浅間山、そして千曲川の冬景色、、、、
毎年、孫見せ旅行で」利用する「布引温泉こもろ」からの眺めですが・・・・・
急遽、親族の葬儀に参列する為に宿泊する事になりました。
故人とは面識が無い我が家の子供達ですが、葬儀に参加させる事に。
だって、二人たちだけでオルスバンさせるのはムリですから。
コチラの風習は、先に荼毘に付し、それから告別式が行われるんです。
朝早くからの出棺に間に合わなければ、故人のお顔を拝見する事は出来ません。
告別式からの参列では手遅れなんです。
もちろん、お通夜に出向けば大丈夫です。
シメヤカに行われた葬儀。。。
火葬場に連れて行くのは生々しすぎましょうから、二人たちは告別式からの参加とし、、、
それまでは、宿で待機させました。
人生初のご焼香に臨んだマナムスメも、どうにかソレをコナせて一安心。。
初七日、四十九日までをまとめたお経は、少々タイクツだった模様です。
告別式が終わったら、、、次は「灰寄せ」。
灰寄せ・・・・火葬ののち、灰をかき寄せて遺骨を拾うこと。骨(こつ)あげ。
ネットで調べると、そのような解説が為されたりしていますが、、
小諸・佐久などの東信地域では、違う意味としても使われます。
葬儀の後に、一同が集まって食事をする会席、、、、ソレが「灰寄せ」なのです。
東京などでは「精進落とし」と呼ばれたりする席、まさにそれですね。
なので、コチラの地域の葬儀に参加する際
「灰寄せにもご参加いただけますか?」
などと声をかけられた場合、火葬場で骨を拾う意味だと思っていると大きなマチガイが生じます。
全国展開している大手葬儀場でも、キチンとソレに対応していまして、、、、
受付ではアタリマエのように、記帳する場が「一般参列者」「灰寄せ ご参列者」などと分けられていたりします。
くれぐれも、お間違えの無いように。
↑が、灰寄せの会席料理。
写真を撮った後にも次々と料理が出てきまして、、、かなりゴージャスです。
参加者は、それ相応の「ご霊前」を献上せねばなりません。
↓は、長男坊の子供用。コチラも後に追加されています。
この地域では、結婚披露宴などの祝い事でも、同様に二次会的な会席が用意されたりすます。
ソチラの呼び名は、もちろん「灰寄せ」ではなく、、「後拭き(あとふき)」と言います。
ワタクシは、事情を知らなかった頃に「後拭きにも参加してくれよな!」
などと誘われた際、てっきり後片付けを手伝ってくれと頼まれたのかと思いました。
そしたら、会席が用意されていてタマゲた次第です。
「灰寄せ」、そして「後拭き」、、、、くれぐれもお間違えなく!
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