二人たちに、ヒルメシは何が食べたいかリクエストを募ってみたところ、、、
「ラーメン！！」
間髪入れずに答えるマナムスメ。よぉしっ！ イイ子だ。
ならば、オトォチャンが具合いいラーメンを作ってやろうぢゃないですか。
と言う訳で、、、、、、、
コレは、ホンモノの店のラーメンではありません。
ワタクシの自作です。
さて、どんなラーメンにしましょうか。
それによって、買い出しの内容だって違ってきますもの。
そしたら、マナムスメったら・・・・・
「醤油ラーメンがイイ！」
「醤油ラーメンねぇ、、、ううむ。。。」
「こないだの、ヘンな野菜が乗ったヤツはイヤ！！」
ヘ、ヘンな野菜の乗ったヤツって、、、そ、そりわ・・・
前回のワタクシの自信作、ひま次郎の事に違いありません。
自慢の、二郎風味噌ラーメンだったのに。。。。
ワタクシのココロのスキマに風が吹くと同時に、、、
外では、リアルな風雨も強くなってきました。
もう買い出しに出る気も失せ、、、食品庫やら冷蔵庫をマサグってみると、、、、
インスタントの博多ラーメンが見つかりました。
これは、カミさんがキャンプの時の夜食用に使うヤツですな。
棒状の乾麺タイプで、スープもついています。
これでイイ！ これでイイのだ！
などとココロに決めつつも、、、マナムスメが欲する醤油ラーメンでは無い事が気がかりです。
「ラーメン、、醤油ぢゃなくてトンコツでもイイか？」
「トンカツ？」
「違う違う！ ト・ン・コ・ツ！ ブタさんのホネのオツユ！」
「・・・・・・・・・イイよ。。。」
ハギレが悪い反応ではありましたが、、、イヤだと言っても、もう走り出した汽車は止まらないのです。
鍋で麺を茹で、そのままソコに粉末スープを入れるだけのヤツですから、極めて簡単。
味付けもヘチマも無く、マチガイはありません。
具材は何もついていませんから、それはどうにかしなければ。
冷蔵庫にあったのはホウレンソウとニラ。博多風モツ鍋を意識して後者を選んでみました。
茹でただけでは物足りなそうですから、ササっと炒めた訳ですね。
乾燥ものの小口ネギ、これも使いましょう。博多っぽいです。
で、肉っけは・・・・・
ニラと冷凍の豚コマで野菜炒め風にし、ソレをトッピングする手もアタマには浮かんだのですが、、、
「ヘンな野菜が乗ったヤツはイヤ！！」
先ほどのマナムスメの一言が、ソレを許しませんでした。
ぢゃあコレでイイや！ などと選んだのは、、、、ベーコンです。
フライパンで軽く炙ってみると、なんだかソレらしくなりましたよ。
テッペンに刻みニンニク（瓶詰のヤツ）とニンニク辛子味噌（瓶詰・会津産）を乗せ、、、、
ありものトンコツラーメンの完成です！
さっそく食べてみますと・・・・・
麺がダメです。。フニャフニャです。。。
キャンプの際にカミさんが作ったヤツはそれなりにコシがありましたから、、、
明らかなオーバーボイル。。茹ですぎでしょう。。
それには十分に注意したツモリではあったものの、、オタオタと盛りつけているうちにノビてしまったに違いありません。
「こういうのは、フクロに書いてある茹で時間からマイナス１分しなきゃ」
カミさんから説教をうけつつも、、、、
博多ラーメンの麺のあるべき姿を知らない二人たちが、うまいうまいとススっているのが幸いです。。
「博多ラーメンってのはな、ホントは麺が硬く無きゃダメなんだぞ」
「へぇ、そうなんだ」
「フツーよりも硬いヤツが食べたい時には、ソレの注文方法だってあるんだよ」
「どう言うの？」
「硬め、バリ硬、ハリガネ、、、、こんな感じで、どんどん硬くなる」
「ふーん。ハリガネなんて食べにくそうだね」
「タトエだよ、タトエ！ で、ハリガネよりも硬いヤツは何て注文するのか？」
正解は「粉落とし」ですが、、、長男坊はキッパリと即答しました。
「わかった！！ ダイヤモンド！！」
あ、あのぉ、、、それこそ食べにくくありませんでしょうか、オボッチャマ。。。。
ちなみに、「粉落とし」よりも硬い指定で、「ナマ」ってのもあるそうです。
この記事へのコメント
ayashi
何気にベーコン入のラーメンも旨そうですね。
・・・自分は明日から博多出張なので、本場の豚骨ラーメン食べてきま～す。
おぎひま
おおおっ！ 博多出張ですか！
思いっきりホンモノをご堪能くださいな。
ああウラヤマしい。。