渥美半島の突端・伊良湖から、三重県の鳥羽へ。
その名の通り、伊勢湾を横断する船旅です。
渋滞さえなければ高速道路を激走したほうが早いのですが、、、、
旅には、シュチュエーションというのも大事です。
波に揺られて、ノンビリと楽しもうぢゃないですか。
フェリーは、おおよそ1時間置きに運行されています。
アレコレを書かされるメンドクサイ手続きは無く、車検証をチラ見されてキップを買うだけ。
このあたりのスピーディーさは、ライバルの高速道路を意識しての事でしょうか。
3連休の初日でしたから混雑を心配したのですが、、、、、
それもありませんでした。車両甲板はガラガラです。
要は、パパっと行けばススっと乗れる感覚です。
あくまでも、この便はたまたま空いていただけかもしれません。
一般の客席は1フロア。特等席は、一つ上の階です。
↓の写真のようなファミレス風のボックス席、カーペット敷きの座敷、新幹線のようなイス席、、、
どれもこれも「勝手にどうぞ」の自由席です。
この日は、若いオネェサンの団体がウジャウジャいまして、、、、、
どうやら、お伊勢めぐりのツアーみたいですね。
今年は、伊勢神宮が大人気だそうですから。
カノジョ探しには最適なシュチュエーション、、、、これはカミサンの見解です。。。
出航後、すぐに迫ってきた島は神島です。
リッパな火山島のようなオモモチながら、、、小さな島ですよ。。
何度も映画化された三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった島でもありまして、、、
我が家は、6年前に上陸を果たしています。
位置的には伊良湖にメチャクチャ近いのですが、所属は三重県の鳥羽市。
どちらからも船便があるものの、、、
伊良湖からの船は、漁船のオヤダマみたいなチンチクリンなヤツでした。
次に視界に迫ってきたのは、答志島。
これまた、我が家は6年前に訪問しています。
志摩諸島では一番大きな島ですから、なかなか見応えがありますよ。
島の集落は完全に東西に分断された感じで、鳥羽からそれぞれに航路があるものの、、、
両者を結ぶ交通機関はありません。行き来するには6キロほどの山道を延々と歩く事になります。
感覚的には、キッチリと陸続きながらも別の島、、そんなところでしょうか。
我が家が訪問したのは東側の和具・答志地区。
そのあたりの詳細は、メインサイトをご覧くださいな。
「プチ離島の昼と夜」
答志島に気を取られていると、、、、、
ふと振り返れば、反対側に菅島が迫っていました。
すれ違いのフェリーのバックがソレですね。
志摩諸島では答志島に次ぐ面積の島でして、、、
島の中央に鎮座する大山は、標高236m。それでも志摩諸島の最高峰です。
今回の旅で我が家が目指しているのが、この菅島なんです。
もちろん大山も登りますよ!!
そして、次は坂手島。
鳥羽からは目と鼻の先で、本土とは600メートルしか離れていません。
チンチクリンな島ながら、ゴリッパなリゾートホテルを抱えている島です。
このホテルに関しては、ドエラいモノを目撃してしまいました。。
そのあたりは、、、、後述いたしますです。。
55分の船旅を終えて鳥羽港に到着すれば、、、、
高速船に乗り換えて、いざ菅島へ!!
10分ちょっとの、もっとプチな船旅になります。
伊良湖からのフェリー、各島に向かう市営の連絡船、これらは同じ鳥羽港でも場所が違います。
フェリーが着くのは「中之郷」、市営の連絡船は「佐田浜」と「中之郷」に分散し、メインは佐田浜です。
両者の間には1キロ以上の距離がありますので、乗換の際にはご注意を!
【菅島・くいだおれ編に続く】
伊勢湾フェリー 公式サイト:
鳥羽市営定期船 公式サイト:
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