世界でも名だたる銅山だった(らしい)足尾銅山。
閉山してから今年が丁度40年目になりますが、、、
まだまだ、その痕跡はタップリと残っております。
世界遺産登録を目指しているとの事ですので・・・・
登録されて混んじゃう前に行っときましょう。
ココの遺跡としての価値は、果たしてマナムスメに理解できますでしょうか。。
足尾銅山の基礎をキッチリと押さえる為には、まずはココしかないでしょう。
オヤクソクのように、「足尾銅山観光」に訪問してみました。
なにしろ、ホンモノの坑道やトロッコなどが残されているんです。
観光客を乗せたトロッコの終着駅が、↓の写真です。
坑内駅はオソロシい程に寒く、、、、、夏場でもTシャツ1枚ではキケンです。
天井からは水がシタタリ落ちてきて、寒いやら冷たいやら。。。
ちなみに、10数年ほど前に訪れた時よりも、トロッコの走行距離が延長されているぢゃないですか。
長くなったのは坑外側ではあるものの、、アブト式区間が設けられるなどの工夫が為されていました。
残念ながら、坑内の写真はこれだけです。。
中の様子は、、、、坑内の至る所に人形がウゴめいていました。
それは、江戸時代から昭和にかけての坑内作業員の皆様です。
ボタンを押すと動いたり(説明口調で)しゃべったりしてくれるんです。
その意味が判ろうが判るまいが、、とにかくボタンが押せれば嬉しいマナムスメ。
コドモって、みんなそうですよね。。
「おそとにでられるのか、しんぱいになっちゃった・・・」
などとホザきつつ、地上に出ればコッチのものでしょう。
展示されていたトロッコに乗り込んで大ハシャギです。
参考:足尾銅山観光(日光観光協会のサイト)
銅が採掘されていたのは、「備前楯山」という山の地下だそうです。
坑道の総延長は、なんと1200キロ! 東京から九州まで行けちゃいますよ!!
そんな気の遠くなるほどのトンネルの上にそびえ立つ備前楯山への登山口が↓の写真。
舟石峠のすぐ近くにあります。
歩きですと、峠までがタイヘンですよね。
「熊に注意」なるカンバンも目に入りますし。。。
↓の写真が、舟石峠から見上げた備前楯山の山頂(っぽいところ)です。
ココからですと、ほんのひと登りに見えつつも、、、実態は判りません。
とにかく熊に注意ですよ!
峠の脇にはエラく広い駐車場がありますから、ココまではクルマで来る事をオススメいたします。
それにしても、広すぎる駐車場・・・・・
もしかしたら、何らかの鉱山施設があった痕跡なのかもしれませんね。
駐車場の脇には、峠の名前の元にもなった「舟石」というものがありました。
確かに、舟と言えば舟ですよね。
クマが怖いとクルマの近くから離れようとしなかったマナムスメ、、、、、
コレを見つけたら上に乗らずにはいられなかった模様です。
「せんちょうになる!!」
などと意味不明なオタケビをあげ、、石の上を右往左往しておりました。
峠を降りて、わたらせ渓谷鐵道(旧・足尾線)の終点・間藤駅に立ち寄ってみました。
そしたら、、オソロシいほどの偶然で、列車がやってきたぢゃないですか!!
降りる人は5~6人、、乗った人はゼロ。。
我が家を含めて、ホームをウロつくだけのヒトが8人。。。
なんだか寂しい終着駅でした。。
かつては、間藤駅を通り越して、さらに先まで線路が伸びていました。
足尾本山駅まで続く貨物専用線で、廃止は1998年との事ですから、、、、
思いのほか最近までは現役だったのですね。
もっとも、1989年以降は一本の列車も走っていなかったそうですが。。。
今では間藤駅構内に線路止めが設けられていました。
踏み切りもご覧の通り、アスファルトに埋没しています。
とにかく、、、、
やたら「跡」ばかりが目立つ足尾の街ですが・・・・・
目指す世界遺産の登録項目は、「負の遺産」なんですって。
やっぱり背筋が寒いです。。。。
足尾銅山の小滝抗側のスポットは、コチラを見てやってくださいな。
この記事へのコメント
ジャムおじちゃん
今週の日曜日に行ってきました。
社員旅行だったんですが、、、
大間々からトロッコ列車に揺られつつ、
足尾銅山、、、
まさに納涼スポットでした。
弊社の社員旅行は呑んで、麻雀やってがメインイベントなので、観光は二の次なんですよね(汗)
おぎひま
おおっ!!行かれていましたか!!
日曜日ですと、まさにニアミスですね。
我が家が銅山観光に行ったのは土曜日。
そして日曜日は足尾界隈をブラブラしていました。
間藤駅にいたのは9:30頃ですから、
2時間半ほどズレていれば、トロッコと遭遇!
いやはや、キグウですね。。