この写真の密林の中に、掲題のネコが3匹ほど潜んでいます。
判りますでしょうか?
もちろん、「アオミヤマネコ」なるモノなどは存在しません。
写っているのはフツーのノラネコです。
植込みの中、親子で思い切りくつろぐ姿に、思わずシャッターを押してしまいました。
所詮はノラですからイロイロと厳しい出来事が待ち受けているのかもしれませんが、
なんとか平和に行き続けて貰いたいものです。
まあ、野生のイキモノは、そうは簡単にヘコたれないのかもしれません。
北海道の知床半島では、観光客からのエサを求めて、
道端にキタキツネが出てきてコビを売ったりします。
しかし、
「絶対にエサをやらないでください」
などとカンバンに書かれています。
コレは「エキノコックス」などの寄生虫の感染を防ぐ為に重要な事です。
この「餌付け禁止」の理由を
「観光客からのエサに慣れたキツネは、自然界で生きれなくなるから」
などという説もあるようですが、ソレはマチガイなのだそうです。
確かに知床五湖周辺の道路は冬季閉鎖され、観光客からのエサは皆無です。
でも、彼らはキチンと生きています。
調査用の発信器を着けられたキツネが、厳冬の知床連山を越え、
標津あたりで見つかるケースもあったとか。
つまり彼らは、
「エサをくれるんなら貰っとこうか」
程度の感覚で、無きゃ無いで自分でタクマしく生きていけるようです。
当然ながら、知床の自然自体が破壊されてしまっては話は別ですが。
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