金曜日の夜から、「タマが痛い!」と股間を抑える長男坊。
カミさんがチェックすると、ドエラく張れているんです。
オトォチャンもオカァチャンも、すでにビールなど飲んじゃってるものですから、
「明日にしよう」
などと、様子見を決め込んでいたんです。。。
土曜日の朝。
「昨日ほどじゃないけど、まだ痛い」
という長男坊を連れて、近所の泌尿器科へ。
「センセイに見てもらった後、おヒルは何を食べたい?」
ノンキに構えていたのも、、診察か始まったら一変!
「睾丸捻転かもしれない! コレはウチでは手におえない! デカい病院へ!」
アーもスーもなく紹介状を書かれ、
「早く行きなさい! 今すぐっ! おらぁ!」
激しくセカされる始末。
睾丸捻転とは、タマがよじれて血管がしめつけられ、
数期間も放置していたらタマが壊死してしまうオソロシい病気なのだとか。
ワタクシも長男坊も、短パン・サンダルという近所のオサンポスタイルでしたが、
とにかく、そのまま紹介状を書かれた病院に向かったのです。
紹介先は、長男坊が小児眼科に定期的に通っている順天堂病院。
よぉぉく知ってる病院ではありますが、いつもとは緊急性が違います。
一つ一つの手続きにイラつきつつ、、
「エコー検査」「血液検査」「レントゲン検査」
次々とコマさせられた結果・・・・
「まさに睾丸捻転の疑いです! 手術しましょう、手術! 切っちゃいましょう!」
「き、切っちゃうって何を」
「タマを取り出して調べるんです。ソレしかありません」
「ど、どひゃぁ! 何のための検査だったの?」
ソッコーで入院手続き、手術の手続きがとられ・・・
全身麻酔で手術室に運ばれる長男坊。。
「ヤダ! 切られるのヤダ! 痛いのヤダ!」
最後までオトォチャンの手を握り締め、、、、
ああ、イタタマレナイことこの上もありません。
「お子様は、睾丸垂捻転でした」
手術室に呼び出され、そのような説明を受けたのですが・・・・
いわゆる、インフォームド・コンセントってヤツでしょうか、、、
ナマナマしいデジカメ映像を次々と見せられるんです。
長男坊のタマの中身の写真とか。。。
オエッ!
睾丸垂捻転とは、睾丸にくっついているオマケなような「睾丸垂」の炎症だそうで、
確かに邪悪そうな赤黒さに変色していました。
「キッチリと取りましたから」
ビンに入れられた実物も見せられ・・・・
ますますオエッ!
カンペキに全身麻酔が切れるまでは飲食禁止と言う事で、、、
検査の為の断食も含めて、アサメシ以降は飲まず食わずだった長男坊。
夜の10時になって、やっと水とヨーグルトを口にする事が出来ました。
とにかく、慌しい一日でした。
こうして、長男坊にとっては初めての入院生活がスタートしたのです。
その2へ。
この記事へのコメント
医学生
睾丸捻転症は数時間以内(基本的に6時間がゴールデンアワー)であれば、切除せずに済みましたのに。
もし医者が見逃していたなら医療訴訟になります。
余計なお世話かも知れませんが、股間や心臓関係など、特にお子さんの将来に関わる病気についてはもう少し神経質でいいのではないかと思います。
大事にしてやって下さい。(大事に思っているとは思いますので、気に障ったのでしたら大変すみません。)
医学生
睾丸垂捻転です。すみません。
ちなみに、精巣捻転も同じ症状が出て、精巣を切っちゃわないといけないので、そちらにもお気をつけ下さいね。
おぎひま
救急車を呼ぶべきでしたか。。。
七転八倒の苦しみでは無かったので、明日でもイイやと思ってしまった次第です。
そのような病気がある事すら知らず、、、
無知だった訳ですね。。
まさに、コドモの将来に大きくかかわる出来事・・・
気を付けたいと思います。
専門的なご意見、ありがとうございました。