そのようなメニューがあるのは知っていました。
何気に惹かれてはいたものの、、、
480円という割高感から手が出なかったんです。
だって、牛より豚が高いなんて。。。。
でも、食べてみる事にしたんです。
なぜ食べる気になったのかと言いますと、、、、、
前日のヒルメシはゼイタクして夢うさぎの特製らーめんなどを食べちゃったのです。
出費は950円、、、それから考えれば豚丼なんぞ半額ですよ！ ハンガク！
割高感どころか、ドエラく安く感じてしまったんです。
相変わらず、思いっきりセコくてスミマセン。。
さて。コレが登場した豚丼です。
かつてBSE騒動の時に、吉野家が苦渋の選択で出した豚丼とは大いに違いますね。
だってソレは、入手困難になった牛肉の代替えドンブリ。
それに対して、これは「十勝仕立て」と銘打っただけあって、方向性が違うんです。
いわゆる、帯広の豚丼を目指している訳ですね。
帯広の豚丼とは、豚の照り焼きがゴハンに乗ったヤツですよ。
鰻丼のウナギを豚に変えたイメージ、、、そんな感じでしょうか。
昭和８年、帯広の老舗「ぱんちょう」が発案したのが最初だと言われています。
しかし、帯広ローカルな存在である時代が長く続き、、、、
全国に知れ渡ったのは、それほど昔では無い模様です。
それまでは、札幌の住人でさえ「帯広豚丼？ なにそれ？」状態だったと聞きますし。
で、、、吉野家の豚丼の感想は、、、、
確かに独特の甘辛な味わいは激しく具合イイのですが、、、
豚肉、薄っっ！
その一言に尽きましょう。。
代替え豚丼ならともかく、十勝仕立てをアピールするんでしたら、もっと、もっと豚っけをください！！
錦糸町の十勝帯広牧場 帯広亭で食べた豚丼に負けていますって。
それはラーメンのオマケですからサイズはミニながら、、、豚のタクマシさは勝っていますもの。
ま、まあ、とにかく豚丼はキモチよく頂けました。
ソレが大事です。この値段ですからモンクはありません。
ああシヤワセシヤワセ。豚丼バンザイ！
散々とノーガキを垂れたワタクシではありますが、、、、
帯広豚丼の経験は、帯広亭と今回の吉野家、この2杯が全てなんです。
毎年のように北海道をバイクで徘徊していた頃には、帯広豚丼なるモノの存在は知らず、、、
ソレがチラホラと耳に聞こえたきたのは、ワタクシの旅の末期の頃。
出遅れているうちに、観光客が群がる人気ドンブリに成長していました。
ある年、、、
「今年こそは、ソレを食べてみようぢゃないか！」
などとイキゴみ、帯広に立ち寄って有名店に向かってみても、、、
並ぶ気にもならない大行列のアリサマだったんです。
「来年こそ・・・」
そんな誓いを胸に東京に帰った年、ドタバタと家庭を持つ事になりまして、、、
それが最後の北海道ツーリングになってしまったんです。。
ああ、本場のヤツを思いっきり食べたい！！
錦糸町の帯広亭？
アレは本場ではありません。。
元禄寿司などを営む、東京のカイシャです。。。
参考：元祖 豚丼のぱんちょう（グルメ街道十勝）
http://www.tokachi-gurume.jp/pantyo.html
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