事でしょう。
中華鍋でパラパラご飯に仕上げるには、中華鍋をブンブンと振り回すプロ級のテクニックが必要不可欠。。
ホットプレートだからこそ、技術ナシでも手早く均一に火が通せたのでしょうね。
まさに、調理実習ならではの知恵、、、ソレが成功したに違いありません。
家庭科のセンセイ、、アナタはエラい！！ 天才だ！
「ウマい！ お店屋さんのチャーハンみたいだ！！」
思わずホメ倒すと、、、、
「お店屋さんのよりオイシイでしょ？」
すかさず、マナムスメがツッコンできました。
自分もキッチリと貢献しているツモリなのですね。
はいはい、キミも3番目にエラかったですよ。
2番目は長男坊、、、、そして一番エラかったのは家庭科のセンセイ、、、それが正解でしょう。。
オマケみたいなモノですが。。。。
↓の写真は、、、デザートのフルーツポンチ。
中身は缶詰のソレそのまんまながら、、、
もともとついているシロップの代わりに、サイダーがかけられていました。
カミさんによれば、イマドキはそういうヤツも世間にはあるんですって。
ううむ、それなりにオツですね。
感想は、それだけです。。。
この記事へのコメント
Drえとう
玉子まぜご飯作ってから炒めると、こうなるんですよ。
お手軽テクニックとして、今は亡き小林カツ代が言ってました。
そのご飯に少しだけ油も混ぜ込んどくと、本気のプロ仕様になりますぜｗ
おぎひま
な、なるほど！
ホットプレートの威力だけかと思っていたら、
玉子混ぜゴハンにも秘訣があった訳ですね！！
カツヨ先生、偉大です。
ご冥福を祈るのみです。。