くいだおれの島・菅島(三重県鳥羽市・志摩諸島)

家族旅行の行き先として、この島を選んだのはカミさんでした。

その理由は、、、「まだ行った事が無いから」。。

ホントにソレだけだったんです。

訪問が決定してから、如何なる所なのかを調べたら、、、、

どうやら観光よりも釣りがメインの島みたいですね。

そして、、海鮮グルメを思いっきり堪能する島でもありました。

どうぞオテヤワラカにお願いいたしますね。

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鳥羽から連絡船で菅島に上陸。

志摩諸島では2番目に大きな島でして、本土からは高速船で10数分という距離にあります。

さっそく予約した民宿に入ってみたところ・・・

なんと、12畳の広々とした部屋に通されました。

あのぉ、、、コドモを入れて4人。。

特別料理は全てナシの、一番安いコースでお願いしたんですよ。。

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ワタクシもカミさんも、出されたモノを残すのが堪えられないタチなんです。

なので、日本旅館のゴージャスすぎる料理は苦手なんです。

だって、「客が食べ残してこそ、一流のオモテナシ」みたいな風潮があるぢゃないですか。

苦しい思いをして食べきり、、、、部屋でウンウンとミモダエる、、、ああイヤだ!

特別料理を一切拒絶したのは、そういう理由からでした。

も、もちろん金銭面のモンダイも重要です。。。

なのに・・・・・・

で、出たぁ!! 何ですか! このゴージャスさは!!!

あのぉ、、、他の客とマチガっていませんか。。。

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お造りコーナーに鎮座する、3匹のイセエビさま。。。デカい事デカい事。。。

サザエの刺身も、これでもかって量ぢゃないですか。

オカシラつきの魚やら、白身の魚やら、、、、

メシは3人分しか頼んでないんですよ!

クドいですけれど、特別料理はナシのハズですし。。。

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サザエのつぼ焼きは、一人当たり2コもあるんです。

さすがに、コレはコドモ達にはムリでしょう。苦いですもんね。

なので、オトナが引き受けましょうぞ。

ああ酒が進む!

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油断していたら、、、後からフライが運ばれてきました。。

エビと魚のフライ、、、なかなかウマそうなんですけどね。。ウップ。。

確かにウマかったですよ。それはマチガイございません。

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コレで最後かと頑張り続けていると、、、、

今度はカニ汁の登場だぁい!! ウッププププププ。。。

カニを食べるグッズはアレコレと見ましたが、、、コレは初めてです。

カニでカニを食べる、、、なかなかイキな道具ですね。ウップ。

ああ苦しい。。。。

長男坊はアッサリと途中リタイヤし、、、、

ワタクシとカミさんは逃走する敗残兵のごとく、モソモソとハシを動かし続けるも、、、、

自分の分を食べきるのが精一杯でした。。。

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一夜明けて、、、、

朝飯も、この豪華さ。。

前日に頂いたイセエビの亡き骸は、味噌汁として再度頑張ってくれています。

朝飯ですから、さすがに物量的には問題が無いものの、、、

どうにも参りましたね。。。

一人当たりの代金は、、1泊2食で8000円。

3連休の繁忙期の料金なのに、ホントにコレでイイのでしょうか。

もちろん、ビールは別料金ですぞよ。

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この安さのヒミツは、、、、、

宿のオカミは現役の海女さんで、食材は目の前の海の中にゴロゴロと転がっているからなのだそうです。

実際、かなぁりオマケして出してくれたそうです。


オカミは10月の半ばに、菅島旅館組合や海女さん達と「御遷宮奉祝」なるイベントの一行として上京し、、、

六本木ヒルズのアリーナで1000匹ものイセエビを無料で振舞ったんですって。

「へぇ、、、それを知っていたら必ずヒルズに行きましたよ」

などと反応したら、、、、、オカミは激しくオドロいていました。

「エッ?? 知らなかったんですか! あんな大きなイベントがニュースにならなかったんですか?」

そ、そりゃムリですよ。。

だって東京では、あらゆるイベントが毎日のようにアチコチで開催されていますから。。

とてもとても、全てのソレをチェックできる訳がありませんですって。

でも、、、、

そんな素朴な反応が、なんともシミジミとした島を象徴するみたいでイイぢゃないですか。

オカミは、相当にショックだったみたいですけれど。。。


↓の写真は、海の幸に感謝! の舞を踊る二人たち。

何をイメージしているのかはサッパリ判りません。。。

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民宿 くろしお 0599-34-2027

港より徒歩5分。送迎あり。



この記事へのコメント

  • なお

    はじめまして。こんばんは!!
    こちらの黒潮さんの事を
    調べていたら
    こちらへたどり着きました。
    お盆に宿泊しようか
    迷っていまして
    お風呂やお部屋は
    どうでしたか??
    小さい子供が2人いるので
    隣の部屋へ
    声が筒抜けぢゃないかとか
    いろいろ心配なんですが
    いかんせん
    黒潮さんの情報が少ないため
    どんなことでもいいので
    教えていただけると
    助かるのですが、
    急にこんなコメントしてしまい
    申し訳ありません。
    よろしくお願い致します。
    2017年05月18日 22:54
  • おぎひま

    なおさん、コメントありがとうございます。

    黒潮をご検討されているのですね。
    料理自慢の、ステキな宿ですよ。
    年月が経ち、思い出せない部分も多々ありますが、
    普通の日本家屋で、相応にコギレイでしたよ。
    音の通りとかも、それなりだと思います。
    風呂は思い出せませんが、不便は感じなかったと思います。
    食事は部屋食でしたから、お子様連れには良いと思いますよ。
    ただ、ゴチソウがフンダンすぎまして、、
    お子さま料理は、事前に相談したほうが良いかと。
    食べ切れなかったら勿体ないですもんね。
    あまり有効な情報が無くて申し訳ございません。。
    2017年05月19日 07:36
  • なお

    ありがとうございます☺

    口コミなど
    探してみても
    全然情報がなかったので
    本当に助かりました!!

    お料理カナリ気になるので
    早速
    電話して
    予約しました!!

    本当に
    急なコメントにもかかわらず
    ご親切に
    ありがとうございました。

    あと
    お返事いただいていたのに
    大変遅くなり
    申し訳ありませんでした。
    2017年05月19日 23:07

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