とにかく、ヤミツキになりそうなマッタリした空間なのです。
ニシ浜あたりの海でチャプチャプと漂っていると、何が現実なのか訳が判らなくなります。
いくらマッタリとは言え、ニシ浜、最南端の碑などを効率よく周るには、
それなりの交通手段が必要です。
レンタバイク、レンタチャリが存在しますが、それなりに起伏が多く、
子連れの我が家はレンタバイクを借りました。
宿からテンワをすると、レンタバイク屋のお姉さんがデカいワンボックス車で登場し、
ソレに乗せられてレンタバイク屋さんの店へ。
店先に子ヤギが繋がれ、とてもノドカです。
「ヤギを軒先に繋ぐと臭いよって島の人に言われるんだけど、でもカワイくて・・」
店を営むのはIターンで島にやってきた夫婦。
カミサン用に50ccのスクーターを、そしてオトォチャンと長男坊用には
90ccのスクータと大小2個のヘルメットを貸してくれました。
「お酒呑んだら、絶対に運転しないで下さいね」
50ccの二人乗りやノーヘル走行もしないよう、強く注意されました。
離島に来ると、どうしても気が緩みがちです。
小さな島だし、クルマも少ないし、さりとて交通手段は無いし。
同じ沖縄県のある島では、島民の50cc・ノーヘル・3人乗りも日常化してました。
しかし波照間では、たった一人の駐在さんが厳しく取り締まるとの事です。
子供用ヘルメットを被った長男坊をダッコするような姿勢で前に乗せ、いよいよ出発。
「ボーヤ、ハンドルの真ん中を掴んでね。ハジッコはダメだよ」
レンタバイク屋さんから、最後の注意です。
ハジッコを持たせると、何かのハズミでアクセルを回してしまう危険性があるからです。
現に数日前、親子がウイリーして壁に激突しそうになったのだとか。
正式には、こういう姿勢での二人乗りも違反なのかもしれませんが、
駐在さんと何度かすれ違ったものの、何も言われませんでした。
波照間島の詳細につきましては、メインサイトをご覧下さい。
ぶりぶち探訪(波照間島)
【携帯版からPC版への切替はコチラ】
この記事へのコメント