渋谷でシゴトだったチャンスを生かし、ヒルメシはコチラにキマリでしょう。
「味噌自慢 麺は絶品 接客は・・・」
そんなフレーズをアタマに浮かべる、味噌ラーメンの有名店なのです。
13:10頃の到着で、店外待ち3名。
メニューの束を手渡してきたスタッフは、そのままメモを手に構えています。
待たせるのもナニですんで、目に付いた掲題のモノを注文しました。
「ラーメンでよろしいんですか?」
などと再確認されたのですが、なるほど、
後にカウンター席に座ったところ、先客はほぼ全員が「つけ麺」でした。
「ハイッ、ミソタマァ」
などと、厨房内を仕切っているオバチャンから手渡されたドンブリ。
具材はモヤシ、ハクサイ、ネギ、タマネギ、水菜、味玉、チャーシュー。
さっそくスープを・・・・
なるほどねぇ。。。
味噌はキチンと存在感を示しているものの、
輪郭がハッキリしないと言いますか、ポヤポヤァンとしてると言いますか、
なんだか妙にオシトヤカなイメージなのです。
アブラっけ、辛さ、甘さ、ショッパさ、どれもこれも突出する事がなく、
飛びぬけたスターの存在を許さない、全員野球なスープですね。
老舗の名にかけて完成され尽くしたシロモノなんでしょうが、
ある意味、オモシロみに欠けるといえばそんな感じです。
それに比べて、麺は予想を上回る圧巻さでした。
中太のソレは暴力的に硬い仕上がりで、これは気合が必要なほど。
マトモに食べたらアゴが疲労する事はマチガイなしでしょうが、
量がチョボチョボなんで助かりました(謎)
とにかく、これだけでもカンゲキもののウマさです。
具材の中では味玉が印象的です。
丸々一個入っていたソレにカジりつくと、
トロンロトンの黄身と心地よいショッパさに思わず背筋が伸びてしまいます。
最初は入っていないように見えたチャーシューですが、
これは暖める工夫でしょうか、ドンブリの底からデカいのが出てきました。
ロースか何かのカタマリ系のヤツで、やはりウマいです。
ううむ、何と言ってもコチラは麺が主役なんでしょうね。
それで「つけ麺」が絶対的多数派だったのも納得です。
ラーメン派のワタクシでもキッチリと満足は出来ましたが・・・
高い! 少ない!
これだけは言わずにいられません。
ちなみに、ウワサの接客ですが・・・・
少なくとも、ワタクシは不快な光景には遭遇しませんでした。
フツーというか、むしろ丁寧な部類にさえ感じたのですが、
それは、たまたま居合わせたスタッフにもよるのかもしれません。
ただ、仕切っていたオバチャンのトーク、これがカギに思えたのです。
フレンドリーな口調で、気さくに客に話しかけるのですが・・・
(指定されたのとは違う席に座ってしまった客に対して)
オバ「アラッ、ソッチに座っちゃったのぉ?」
客 「あっ、すいません」
オバ「女性の隣に座りたかったのよね?」
隣の妙齢の女性「あらやだぁ! うふふふふ」
客 「ア、アハハ、ハハ。。。。」
そんなヤリトリがありました。
これを「店と客との楽しい語らい」と取るか「客をオチョクる行為」と取るか、
そのあたりは当人次第なんでしょうね。
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